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流行りのアクセントクロスは諸刃の剣⚔

「部屋の壁の一面の色を変える」
「物入れに柄物クロスを貼る。」

現場に施工に行ってもかなりの高確率でアクセント壁の施工をします。

最近のトレンドです。

職人目線でアドバイスを一つ。


最初に「家具」や「窓装飾」(カーテン等)を
決めてからアクセント壁の色を決めてください。


本職の私がなぜこのような事を書くか。


基本、壁紙はインテリアのキャンバスの役割なんです。そこに色を入れていく。

何を主役にするのか?まず考えてください。
脇役もいい役者を揃えてこそ。
家具、ドア、カーテン、フローリング、照明。
素敵なお部屋を作るにはこの要素が絡んでくるのです。


私がクロス選びを提案する際はまず、「天井も壁も、全部同じシンプルな白無地クロスが1番スッキリします。」といいます。わざわざクロス職人に相談してこの答えが返ってくると皆さん「えっ?」っと思われるかもしれませんが実際そうなんです。
アクセントクロスはあくまでアクセント。
やりすぎは部屋のインテリアの統一感をなくします。

イケてる設計士がデザインした家には、
私の経験上アクセントクロスはほぼ使いません。
クロス自体を「安っぽい」と嫌い、塗装や塗壁にしたがる設計士もたくさんいます。

大きな声では言えませんが、タイルやペンキ、塗壁に比べて、クロスは「一番安価でそれなりに綺麗に仕上がるもの」と私は思っています。

新築住宅で「部屋の4面全部違う色のクロス」とか。
柄のクロスで主張しすぎて全くコンセプトがわからないぐちゃぐちゃな色彩の家とか。
気持ちがモヤモヤする「?」な施工を結構経験しました。


工務店側が施主さんのクロスの色決めの意見を尊重した結果なんだろうけど、もう少しこましなアドバイスができたんじゃないか?この仕上がりを見てお客さんは素敵と思うのか?
自分のセンスが正しいとは思わないけど。
悲しくなる。

今はインスタなどのSNSで素敵なお部屋作りを参考にできる時代。まずは施主様がしっかりとしたイメージ作りをする事が大切です。

壁紙選びの際はアクセントクロスもいいですが、
「シンプル」というテーマを頭の片隅に。
ちょっと立ち止まって、考えてみてくださいね。



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壁紙職人 サカグチセイジ(和歌山市の職人直営店)
和歌山県和歌山市の壁紙職人、サカグチセイジです。 国家資格を有する「一級壁装技能士」です。 壁紙、ビニル床施工など内装仕上げ工事のプロです。 リフォーム工事を直接職人に依頼してみませんか? 余計なマージンを払う時代は終わりです。 https://cross-s.biz/