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おいしい食べ物、たのしい食べ方

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おいしく食べてやろう。 たのしんでやろうと思うと、いつもの料理、いつものお店も違ってみえる。 飲食店を嫌いになるのはもったいない。
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2019年4月の記事一覧

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青汁が甘い季節があるなんて…。

rendez-vous

打ち合わせのため帝国ホテル。 一階ロビーフロアにあるランデブーラウンジに来る。 なんとロマンティックな名前でしょう。 かつて外来語の中でトップクラスのお洒落なイメージを持っていたのがフランス語。 ファッションというとどこか下世話で大衆的に感じるところを「モード」と換える。プレタポルテがオートクチュールに格上げされる。そういうprêt-à-porterもフランス語。お洒落はフランスの専売特許だったのでしょう。 ただのデートもrendez-vousと言いかえれば逢い引きめいた大人

スターバックスリザーブバーのジンジャエールクラウド

スターバックスでおいしいコーヒーを飲もうと思うと肩透かしにあう。 だって彼らはコーヒーの味にこだわるのでなく、コーヒーの「たのしさ」こだわりをもって提案しようとする会社だから。 特にリザーブバーでは自由自在にコーヒーをアレンジしながら、好奇心をくすぐる飲み物を作ってくれる。 例えば「ジンジャーエールクラウド」ってソーダドリンク。 コールドブリューとシナモンシロップを氷と一緒にシェイクして泡立ててジンジャエールを注いで仕上げる冷たい飲み物。 カシャカシャシャカシャカ、かなり激

和朝食は日本の食の基本なのにネ…。

西新宿のハイアットリージェンシーホテルの和食レストラン。 「佳香」という店の朝食バフェがすばらしかった。 ここの朝食を食べるために、このホテルを選ぶのも悪くないかなぁ…、と思うほどにステキ。 その朝食の様子を書いたブログのリンクを貼っておきます。参考までに。 炊きたてのご飯。 熱々の汁。 ご飯のおかずの主菜に副菜。 そして漬物、海苔、納豆。 日本料理の基本と言われる「一汁三菜」の食卓を最も気軽にたのしむことができる機会が和朝食。 なのに残念。 どこのホテルでも洋食レストラ

店舗限定、ヨーグルン

ドトールコーヒーのかつてのオキニイリ。ヨーグルンが6年ぶりに戻ってきた。 6年ぶりかぁ…、とまず懐かしむ。 ただ全店でかというと一部の店舗限定。 近所のドトールには売られていなくて店を探して飲みにくる。 ブレンダーに氷を入れてヨーグルト系の何かを注ぎジャジャっと回してラズベリーソースを混ぜて仕上げる。 ジャリジャリ、氷が喉をひっかくような飲み心地。酸味がやさしくさっぱりとした甘みがやさしい冷たい飲み物。 ひさしぶり。 ただ作ってる手順を見ると手間も時間もかかってて昔からそ

コーヒーがつなぐつながり

歌声喫茶が流行った時代がありました。 ボクの両親が若い頃に何度も行ったことがあるんだよ…、と、そういう時代の流行りの業態。 見知らぬ人たちが集まって、同じ歌を歌ってたのしむ。 歌を歌うのが目的ならばカラオケボックスやカラオケスナックのような場所に行けば良い。 けれどみんなで同じ歌を歌うことで、不思議な連帯感を味わうことができる場所。 歌うということをきっかけ、手段として「一体感を味わう」ことができる社交の場とでもいえばいいでしょうか…。 数は減ったけれど未だに残る、息の長い

ドーナツと泡

ドーナツはどう食べるのがおいしいのか…。 答えは世界で1番大きなドーナツチェーンの名前にあります。 アメリカに本部を持つ「ダンキンドーナツ」がその名前。 Dunkin' Donuts と英語でかきます。 バスケットでダンクシュートっていうパフォーマンスじみたバスケットの上からボールを放り込むゴールスタイルがありますよね。 その「ダンク」。 上からドボンと突っ込むというような意味で、「コーヒーにドボンと浸して食べて」ってメッセージ。 ドーナツはコーヒーに浸して食べるとお

ベーコンが好きすぎて…。

ベーコン。 あるいはそれに準備た塩漬け豚肉の加工品。 なんで人はこんなにもおいしいモノを作ってしまったんだろう…、としみじみ思う食材です。 香りたかくて味わい深い。 脂ののった豚肉を食べるにあたって、これほどおいしい加工の仕方は他にないんじゃないかと思う。 カルボナーラもグアンチャーレの塩味、風味、脂の甘みがあってこそ。 薄切りにしたベーコンをサクサクになるまで焼いて挟んだBLTは、サンドイッチの王様と呼ぶにふさわしい風格がある。 野菜の端材をみじん切りしたベーコンと一緒に

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中華麺に和出汁をかけてぶっかけ中華

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袋麺でとびきりの焼きそば

ボクのたまごサンドイッチ、母のたまごサンドイッチ

たまごサンドイッチ。 どんなたまごサンドイッチをイメージしますか? しっとり焼いた卵焼きを挟んだサンドイッチ。 ぽってりあえたたまごサラダを挟んだサンドイッチ。 そのどちらかがおそらく大半。 焼いた卵が分厚かったり薄かったり。 出汁を混ぜてしっとりさせたり、ハムや玉ねぎのような刻んだ具材を混ぜて焼いたものとか、卵焼きといってもさまざま。 たまごサラダにしてもゆで卵だけであったり、中に具材を混ぜたりと種類さまざま。 ボクは目玉焼きを挟んだサンドイッチが好きだったりする。