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向いている仕事が分からない、就活生。

自分に向いている仕事がわかりません。

これはキャリアアドバイザーとして働くなかで多くの就活生から寄せられる質問だけど、かなりの"難問"なため、正直これといった答えを出せずにいた。

でも、そもそも就活生は働いた経験がないわけで、それなのに「向いている仕事」を考えさせるのは無理があることだよなー。であれば、もっと分かりやすく考える方法はないかなー。

と思っていたところ、おそらく「"得意なスポーツ"くらいの感覚で考えても良いだろうな」とふと思ったので、シェア。

たとえば、野球やサッカーみたいな団体スポーツが得意なら、チームプレーが求められる仕事に適性があるだろうし、

テニスとか卓球が得意なら、個人プレーの仕事のほうがストレスがたまらないかもしれない。

点を取ることに対して闘志が燃えるタイプだったのか、それとも戦術を考えることが楽しかったのか、でも仕事の適性は見えてくる。

もちろん、「小中高大と野球一筋でした!」みたいな人がフリーランスのプログラマーとしてバリバリ働いている例もあるだろうし、一方でテニスが大好きだった人が、企画開発などのチームベースの仕事にやりがいを覚える可能性もある。

でも、ここで言いたいのは「ズバリあなたに向いている仕事はこれです!」といった適性診断みたいなことではなく。

むしろ、仕事選びって「もっと楽に考えても大丈夫だよ」ってことで。

そもそも仕事って、簡単にいうと「自分の時間をたくさん使って、成果を出すために行うこと」

これはスポーツでも一緒だし、なんなら勉強や趣味でも同じことが言えるかもしれない。

「仕事」って聞くとハードルが高いように思うかもしれないけど、実はそんな大したことはない。「自分の時間を費やして、成果を出すための行動」に関しては、おそらくこれまでの人生の中で何度かは経験しているはずだし、その中で実際に結果が出たもの、単純に楽しかったもの、のなかに仕事選びのヒントが隠れているかもしれない。

「仕事=スポーツと考えよう!」というのは少し暴論な気もするけど、「仕事」と聞くとやけに頭が凝り固まってしまい、視野が狭くなってしまう学生さんが多いのもたしか。

なので、まずは頭をリセットする意味でも、「球技大会でどのスポーツに出場しようかな〜」くらいの感覚で仕事を見ることを、オススメします。


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