【現代の”モチベーション迷子”とは】
ムーブメント起こしていこうよ、世界です。
ネパールで居酒屋を経営しております。
アパレルブランドも運営してます。
マスクブランドも始めました。
ネパールのマスク「ねぱすく!」
さて、今日は「モチベーション迷子」の話。
現代の30代以下は「乾けない世代」とされています。
一昔前は「乾ける世代」
つまり「空白が多い時代」でした。
自分のやったことがそのまま会社の利益になり、社会への貢献につながっていました。
家の中が、白黒からカラーテレビに変わり、冷蔵庫や洗濯機、車も年々進化していきます。
TVCMが流れ出すと「え?トヨタで働いてるの?すごい!」と自分の手で作ったものが世の中を直接的に変えることができていました。
これらの空白を自分たちの手で埋めて、「達成」や「快楽」を求めていました。
「お金を持ったら高い車を買って、美人と高いワインを飲む」という快楽は現代の若者には通じにくくなってきています。
「会社で上司と関わるのが難しい」
「だるい、おもんない」というのは当たり前の話で・・
なぜなら、いまボクたちの世代は「すべてがある」からです。
バイトだけでもそれなりの贅沢はできますし、いつも手元に置いている小さな箱で世界中のどの情報もキャッチできるようになりました。
その「乾けない世代」であるボクたちの一番のモチベーションは大きく分けて3つに分けることができます。
まず1つ目に「意味合い」
2つ目は「良好な人間関係」
最後は「没頭」です。
これを考えない人は「モチベーション迷子」になります。
いまは大きなことをして大金を稼いで豪遊するのではなく、
「自分の身近な範囲で幸せを築く」というマインドに変わってきています。
高いワインより、サイゼリヤのワインで乾杯して、
「安くでみんなで楽しむ」という「”狭い枠”」での人間関係が進んできています。
これは至極当然な話で、便利になりすぎた現代にBBQをなぜするのか?と問われると
人間は無い物ねだりで、”アナログな自分たちで作り上げるもの”に没頭しているからです。
レストランで美味しい料理を食べるのもいいけど、今の時代はどこで何を食べてもだいたい美味いし、ぐるなびという飛び道具もある。
そんな現代だからこそ「みんなで作った肉を食らう」ことに価値が生まれます。
まさに”レストラン型→BBQ型に全ての娯楽はフェーズを移しています。
そんな現代に生きている「乾けない世代」の30代以下のボクたちは、
世間の仕組みは変わらないのに、生き方だけがどんどん変わっていくので、大企業であればあるほど肩身が狭く、アイデンティをうまく取れない人も多いのではないでしょうか。
そりゃこんだけ満たされている日本の大企業で「オレがどうにかする!」なんて奴は不必要で、そういう人間がベンチャーに飛び込むのも説明がつくわけです。
IT企業の最先端、シリコンバレーでは「残業なし、週休3日」という働き方はメジャーになってきています。
これは「やれと言われたことをやっていた時代」から
「普段の休みもユーザー目線に立って、会社の利益になるよう過ごしてください」というメッセージが込められているそうです。
いまは、「仕事」と「遊び」の壁が壊され、「公私混同」している人たちが勝つ時代です。
YouTuberなんてのは最たる例で、「みんなの余暇時間を満たす動画に広告料を払う」なんていう、文化祭的感覚でビジネスが成り立ちます。
可処分所得→可処分時間を奪うことがキーワードになっています。
世界中の大企業が可処分時間を奪い合うのに必死になる中、今の仕事に「没頭」できない状態である人はこれからの時代では”かなりヤバイ”です。
ワークライフバランスというのはよく言われたもので、仕事と人生のバランスを保つ言葉です。
ただ、いまは”ライフワークバランス”
つまり、「人生の中の仕事」という位置付けに変わってきています。
「自分の時間」と「余暇時間」が重なり合うことが理想で、休みの日についついやっちゃうこと→仕事とつながっているがベストです。
しかし、「乾けない世代」のボクたちは
「上司と考え方も生きてきた時代も全く違うのにその人の下で働く人」が多すぎます。
そりゃ仕事なんて楽しくなるわけなくて、「友達と会うために頑張る」と仕事の時間を自分の人生の時間から消したいくらいに思っている人もいるはず。。
これだけ、転職や起業がしやすくなった時代で、「自分からその環境を選んでいる」にも関わらず職場の愚痴をこぼす人もいれば、上司の悪口を酒のアテにする人もいます。
どうやら、これだけ外からの情報が無作為に入ってくる時代には、「自分のことを棚に上げるスキル」がグーンと上がっているようです。
「乾ける世代」は”自分が空白を埋めるんだ!”という強いモチベーションがありますが、
現代の「乾けない世代」はそうではありません。
しかし、管理職やマネージャーなどはこの「乾けない世代」とうまく共存してかなくてはなりません。
宇宙人のように見えるボクたちは実はすごく優秀です。
いつ何時も、優秀な種は人間に限らず、”若い世代”です。
「強いものが勝つ時代は終わり、凄まじい変化に対応できる人種」が残っていきます。
AIの進化により、旧態の中間管理職は一気にいなくなり、その時その時フリーランスで生きている人たちが協力しながら生きていく時代がきています。
もちろんノロマな大企業で出世競争に負けた人の居場所なんて、今よりももっとなくなっていて、45歳で定年を迎えて「あー20代、30代の頃にもっとスキルつけておけばよかったな〜」と言ってる中年の背中になる友達も出てくるでしょう。
要は「未来がわからなくなる時代だからこそ、未来を考えよう」という話で、
未来のことをしっかりと考えれれば、「今の行動」は自ずと変わってきます。
20年後、僕たちの世代が40代になった時に、
「輝いてる人」と「輝いていない人」の間には、埋めようもないくらいの差が開いています。
体が動かなくなってきてるのに、やれることも少なくなるなんていう、「弱肉強食の資本主義下」に生きるか生きないかは本当に今の自分次第で、
「人生は25歳からの5年で決まる」と言っても過言ではないです。
最後になりますが、同年代の1人でも多くの人が、
「豊かである」ことにかまけず、この満たされすぎてる時代だからこそ、考えていくようになれば絶対楽しく、誰かを縛り上げるSNSの使い方も変わっていくと思います。
お互い頑張りましょう!
ほなまた!
もし1億円稼げるようになったらコンビニで100円のおにぎりじゃなくて200円のおにぎりが買いたい