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めずらしく憤慨しています。|藤原竜也のラジオについて

2019年1月19日から藤原竜也のラジオがTBSラジオで始まった。
朝5時の生島ヒロシ「おはよう一直線」で始まって深夜3時の池田めぐみ「FINE!」で終わる生活が理想と考える自称TBSラジオヘビーリスナーの私としては、かの藤原竜也がラジオをする、また俳優がTBSラジオでパーソナリティを行う(TBSラジオでは俳優のパーソナリティは少ない。吉永小百合くらい。)と言うことで本当に気になっていた。もう心はあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛という状態である。とにかく楽しみ。

楽しみに楽しみを重ねた結果、
初放送から3週間聞き続け、

私はめずらしく憤慨している。


あれ、テンション低すぎない…?

1月19日土曜日の深夜0時。息をするような感覚でスマホからradikoを立ち上げ、チャンネルを周波数954㎐に変える。

「藤原竜也のラジオ〜〜!」と言う非常に掠れた から元気のような声で番組が始まった。いや正直に言うと番組が始まったのかどうかもよくわからなかった。番組イントロ曲もなし、SEもなし、なんだか不機嫌そうな藤原竜也の声が1Kの静かな部屋に響き渡る。

これは…あれか?
かの火曜JUNK爆笑問題カーボーイ的なタイトルコールの前に若干のトークするスタイルなのか?突然時間になると太田光のしゃがれ声が聞こえ始めて「何これ」と一度疑問に思った後、時計をみて「25時…あ、爆笑問題のラジオね」と一回確認しないといけない系のあれか?ただあの入りは重鎮の”声だけで「あ〜、あいつか」とリスナーに認知させられるラジオパーソナリティ”にしか許されない技ではないのか!?藤原竜也というラジオ界ではペーペーのやつが許される技なのか…?


誰・・・誰なの…?

そんなことをぶつぶつ頭の片隅で考えながら、
「いや〜始まりましたね。」と言う聞き慣れた彼の声から近況や一人語りが続くのかと思いきや、突然の別の男性の笑い声。

一瞬ん?と時が止まる。あれ、これは藤原竜也のラジオのはず…。

どうやら笑い屋のようである。
笑い屋とはラジオなどにおいてパーソナリティの話に笑いを添える人物。しゃべらない、ただただ笑い声を響かせる。皆さんの中にもバラエティでVTRの節々に「ええ〜!」とかいう大げさな声を聞いたことがあるはず。あの役割だ。いくら30分番組とはいえ1人で喋りきるのは喋りが生業の人でも難しい。笑い屋は話者のちょっとした空白の間を繋いだり話を盛り上げるのに重要な役割なのである。

そんなことを考えている間も、ぼんやりとした竜也の話は続く。
竜也「30分前まで稽古していて…本当さっき終わってそのまま連れてこられたんですよね、お茶も飲ませてもらえない」
A「稽古がまだ続いているのかも」
竜也「あーそうかもね稽古がまだ続いているのか」
A「あははは」

…お前、しゃべるのか、

笑い屋じゃないのか!あ〜…なるほど、放送作家の方かな?福山雅治のオールナイトニッポンのお相手である荘口彰久アナウンサーのポジション的な?アシスタントと一緒に会話をして番組を進行していくスタンスなのかもしれない。だが、1番の問題が残っている。

……お前…誰だ……


開始5分でのキラーカード発動

竜也「ちょっと僕不慣れなんで…サポートお願いしますよ」
B「…そっすよね…どうなんですか、最近」
竜也「…最近…?」

なんかおじさんの声もう1人聞こえるんだが!
…どうやらアシスタントは複数人いるらしい。
いや、それよりも、それよりもだ、

話のパス雑すぎないか…!

「どうなんですか…最近」なんて取引先との接待中に会話に困った時にしか使ってはいけないキラーカードではないのか。もう困りに困り果てた先に使える必至覚悟の技なはずだ。それを初回の開始5分に使用すると言うなんともいえない荒技が展開される。…その証拠に竜也黙っちゃったじゃんか…ほらぁ…。頑張れ、竜也。

ようやく、暴投気味の話の振りを転びつつも受け止め、ファンも喜ぶような竜也の近況が語られ(正直どうでもいいような稽古事情だったが)、話はラジオの方針に移る。

竜也「タイトルも決まってないんですよね〜このラジオ」
わかるよ、この流れはAKBよろしくリスナーと番組成立までを作っていって愛着を持たせると言う…
竜也「いや、もう時間がないので僕が決めますけど、『藤原竜也のラジオ』っていいと思うんですよね、シンプルで。決定!

決まってしまうのか〜〜〜〜い!
決まっちゃったよ、決まってしまったよ…。リスナーもへったくれもなかったよ…レーニンもびっくりの独裁政権だったのね…

そんなこんなで30分の番組は終了。

もう憤慨!!!憤慨です!!!

せっかく天下の藤原竜也のラジオだって言うから期待してきたのですが、ちょっと憤慨気味です。持論ですがラジオの面白さは「JUNK」のリスナーとの双方コミュニケーションか「神田松之丞」の卓越した1人・グループでの語りの要素にあると思っています。みんなで笑いを作り上げるアットホーム感か磨きに磨かれた話のスキルを披露する場。もちろん、「道上洋三の健康道場」みたいにこれらが揃ってない番組だってたくさんありますが、絶対面白いコンテンツを持っているのになんだかもったいないなぁと(何様)。


でも聞いてしまう、悔しいけど癖がつよい!

それでも、何週間も聞いてしまうのは、要所要所のフリートークに藤原竜也の名言が差し込まれていること。

一番刺さったのは(何の件か忘れてしまったけれど、)この言葉。

"ネットもテレビも信じるな。自分の頭で考えろ。"

いろんな人がいっているもう何番煎じかもわからないようなフレーズなのに、藤原竜也が言う重みは強い。強すぎる。これだけグダグダな進行なのに、こう言う突然のキラーコンテンツが出てくるのはちょっとずるい。ガチャを引いた時にSSRが出てきて引くのをやめられなくなっちゃう感じ。

土曜日の24時、眠い時にはradikoのフリータイムで、暇なら聞いてみて、
感想を話し合えたらいいなあ、と思ってます。

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いとうという名前でいろいろ書き綴ってます。ミスiD2019 文芸賞。物書きと被写体と映像と服作りとマルチクリエイターを気取ってます。

コメント2件

逆にきいてみたくなりました。。
池田めぐみさん、海保知里さん、今は月火は男性の方がfine担当ですよね。木曜ジャンクのおぎやはぎのめがねびいきは毎週聴いてて笑ってます。♩TBS、いいですよね。22時のセッション22の前のDIGも好きでした♩
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