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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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#和朝食

早起きのご褒美。田んぼの朝ごはん

早起きし過ぎて時間をいささかもてあまし町をブラブラ。新宿御苑をブラブラできればいいのだけれど残念ながら開園時間は朝の9時。 だから朝の歌舞伎町やら新宿駅を見ながら歩き、お腹空かせて代々木まできた。 「おひつ膳田んぼ」の開店時間が朝8時。それに合わせて飛び込んだ。 朝の御膳を注文し南高梅を追加した。 人気の店です。開店と同時にほぼ満席になり厨房は大忙し。熱いお茶で冷えた手を体をあたためのんびり待ちます。 インバウンドさんもちらりほらりと…。アジア系の方が多くておむすびを注文

朝からメロンを食べる人っているんだろうか…(笑)

帝国ホテルのなだ万で和朝食食べ、気持ちをゴキゲンに整えましょうとやってくる。 ここではメニューを見ることは滅多になくて、ほぼ初めて見たメニューに4400円のメロンを見つけて目が覚める。 サービス料と消費税をつけるとなんとほぼ5000円。和朝食より高いメロンをたのむ人が少なからずいるんだなぁ…、と思うと東京ってスゴイ街、帝国ホテルってスゴイ場所って気持ちが震える。 一日も早く腰が曲がったじぃちゃんになって、杖を付きながらヨボヨボ食卓についたら、長ぁい咳をしながら「メロンをおく

日本の朝食はこれでいいんだ…。

代々木の「お櫃膳田んぼ」で朝食。 住んでる四谷三丁目から代々木の街は直線距離だと近いんだけど、公共の交通機関を使うと必ず乗り換えのある、ちと遠い場所。 だから今日もレンタル電動アシスト自転車で移動をしました。 夏のはじめにも一度同じルートで移動した。そのときはショートパンツにサンダル履き。 さすがに師走になると切る風冷たく、念のためにと首にまいてきたマフラーに助けられます。あったかい。 開店時間の20分後に到着し、お店に入ると今日、はじめてのお客様になる栄誉に浴する。とは

とびきりの朝のとびきりの粥、そして梅餡

友人がとびきりの朝ご飯。 それも和朝食を食べたいというので、誘い合って帝国ホテル。 地下アーケードのなだ万に来る。 今どき和朝食を和食堂で食べられるという、そのこと自体が貴重でなんともありがたい。しかも帝国ホテルというこの場所が、駅から近く便利であって待ち合わせするのに窮屈じゃない。 宿泊客のためだけのホテルが増える昨今。街の人たちの気軽な贅沢、非日常を提供し続けてくれるホテルは本当にありがたい。というか、宿泊特化のホテルは「宿屋」であってホテルではない…、とボクは頑なに思

なだ万で朝食がはじまった。とにかくめでたい

緊急事態宣言と東京への移動宣言のせいでずっと休みをとっていた帝国ホテルの和食のなだ万。 昼や夜の営業は7月末から再開したけど、朝はずっと休業してた。 ウェブにブックマークをかけて週に一度の割合で、営業再開はいつなんだろう…、と見続けていた。 それがやっと営業再開。 うれしくって、うれしくて、銀座近くで仕事の今日に早起きをしてやってくる。 入り口入ったところに大きな立て看板。 ホテル内の各施設の営業時間が整理されてて、見るとたしかに朝食営業やっていました。ランデブーラウンジ

日本の朝を手軽においしく

和朝食を食べたくってしょうがない。 朝食を提要してくれるお店はそのほとんどが喫茶店とかカフェ、ファストフード。 どこも主食はパンが基本。 お米ご飯を朝から食べることができるお店は少ない。 かつて大きなホテルに行けば和食堂で和朝食を食べることができたけど、今、ホテルの日本料理のお店はまだほぼ休業。やっていても朝から営業しているお店はまず見つからない。 山の上ホテルも朝食はルームサービスだけだし、帝国ホテルのなだ万も朝は休業。 そんなに手がかかった朝食でなくてもいいんです。ご飯に

目玉焼きに焼き鮭添えて、ヤエチカの朝

朝に初藤。東京駅前の地下街、ヤエチカの一角にある気軽な居酒屋。 朝と昼には定食屋になる。 しかも朝の時間帯にはレジに覆いがかけられて、入り口脇の券売機が大活躍する。忙しい朝にはテキパキ食べて、食べ終わったらそそくさとお店をあとにする。 それがスマートな朝食の食べ方で、だから券売機で食券買って先払いっていうのはある意味、理にかなっている。 メニューは豊富。 とは言え朝食メニューだから特別変わった料理があるわけじゃなく定食は全部で7種類。単品を加えても20種類ちょっとほどしか

旅の前のなだ万。梅餡の粥の和朝食

日曜日の朝。今日の午後から出張。月曜の朝早くからの仕事に備えて、事前に移動することにした。 まず「なだ万」で朝。 帝国ホテルの地下一階にあるアーケードの中の一軒。新館と本館の地下をつなぐ通路の先にあり、この通路が地下アーケードの中でも一番きらびやか。 まばゆいほどのシャンデリアにいざなわれた先にシックな数寄屋造りの店がある…、というのも特別。 店に入ると週末の朝ということもあってでしょうか…、お店はにぎやか。国内旅行の人たちでしょうか。ご婦人方のグループや熟年夫婦。いろんな

日本のもてなしをバフェに仕立てる佳香の朝

西新宿のハイアットリージェンシーホテルの和食のダイニング。「佳香」の朝食。 日本料理をバフェスタイルでたのしめるオキニイリの店にやってくる。 ロビーフロアの一階上。華麗なシャンデリアがぶら下がる吹き抜けを眺めるようにバフェテーブルが設えられて、バフェの向こうは未来な景色。 店内は…、というと伝統的で格調高い数寄屋作りでそのコントラストが現代的な日本情緒を醸し出しているからでしょう。インバウンドの人たちに人気のお店。しかも窓の外には西新宿のスカイライン。朝の気持ちが盛り上が

日本の朝の日本の料理、とびきりの朝のとびきりの料理

有楽町からはじまる一日。とびきりの和朝食がボクを呼ぶ。 帝国ホテルの地下アーケードのなだ万にくる。 有楽町駅から一番近いホテル本館の入り口を入ると右手にパークサイドダイナー。向かい側の階段を降りると続く一直線の長い廊下の先にお店の看板。シャンデリアがキラキラ眩く、目を覚まさせる。 和装の女性のキリッとしながらどこかけだるく見える優雅に、ウットリしながら朝のお膳をのんびりと待つ。 ここではいつもお粥の定食をたのんで食べる。好きなお粥と苦手なお粥があってここのは絶妙。もった

ひのき香る箸、日本の朝食

日本の料理で贅沢な朝をはじめましょう…、と帝国ホテルのなだ万にくる。 朝食のあとに打ち合わせをロビーラウンジですることにして、「だからついでに」と言い訳作った。 地下アーケードの長い廊下の奥になだ万と書かれてて、この前、ここで写真をとったときには淡い象牙色だったはずの背景が、今日は明るい小豆色。 季節季節で意匠を変えているんだなぁ…、って思ったりする。おもてなし。 朝粥定食を選んでたのむ。 大きなお膳の上にズラリと器が並ぶ。 味噌汁の椀。お粥の器。炊合せの鉢とどれも蓋をし