たまこ

生き急ぐなって〜

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最近の記事

言葉とは精神であり、精神とは言葉である

 昨日映画を観たのでFilmarks(ここではFilmarksとは何か、についての言及は避けたいと思います)に記録していた。今年1本目、いや2本目の映画だ。何を観たのか、についての言及はここでは差し控えたい。なぜそれらについて言及しない選択を取ったかについての言及も、ここではしない。  記録した後、他の人のレビューも何気なしに見ていた。  そこで起こった事象は、つまりこういうことだった。  ”誤字がある文章を見た。その瞬間に読む気力が無に帰してしまった”  誤字。変換のミ

    • 2023 自由研究#01(8/7)

      ーーーーーーー振り返りーーーーーーー  自由研究をやっている。インスタグラム(以下、インスタ)のアプリを消してからの心境の変化について観察しているのだ。 ーーーーーーー振り返りーーーーーーー 🟠実際の数値 以下は、この1週間ウェブからインスタを見た回数をグラフにしたものである。  「いや、まあまあログインしとるやないかい」というツッコミが聞こえてきたが、自分の心の声かもしれない。 🟠ログインをしてしまう原因 なぜ辞めておくといっておきながら、こそこそと見てしまうのか。そ

      • 2023自由研究#0 (7月31日)

        🟠はじめに 2023年7月31日。かねてよりやろうやろうと思ってできていなかった自由研究を始めることとする。誰かに見せなければやらないという甘えた考えからの背水の陣。なぜ自由研究かというと、なんか、いいじゃないですか、自由研究って。  そりゃ、小学生の頃のハナタレの俺に、未来からやってきた24歳の俺から「お前が苦しんでやっている自由研究について、よく考えてみ。意外とおもろいで。自由に好奇心を働かせて、探究していいんやで。多分本気でやれば、ものすごい充実した時間になるで」と言

        • 紀行番組のイイ塩梅

          (※極めて駄文です) Ⅰ.その出会い なぜだろう、小学生の頃とても好きだった。金曜の夜、クレヨンしんちゃんが終わってから5分だけ流れる『世界の車窓から』という番組が。  テレッテッテッテ〜レレ〜♪という、オープニングのあのメロディを聞くだけで気分が高揚していたのを今でも覚えている。「コレコレ、このメロディで金曜の夜って実感できるんよな〜」などと、小学生の分際で思っていた。  当時は番組が5分しかない事にもどかしさを感じていたが、逆にその短さが良かったりもした。あの、暮らしの

        言葉とは精神であり、精神とは言葉である

          ジャムとタクシー

           1年前ぐらいにタクシー運転手のおじちゃんと話した内容を、ふと思い出した。  運転手は、お見合い結婚をしたらしい。70過ぎと言っていた記憶がある。その当時、お見合い結婚は主流だったと話していた。  「自分で結婚する人を選べないって、不自由じゃないですか」と聞くと、「今の人はそう思うのかもね。でも私は妻を愛しているし、幸せだよ」という。  その時に驚いたことを、机でぼーっとしている時に、思い出した。  この話はもう少し抽象化すると、「自由と不自由」の問題となる。  世間(特に

          ジャムとタクシー

          不労所得入門

          不労所得を得ようと躍起になっている人を見かける。 株式・不動産投資や情報商材、マルチ商法など界隈が彼らの生息地だ。 一概に彼らのことを「不労所得主義者」と括ることはできないであろうが、私が見聞きする限り彼らは「働かずに月収何万円を得よう」だとか「お金と時間から自由になろう」といった類の宣伝文句に弱いため、多くは不労とお金を望んでいるのだろう。 不労所得とは、改めていう必要はないが、働かずにして得る収入のことである。よって不労所得主義者が求めることは「働かないこと」と「お金」

          不労所得入門

          AM2:00にサッカーすな

           今さっき5000字のレポートを終わらせて、一人暮らし8畳ほどのワンルームに左手を丸め込んでグッと力を入れたやつ(俗にいう握り拳)を天高く独りで突き上げたところです。一瞬自分で自分にとても引いたけど、2秒後に「握り拳2つ目からはやばいこととする」って思い直してなんなく精神を保つことに成功しました。1個ならまだ耐え。  「自分を語ることは不健康なことだ」と小説家村上龍がおっしゃっていたので、自分を語ることに抵抗があるのやけど、ゆらゆら帝国の「あえて抵抗しない」という曲も好きや

          AM2:00にサッカーすな

          あえて泥団子を作り、愛でる

           ムダな時間、ムダなもの、ムダな考え。「そんなことしてもムダムダ!」「なんで煙草なんか吸ってんのよ、ムダだからやめなさい!」「あんなクソ男と付き合った時間、ムダだったわ!」「嫌いな人と喋るなんてムダムダ〜」  世の中、無駄は犯罪であるかのように捉えられる。  無駄が嫌いだとはよく聞くが、無駄を好む人はほとんど見たことも聞いたこともない。彼は今すぐにでも泥団子を作りたいほどに、無駄を愛している。壊れることを前提に作られる泥団子は、無駄の象徴だ。  そんな今日も、今この瞬間も、

          あえて泥団子を作り、愛でる

          現世をワガモノ顔で彷徨くバケモノ

           「あんたは根本に諦めとか、失敗を笑うところがある」と、LINEで姉と話している時に言われ、なるほどと思った。  性格形成は中学生ごろで大体完成してしまうとむかし本で読んだことがあり、それを割と信じている。それによって、中学生以上の人に何を言っても、基本的に変わらないと思っている。表面的、一時的に変わるかもしれないが、根本が変わることはおそらくないと思っている。  こうした考えを持っているから、根本に「諦め」があると思われたのだろうか。言動に思想は反映される。 *  諦

          現世をワガモノ顔で彷徨くバケモノ

          「なんもアップデートされてないやん」

           Macbookをアップデートした。すげえでかいアプデで、めちゃ時間かかるやつ。
 アプデするための容量が残っていなかったので、使わなくなったファイルなどを削除。満を持してのインストール。アプデ完了。
 おー、キレイになっている。なんか洗練されている、感じがする。 
 いろいろ細かいところが変わっているなあ。あれ、バッテリーの残量が数字で表示されなくなっている。  戻したいなと思い、ネットで調べる。ふむ。この設定からいじるのね。ちょっとだるう。  使用して約2週間。猛烈に「前

          「なんもアップデートされてないやん」

          吉本ばなな的幸福!

           「幸福とは、自分が実はひとりだということを、なるべく感じなくていい人生だ」  吉本ばななの『キッチン』の一節だ。  そうそう!そうなんですよ。  みんな孤独を嫌悪し、孤独から逃げようとする。それはもちろん、一時的にでも「幸福」になろうとする逃避行動である。当たり前なのかもしれない。 *
*  好きでもないやつと寝たり、とりあえず群れたりする人は、幸福でありたいのだ。幸福でありたいということは、今、幸福を実感できていないということだ。幸福に飢えているということだ(飢えから発せ

          吉本ばなな的幸福!

          僕が嫌いなもの

           僕は「丁寧なくらし」をする人を崇拝する風潮が、あまり好きになれない。 なぜだろうと考えてみると、そういう人たちから自由さを感じられないからだ、と思った。    僕は以前までモノが好きだった。服を見るのも好きだったし、雑貨屋さんには2時間ぐらい居ても苦痛ではなかった。ブランドものの商品が欲しいと思うこともよくあった。  しかし『Fight Club』という映画を観てから、その価値観が揺らいだ。揺らぎは今も続いている。 その映画は「自分が何を大切にして生きていくのか」を考えさせ

          僕が嫌いなもの