国際バカロレア・IB教育とは?
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国際バカロレア・IB教育とは?

10月22日開催のSAMURAI VISION SUMMITのSESSION 2”SDGs時代の学校教育〜国際バカロレア(IB)は教育界の黒船なのか〜”で話されるバカロレア(IB)教育に関して、そもそも何かのかを、簡単にご紹介します。

私が初めてIB教育を知ったきっかけは、2娘(現在2歳、6歳)の幼稚園先を探している際に、たまたま自宅近くの幼稚園がIB教育を教えていたことでした。そこから注目することになり、今考えると本当に幸運でした。

入園以前から、私の2娘になって欲しい将来の姿はとてもシンプルで、

どこに行っても、誰にでも、優しい人
どこに行っても、誰でも、助ける人
健康で、長く生きれる人

になって欲しいだけでした。

一見、簡単そうで、ざっくりな方針に見えますが、非常に難しく、もしIB教育の仕組みに出会えず、具体的施策のない曖昧な形で、これだけでいいんだと私が掲げていたら、娘・妻・学校との間でギクシャクしていたかもしれません。今はその将来の姿を実現させてくれるであろうIB教育の一貫した方針に娘も妻も納得して、毎日楽しんでいます。

IB教育を端的に言うと、”多様性を受け入れ、世界でも活躍できるリーダーを育成する教育”です。ここから先は、国際バカロレア機構の出している内容に沿ってIB教育とは何かを記載します

IB教育の使命とは?

多様な文化の理解と尊重の精神を通じて、より良い、より平和な世界を築くことに貢献する、探究心、知識、思いやりに富んだ若者の育成を目的としています。IBのプログラムは、世界各地で学ぶ児童生徒に、人がもつ違いを違いとして理解し、自分と異なる考えの人々にもそれぞれの正しさがあり得ると認めることのできる人として、積極的に、そして共感する心をもって生涯にわたって学び続けるよう働きかけています。

IB教育とは?

国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。国際バカロレア(IB:International Baccalaureate)は、1968年、チャレンジに満ちた総合的な教育プログラムとして、世界の複雑さを理解して、そのことに対処できる生徒を育成し、生徒に対し、未来へ責任ある行動をとるための態度とスキルを身に付けさせるとともに、国際的に通用する大学入学資格(国際バカロレア資格)を与え、大学進学へのルートを確保することを目的として設置されました。現在、認定校に対する共通カリキュラムの作成や、世界共通の国際バカロレア試験、国際バカロレア資格の授与等を実施しています。

国際バカロレア機構とは?

グローバル化が進むと共に、国同士の紛争や、自国優先主義は根強く残っており、私たち人類にとって一番大切な「平和」は必ずしも約束されているものではありません。 過去の世界大戦で人類が大きく傷ついた過ちを決して繰り返してはいけない、多様な価値観を認め合って共生できる、そういう理想の世界に近づくために、それに貢献できる若者を育成する教育を目指しているのが国際バカロレア機構です。

娘の成長を日々感じて、IB教育の凄さを体感

IB教育は、まさに今のSDGs時代に、ピッタリな教育方針だ!と思ってはいましたが、先日6歳の娘の受けている授業のカルキュラム内容を見た時は、驚愕し、入園を進めたことを本当によかったと感じました。

どのような内容かというと、「紛争をなくして、平和な世の中になるためには?」という問いが授業カルキュラムとして入っていたんです。私の仕事でも関係しているアフリカ、パレスティナ、イスラエルも、普段から触れ、日々どうしたら平和になるのか?どうしたら紛争や戦争を止めれるのか?を園児同士で議論しているのです。

6歳の園児たちがですよ!!

私が6歳の時は、平和・戦争のことを考え、人類・地球のことを心配する気持ちは、頭の片隅にもなかったと思います。自分の娘たちを見ると非常に恥ずかしい気持ちにもなりました。

ただ言えることは、これからの人類は、このくらい小さい頃からそういう教育を受けないと、人類・地球は存続できないのでは?という危機感も同時に受けました。

IB教育の目指す学習者像とは?

IB教育では、以下の10つのマインド、スキルを持つ人に育成することが大きな目標です。これが多様性を受け入れ、世界でも活躍できるリーダーを構成するマインド・スキルということですね。

Inquirer…探求する人
学びを楽しみ、もっと知りたいと思う
新しいことを見つけようとする

Courageous/Risk-takers
勇気のある人・挑戦する人
自信を持って物事に取り組める
新しいことにチャレンジする勇気を持つ

Principled…信念をもつ人
自分が正しいと思った考えを話し、行動できる
正しい選択ができる

Balanced…バランスのとれた人
楽しく生活ができる
心も体も健康である

Knowledgeable…知識のある人
知っていることや学んだことを使うことができる

Open-minded…心を開くひと
見たり聞いたりしたことをポジティブに受け入れ認め合う

Caring…優しい人
他の人を助けることができる
世界中にあるどんなものに対しても思いやりが持てる

Thinkers…考える人
よりよい行動につながるようによく考えている
新しいアイディアを考える

Communicators…コミュニケーションのできる人
いろいろな方法で自分の考えをシェアできる
進んで他の人の話が聞ける

Reflective…振り返りの出来る人

もっと良くなる為の方法を見つけられる
次のステップがわかり、行動に移す気持ちを持つ

私の求める優しい人もしっかり入っていました。

この学習像を目指すためにあらゆるカルキュラム、教師、教材、施設に徹底的に拘っている感じがすごくします。その結果、妻にも乗り移っています😁

家の中での会話でも、妻がいつも2娘に、しつけをする時も、

”それの行動って、Caringじゃないよね?

”もっとThinkersになって!

などなど、普通に会話に出てきます。

私も、この10個のうち、Reflective 、英語でCommunicatorsなど全然できてないことも多く、妻や娘に指摘されないように努力しないといけないです^^;

具体的にどんな教え方をするのか?

こちらの続きは、10月22日開催のSAMURAI VISION SUMMITのSESSION 2”SDGs時代の学校教育〜国際バカロレア(IB)は教育界の黒船なのか〜” や、当日行われるIB教育ワークショップにご参加頂き、深めて頂ければと思っております。

こちらのSESSIONは、SAMURAI VISION 2030にある、質の高い教育を受けられない世界中の子供達(8億人)に絞っています。ここを支援することも我々の使命です。

 ①できないと思っている人に“機会”を提供する
 ②できないと思っている人の“環境”を変える
 ③できないと思っていた人が“夢”を実現する
 ④できるようになった人が“志”を継承していく

できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える

2021年10月22日、SAMURAI VISION SUMMITでお会いしましょう!

皆さんのお力添え、何卒、よろしくお願いします。

From Ken SAMURAI

- 参照URL - 
国際バカロレア機構:初等教育プログラム(PYP)
https://www.ibo.org/contentassets/93f68f8b322141c9b113fb3e3fe11659/pyp-making-the-pyp-happen-jp.pdf

サニーサイドインターナショナルHP
https://www.sunnyside-international.jp/learning/ib/

文部科学省IB教育推進コンソーシアム

https://ibconsortium.mext.go.jp/about-ib/


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1974年名古屋生まれ。アクシブドットコム(現VOYAGE GROUP)等を経て、2008年サムライインキュベート設立。創業期スタートアップから投資・成長支援を行うVC事業で現在国内外のスタートアップ累計190社以上に支援。また大手企業の新規事業創出等イノベーション支援を行う。