9月30日(土)晴れのち曇りのち雨

土曜日ですがお仕事です。公園で岡倉天心の像に見守られながら昼食を取りました。蟻が袖から入っていって出てきません。
自分らしくいたいという文章を読んで、自分らしさってなんだろうと思いました。私は多分、私らしくはあるけど、その私というのは、人が好き、愚痴を言わない、大抵のことは笑って許す、ほのぼの、などの特徴があって、自分の中ではこれは設定に近い。もちろん完全に別人という訳ではないし、事実との線引きは難しいけれど、他人が受けているであろうイメージ、枠からはみ出さないように生きている感じ。文章も発言も行動も、もっと嫌われにいけよと思う。「蟻が袖から入っていって出てきません」この発言、誰が好きで誰が嫌いなんですか。ギャルが好かれるのは、蟻きも!って言うからですよね。私は嘘をついている訳ではないけど本当のことを何も言わない、言わなすぎる。私が枠に留まって話したり行動したりしている間、別の私が箱の奥底に閉じ込められたムーディ先生みたいに、ここから出せと叫んでいる。いつも結論はもっと自分の思っていることを言う、になってしまう。私はいつになったら本当のことを言うんだろう。本当のことだけを言って人に好かれたり嫌われたりしたい。嫌われたらかなしいけどずっと本当のことを言わずにいることの方がかなしくて虚しい。人を好きな時もあるしどうでもいい時もある、誰も連絡してくんなと思う時もあるし、愚痴を言いたい時もある、相手が反応に困るだろうと思って言わないけどやっぱり言ってみたい、私が困ってるから困って欲しい、へらへら笑って許してるけど許したくないことなんて山ほどある、怒るべきところで怒りたいし、全然ほのぼのもしていない、死んだ顔で靴下を脱いだりする。私は本当のことだけを言いたい!本当のことだけを言いたい!!

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