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韓国料理はチーズの料理?

寒の戻りの日曜日。
温まるものを食べましょうかと、家の近所のとんちゃんに来る。

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東京のリトルコリアの大久保の近くにある街。だからか昔から韓国料理のお店や焼肉店のあるまるエリア。
しかも5年ほど前には韓国大使館が一時期、機能をこの街に移転していたこともあり、そのタイミングでできたお店がこのとんちゃん。
当時は大使館員で連日にぎわっておりました。今は若干静かになった。けれどワザワザこの店を狙ってやってくるおなじみさんが結構いるようで、週末のランチタイムもほどほどにぎやか。
大久保にある本店はサムギョプサル専門店のくさわけで、昼も豚の三枚肉を焼いてもらって食べる人もいたりする。けれど気軽なごはん類や定食ものが用意されてて今日はそれを目当てにきます。

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注文するとおかずがズラリ。一緒にスープがやってくる。

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韓国の練り物「おでん」と大根を牛骨スープで煮たスープ。大根の甘みや風味、おでんの旨味が滲み出し不思議とおいしくなつかしい味。クチュっと潰れる大根がみずみずしくてあったまる。

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石焼ご飯をたのみます。
海鮮チーズ石焼ご飯。なにげなくたのんだのだけど、これが人気の商品らしく次から次へと注文が入っていました。
石焼ビビンパはもうどこでも食べられる料理になった。ちょっと変わったものをと探した先にあるのがこれだった…、ということなんでしょう。
焼いた石釜にこんもり、ご飯。上にたっぷりチーズを乗せて見た目はまるでドリア、グラタンみたいに見える。

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辛子味噌を混ぜながらスプーン2本をつかってガシガシ混ぜて焼く。
とろけたチーズが焼けた石肌にあたって焦げて、ジュージューバチバチ、激しい音と一緒においしい香りがしてくる。
具材はエビにアサリにイカ。豚バラ肉にもやしのナムルや青菜にニンジン。混ざったところで食べるととろりとチーズの旨味や香りが強烈。パラパラとしたご飯を覆って口の中に広がっていく。いろんな素材の味や食感がしはするのだけどチーズがすべてを塗り込める。

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味噌チゲをお供にハフハフ食べる。小さな石鍋がグラグラ沸騰しながらやってくる韓国味噌をそのまま溶かして仕上げた汁。出汁をとったいりこもゴロゴロ入ってて、具材のメインは豆腐、それからじゃがいもで青唐辛子が刻んでたっぷりはいっているからピリピリ辛い。辛さと一緒に味噌の旨味がお腹にしみる。汗が出る。

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それからキムチチャーハンも。卵をよく焼いて下さい…、ってお願いしたら黄身が黄金色したレースの縁のように仕上がり、サクサクおいしい。サムギョプサルの〆で作ってもらうチャーハンみたいな風味。刻んだキムチに細かく切った豚バラ肉。ネギやピーマンも細かく刻まれ、それら渾然一体となりサムギョプサル風の味を作っているのでしょう。キムチの酸味が食欲沸かす。腹一杯になりました。


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