放置されていた機械 夢日記2024.8.6

 勤め先の工場。
 金属加工用だと思うが、大きなモーターに複雑な構造、一番高いところで2メートル以上ある機械が、倉庫の隅に置かれていた。
 置かれていた、というより、使わなくなったままの状態で掃除もせず隠すように隅に押し込められ、放置されていた機械である。ほこりまみれ、油まみれになっている。
 周りの荷物がよけられて、数十年ぶりに全容を表したその機械の前に、僕と、もうひとり誰かがいた。また使うことになったからきれいにしておくように、と指示されたからである。
 あまりの汚さに、一旦、途方に暮れる。
 電気で動く機械なので、ばしゃばしゃと水をかけるわけにはいかない。しかし、拭き掃除ではらちがあかない。掃除の相棒が、アルコールならすぐ乾くから大丈夫だろうと言って、電動の噴霧器に入れて持ってきた。
 相棒がアルコールを噴霧して、僕がブラシでこする、というスタイルで掃除をしていく。

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