桜
気がついたら周りからおいてけぼり
冬眠から目覚めたばっかなの私
正しいがどっちかもわからないまま
誘導されるまま
「ああ、春だなぁ」なんて 今年は思ってない
でも桜綺麗だったな
そしてまるで桜なんかじゃなかったみたいに 夏を迎える
きらきら輝く季節が来る頃には 君ともうまく話せるかな
尖った青葉が光に反射する
君はそうね 私はこう それでいいって 言えるようになりたいのに
さっきまで見ていたなんて嘘みたい
通りすがり 吸い込んだシャンプーの香りもとう消えて
ああ 夢みたい
心を約束する魔法がほしい
考えてること解る頭ほしい
気持ちを閉じ込めておける箱がほしい
ほしいな
自分の気持ちに正直でいたい
自信を持てる何かを持ってみたい
なりたい私になりたい
いっそ戻りたい もっと正しい私に
もう会えなくてもいいや
もう愛されなくてもいいや
消えてしまえ世界も終われ、も
全部思い通りになったらいいなの言い換え
いい加減に 目を覚まして
きらきら輝く夏が来る頃には君と
尖った青葉が光に反射する 君はそうだね
ひらひら花咲く季節が来る頃には 君の隣で歩いていたい
湿った地面に足が沈んでく
君が大事なら 同じがいいなんて思わずにいたい
きらきら輝く季節が来る頃には 君ともうまく話せるかな
尖った青葉が光に反射する
君はそうね 私はこう それがいいって 言えるようになりたいのに
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