【短編SF小説】2050年の生活①
今日も猫が可愛い。全部が好き。
ふわふわしているし、良い匂いがする。
目も耳も脚も、完璧すぎるデザイン。
これに関しては神様のセンスに脱帽しまくる。
こんなに可愛い生物なのに
歩き方と目つきは堂々としたもので
まるでこの世界は自分の為に回っていると言わんばかりにとても誇り高く美しい。
「猫」もう文字すら可愛く思えてきた。
「Cat」「Gato」言語が異なったとしても
とにかく全部が可愛い。好き。
猫には私と同じで、平日も休日もないから
毎日、寝たり食べたり遊んだりしてい