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【暴論3】批判のための批判ばっかり繰り返す野党っていらなくね?

新型コロナウイルス対策において日本政府の対応は右往左往していてなかなかみっともないことになっている。しかしそれ以上に恥を晒しているのが野党の先生方である。おおよそまともな議論をしておらず、批判のための批判を繰り返し、政治対応の足を引っ張っているだけに見えてしまう。

新型コロナが問題になり始めたときは桜だ、モリカケだと騒ぎ続け、新型コロナの対策を議論しても政府対応に難癖つけるばかり、首相夫人が遊びまわっている批判をする一方で風俗通いをする議員もいた。

前々から思っていたが、このような発想に至る。

ぶっちゃけ野党っていらなくね?

子どものような発想かもしれないが、緊急事態だからこそこんなことを考えてしまう。そんなわけで野党の役割と意義を考えてみた。

1.野党の役割

政党政治において野党の役割は、政権与党の暴走を許さずに言動を監視することだ。また与党と同じように国会議員という国民の代表として政策を検討するべき立場である。だがこれははっきり言えば綺麗事であり、現実的には与党のやることの揚げ足をとり、悪いところを探し、失点の粗探しをすることであったりする。

政治とはトレードオフであり、一つの行動に対して必ず正負の両面が存在する。税金から給付金をばらまけば受取人は喜ぶが、国債、つまり国の借金は増える。新しい法律を施行すれば犯罪を防げるかもしれないが国民の自由は妨げられる。つまり損をする人もいれば得をする人もいるので、必ず批判ができる。むしろ一見万人にとって利益のあるような決定の方がやばいことも多い。

したがって批判をしようとすれば無限にでき、結果として批判のための批判という、極めて非生産的で不毛な議論を続けることができる。これを現野党はしていないかと思う。

2.政党政治

現在の日本政府、というより世界各国は基本的に政党政治である。国政選挙を通じて議会で多数を得た政党が政権を担当する。今で言うと衆議院議席で自民党が284、公明党が29、参議院で自民党が113、公明党が28である。基本的に与党は議席の過半数を握っている。

逆に言うと自民党にいれば無能であっても与党のそこそこの地位に立つこともできる。しかし野党にいる限り(現状況では政権交代は難しいので)総理大臣はもちろん、各大臣になることもできない。実際、えーこの人?と思う人が大臣である例は多い。企業で言えば正規社員と非正規社員のようなものかもしれない。

このような環境下で建設的な政策を考えろと言う方が無理なのかもしれない。批判しかする仕事がなければ、それに特化してしまうのもやむを得ないのかもしれない。実際野党の先生方の中には、あまりに批判が板につき過ぎている人もいる。もし蓮舫議員の追求とか受けたら、私なら30秒で泣いてしまうだろう。

3.比例代表選挙の愚

政党政治の愚劣なところの一つに比例代表選挙がある。この制度は個人ではなく政党に投票するものだが、この制度によって個人で落選したのに比例代表選挙で復活当選することがある。

もし安倍総理大臣が本当にダメなら国会議員選挙で落選させられればいい。しかし比例代表選挙があればほぼ不可能である(さすがに世論が反発するだろうが)

4.独裁政治の恐怖

野党がなくなったら心配されるのが、独裁政治である。もし野党がなくなり批判するものが国会からいなくなれば、与党がやりたい放題をするのではないかと懸念する人は多いだろう。しかし現実問題として与党は議席の過半数を握っているので、理屈の上では勝手に採決できる。それをしないのは一応日本は民主主義なので、あんまり無茶なことをすれば次の選挙で落ちるからである。

安倍総理大臣を独裁者と呼ぶ人もいるが、はっきり言えば甘い。あれほど弱々しい独裁者がいるだろうか?ネットやテレビで公然と批判をできる人は独裁者とは言えない。北朝鮮では金正恩氏の悪口を言えば速攻で死刑、中国ではネットを監視し、悪口や批判の検索すらできない。もし香港人にこんな話をすれば、笑われるどころか、怒られるだろう。彼らは政権批判するのに命がけである。

5.結論

結論としてはやっぱり野党、というか政党政治はやめてほしい。まともに議論をして、与野党という立場の違いではなく、政策の中身で判断をして欲しいというのが、一国民としての願いである。

ちなみにQ&AサイトQuoraにて質問を投げかけたところ、以下のように回答をいただいた。回答して頂いた皆様ありがとうございます。やはり野党をなくすと一党独裁になるというご意見が多い。一方で今の野党はだらしなさすぎるというのも多い。


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