私立VRC学園を卒業して、気づいたら、漫画部部長、副担任、講師までしてた件
心に秘めたるこの想い…
私は、このちいさな胸に抱いた想いを、そしてこの鼓動の高鳴りを、どうしようもなく抑えきれずにいた。。
~ 以下の文章は、こちらのアバターのイメージでお読みください…(笑)~
撮影:すがもかさん
私は止まらない胸のドキドキを少しでも落ち着かせようと、目を瞑って静かに深呼吸した。そして、呼吸を整えた後、ゆっくりと瞳を開け、鏡に向かって、そっとつぶやいた。
「好きです。」
いや、いやいやいや、ストレートすぎるでしょ。
そうじゃなくて、なんかもっとこう、ソフトに…。
「月が綺麗ですね…」
…いや、漱石かて。じゃなくて、じゃなくて、
「ずっと尊敬してました。私にとって貴女は、いつも憧れの存在でした。」
…ち、ちがう。。そんなありきたりな言葉じゃとても言い表せない。。
「んもぅ…しゅき…///」
こら!照れながら言ってもダメ…!やり直し。
いえあの、つまりね、私が言いたいことは、その…
「春風さん、大好き!!」
これだけ。
…って、ちょっと! なに愛の告白から書き始めちゃってんのw
でもね、これホントなんです。。決してお砂糖相手(*1)が欲しいとか、そゆんじゃなくて。。そんな単純なお話ではなくて。私のVRC学園生活は、春風さんに始まって春風さんに終わる…そう言っても過言ではないくらい、春風さんは、私とは切っても切れない存在なのです。。
学園にいるときの春風さん
Visitor(*2)で入学した私を、完全に知識ゼロの状態から育ててくださった春風さんは、私立VRC学園の生徒会長にして、私のメンター、心の師。。。そして、いつも優しさと慈しみを持って私達に接してくださる、まるで母親のような存在だったりします。。キャー!!ママーーー!!!スキスキスキスキッ!!(喜)
…コホン。
学園長のタロタナカさんが、学園すべての先生や生徒さん達の父親的存在であるとするならば(…するならば………えっと、異論、反論、受け付けまぁぁ~す…(笑))、生徒会長の春風さんは、まさに母親…温かさと慈愛に満ち溢れた母性の象徴なのであります(確信)…!!(キリッ
なのでこの記事は、学園卒業後に私がどのように学園と関わってきたかを語るものであるのと同時に、春風さんへの心からのリスペクトと思慕を捧げるものでもあったりします。。記事の根底に流れているものとして、ね。。
////////////////////////////////////////////////////////////////
*1:お砂糖関係・・VRChat内で特定の相手と特別な関係を結んでいる場合の呼称。いわゆる、カップルのことですね。。まぁ、人によっては、相手は一人とは限らないみたいですけども。。あ、ちなみに私は、無糖派です…(きいてない)。
*2:Visitor・・ユーザーランクの一番下。VRChat内でのユーザーランクはVisitor(白) → New User(青) → User(緑) → Known User(橙) → Trusted User(紫)という順でランクアップしていく仕組みとなっている。
私立VRC学園って、それなんね?
この記事をお読みいただいている方で、そもそも「私立VRC学園」ってなんやねん。。っていう方は、私が以前書かせていただいた以下の記事を見てみていただければ幸いです。
まぁものすごーく簡単に言ってしまえば、VRChat内に設立され、有志で運営されている、高校を模した形態をとっている「学校」なのであります。
2週間という短い期間ではあるものの、毎日同級生たちと一緒にVRCに関する授業を受け、放課後をともに過ごし、イベントに参加したりなんかしながら学園のみんなと親交を深めていく。。そんな場所です。
私は、2020年8月開講の2期生の生徒として、私立VRC学園を卒業しました。卒業後は、2期のクラスメイト達とたまにクラス会で会ったり、ときどき、学園カフェ「Alpha」でOBの方達とわちゃわちゃしたり…と、ゆる~く、VRChatの世界を楽しんでおりました。。
…んが!!!
そんな私に転機が訪れます。。2020年11月初旬、ついに、VRC学園3期始動のお知らせが舞い込んで来たのです…!!(学園Discord(*3)に(笑))
////////////////////////////////////////////////////////////////
*3:学園Discord・・私立VRC学園では、学園内での各種連絡や、先生同士、先生-生徒間、生徒同士などのやりとりを、主にこの「Discord」というボイス・テキストチャットツールを使用して行っている。
担任にする?講師にする?それとも、ブ・チョ・ウ?
えー。ご飯にする?お風呂にする?みたいにゆーてますけども…いえあの、私、新妻ではありません…(笑)
冗談は置いといてですね…正直、私は迷いました。
なぜかというと、卒業後も学園と関わっていきたいと考えている方達の多くが、担任や講師として、翌期以降の学園運営に関わっていく…というのが、今までのVRC学園の伝統(?)だったからです。
そしてこの時期、新たな部活動が次々と立ち上がり、部長になるという選択肢も増え始めている状況でありました。
とはいえ…とはいえ、ですよ。私は自他ともに認めるコミュ障で、集団の輪の中に入っていったり、自分から話しかけたりするのは大の苦手。
でも担任となれば、生徒さん達を前にして諸々の連絡事項を伝えたり、生徒さん達を先導、引率、誘導したり、声かけしたりしなければなりませんし、講師となれば、たくさんの生徒さん達の前で、自らが考えた授業内容を説明するというプレゼン的な能力も求められます。また、部活の部長となれば、活動内容を考えたり、部活動Discordの運営なども行っていかなければなりません。。
ただ単に、今までのように生徒として「わぁーい♪」って参加してれば良いだけの状態ではなくなってしまうわけです。
ふぇぇん…こわいよぅ…。すんすん。私には、ハードル高すぎだよぅ。。。ぐすっ。ひっく。でもでも、まだまだ学園とつながっていたいんだよぅ。。。ずびずび。はい、ちーん。(いや、誰だ鼻かませてくれたのw)
…とまぁ、そんな思いでいたわけです。。(笑)
でね。私はまた、悲しいかな、極度の「優柔不断」でもあるわけです。。。つまりは…はい、そのとーりっ!えらべません。どれも魅力的だけれども、どれも私にはハードルが高い。。とはいえ、やりがいもありそうで、諦めるにはもったいなさすぎる。。どうすればいいの。。あぁ、どうすれば。。。で、悩みに悩んだ末の、私の結論は。。。
「えぇぇい!もぅよくわかんないから、みんな、やっちゃえっ!!!」
はいぃー!?!??(笑)
えー。出ました、あほのこ特有の思考がショート…脳みそピヨピヨ状態です(笑)どれも選べないなら全部やってみれば良いじゃない。そんなバカな。パンが無いならケーキを食べれば良いじゃない…じゃないんだよ!?
責任の重さも、このあと起こる事態の大変さも、全く理解しないまま、結局私は、イオさんや、りくすかさんという2期のクラスメイト達にけしかけられたこともあり、さっそく漫画部の部活動Discordを立ち上げ…
気づけば、担任説明会にも参加し…
しまいには、講師説明会にまで参加してしまっていたのでした…
まぁそして、なんとか学園からも認めてもらい(?)、以下の3つの役割を担ってみることと相成ったのでございます。。
◆ 漫画部の部長(まんがぶのぶちょう)
◆ クラスの副担任(くらすのふくたんにん)
◆ 選択授業の講師(せんたくじゅぎょうのこうし)
…いや、あほや。ほんまもんのあほや。。後ろに読み仮名書いたげたくなっちゃうくらい、清々しいほどのあほのこや。。
◆ 漫画部部長 ~ ゆるーい部活を作りたい ~
ま、まぁそんなわけで…!私が最初に立ち上げたのは、漫画部という部活動でした。実は私より先輩の学園OBには、じおごんさんという、こんちゃんのイラストとかが、めぇぇぇぇぇっちゃくちゃ上手い絵師さまがいらっしゃいまして、漫画部の設立を楽しみにしてるって噂を耳にしていたのです。
なので私は、まずは漫画部Discordをクローズドで立ち上げて、いのいちばんに、じおごんさんを招待するところから始めました。。
そうして、漫画やイラストに興味がありそうな方達を数人招待したところで「もうオープンにして学園Discordで部員募集してみたらいんじゃない?」っていう提案を受け、大々的に部員の募集を始めることにしたのです。
で、まぁとにかく、私が目指していたものは、ゆるーい部活です。
漫画部と銘打ってはいるけれど、漫画描きたい人だけじゃない、絵だけ、文章だけ、なんなら鑑賞だけでも超オッケー!!!籍だけ置いてる幽霊部員がいたって良いし、たまーにみんなの作品見に来るひやかしチックな子がいたって良い。。
誰でも入れて、誰もが気楽に参加でき、自由に活動ができる。。とにかく、そんな、ゆる~い場所…。それが私の理想の部活でした。
そしてその方針の下(?)イラストなどを自由に投げられるチャンネルや…
漫画や絵日記を投げられるチャンネルなど…
次々と立ち上げていったのでした…♪
3期の開講期間中は、生徒さん達が部活動までやり始めてしまうと情報過多になってしまい、授業に集中できなくなってしまうとの配慮から、学園としても、しばらく活動は控える方針が出ておりました(ていうか、私も副担と講師でいっぱいいっぱいでそんな暇もなかった)。
でも、3期が終了した今、まさに部活動を始めるチャンスなのではないかと思っています。
これから、部員になってくれた人たちがつくってくれた作品をぜひ見てみたいし、有志で漫画やイラストの描き方講座みたいなものもできたら良いな…なんて思ってる、今日この頃です。。
◆ 3-5副担任 ~ 生徒さんに慕われる先生になりたい ~
そして、私の中で一番大変だったのが、実は副担任だったりします。
主担任の先生というのは、講師と兼任できないことになっているので、私は必然的に副担任をやることになったのですが、もちろん、副担やるのは初めてだし、やっぱり仲間が少ないと不安です。。
でも、気心が知れた子達がたくさんいれば、楽しく活動できるんじゃなかろーか。。そう考えた私は、
「あ、じゃあもう、そうしちゃおう!!2期のクラスメイト達を誘っちゃえ~~~!!」
…というわけで、白乃まりねさん、Pinkdollphinさん、せつらさんなどは、思いっきり私が副担に引きずり込んだ面々です。。ごめんね(笑)
しかし結局、担当するクラスが違うとほとんど接点が無いということに後から気づき、愕然としたりするわけなんですけども…まぁそのときは、仲間が欲しくて一生懸命だったんですよね。。ほーんと、後先考えない、相変わらずのあほのこぶりを発揮してますよねー。
でもですね。。まぁ結果的には、ある意味これが良かったのです。。
なぜなら、3期の生徒募集には応募者が殺到し、最終的に受け入れた生徒さんは、なんと100人!!6クラスもあって、ぜんぜん担任・副担の人手が足りなくなるところだったからなんですね…!!私のあほのこちゃんぶりも、たまには役立つこともある!??みんな、ほめて、ほめて~~~!!!(笑)
・副担任の理想と現実
そして、私が担当することとなったクラスは「3-5」。担任はNabyさん、もう一人の副担が、すがもかさんでした。
生徒さん、どんな子達なんだろう。。わくわくしながら、事前に生徒会から開示された生徒名簿を確認すると、なんと、そこには驚愕の内容が…!!
みんな、ユーザーランク、たっか!!!
「Trusted User」とか「Known User」って記載がずらずら並んでいて、まぁその際の衝撃といったら。。ちなみに私、そのときは、ついこないだまで「New User」だったヒヨッコです。。
副担になるほんの少し前に、「User」になったばっかりで、まだまだ初心者の域を出ない、春風さんに手を引いてもらってやっとVRChatの世界を渡っていける…そんな状態だったのです。。
え??VRC学園って、新しくVRChatを始めた人達が、VRChatの世界のことを学んで、コミュニティに馴染めるようにするためのもの…だったんじゃないの??ベテラン率、高すぎじゃん…!!!(笑)
…と、思ったのは、言うまでもありません。。
まぁ、そんなわけで。。
◇◇◆ 理想 ◆◇◇
「Visitor」さんや「New User」さん達に囲まれて…
「せんせぇ~。これどうしたらいいのー??」「はぁ~い、それはね。。」「えっとぉ~、これでい~い?」「そうよ~、はい、よくできましたぁ~。ぱちぱちぱち。。」「わぁ~い、先生、ありがとぉ。。」「うふふ、先生もうれしいわぁ。。(喜)」
…みたいなね。。(笑)
◇◇◆ 現実 ◆◇◇
「Known User」さんや「Trusted User」さん達に囲まれて…
「あ。先生、そこはこうすれば良いんですよ。」「そ、そうなのね…ありがとう…ございます……」「えっ!先生って、まだUserの方だったんですね…てっきり紫(Truster User)かと…」「あ…はい…実はついこの間New UserからUserになったばかりで…」「あれ?この機能のこと、今まで知らなかったんですか?」「ふぇぇん、そうなんです~~~!先生、なんにも知らなくて、ごめんねぇぇぇ…(涙)」
…って状況が、授業の度に展開されることになったのでありました…(泣)
・副担としての失敗あれこれ
さてそれではここで、私の副担としての恥ずかしい失敗の数々をご紹介いたしましょう。。え、いまさら黒歴史ほじくり返すの…?公開処刑。。(笑)
~ 始業式 ~
実は始業式では、いきなり担任の先生が各クラスへの挨拶回りで教室に不在という状況から始まったため、もうてんやわんやな幕開けでした。
私が式の流れをきちんと理解できておらず、担任の先生達が3-5へ自己紹介に来られるタイミングが抜け落ちていて、そのまま気づかずクラス内で生徒さん達の自己紹介を進めてしまってて、すかさず、すがもかさんに突っ込まれるという。。ごめんなさい(汗)。
結局、担任の先生達の到着が遅れたことで、事なきを得たのですが。。
しかも、自己紹介後に学園長からの配信が始まるまでの空き時間に、担任のNaby先生がまだ戻って来てないのに記念撮影を始めてしまって、後からもう一回撮り直すハメになるという体たらく。。
まぁ先に帰らなきゃいけない生徒さんがいたから、生徒さんが揃ってるうちに…っていう気持ちもあったりして、その、ね…(言い訳(笑))。
ちな、始業式のときの私のツイート…(笑)
~ 生徒さんのお迎え ~
次なる失敗は、こちら。VRC学園では、授業を行う教室のワールドは担任の先生が立てて、担任と副担任で、授業を受けにやってくる生徒さん達をお出迎えします。
その際、生徒さん達は、担任もしくは副担任に、招待の依頼であるRequest Invite(以下、ReqIn)を送らなければならないのですが、これが人気のある先生に集中したりするわけですね。
ちなみに3-5では、生徒さん達がNaby先生のDiscordでの書き込みを見てどの先生にReqInするかを選ぶというのが、恒例のローカルルールになっておりました…(笑)
そしてある日の授業では、生徒さんからのReqInが私に1件も来なくて凹んでいたところ、「いや、私送りましたよ」「私も送ったし」との声が相次ぎ、実はステータスが青色(Join Me)になっていると、ReqInが来ても通知がなされず自動承認されるというオチが…。
生徒さんに嫌われてたんじゃなくて、良かったよぉぉぉぉ…!!!(感涙)
~ 授業の撮影 ~
さぁさぁ次なる失敗は…!!授業の撮影関連です。。授業そのものは講師の先生が行うのですが、その間、担任・副担任は何をやっているかと言いますと、出欠の確認をしたり、トラブルが起きてないか監視したり、授業風景の撮影や録画を行っているんですね。。
そしてなぜか、私が録画した授業の動画ファイルのサイズがめちゃくちゃデカくて困っていたら、学園カフェにいたときに、担任のNaby先生から別室に呼び出され、録画は「Stream」にしてから行わないと、視点が動いてファイルサイズが肥大するよ…と教えていただき…なんかまるで、リアルでホントに指導を受けてる新米先生みたいになってました。。とほほ。。
しかも別の日に、カメラの固定方法がわからなくて悩んでいたところ、生徒さんから、「それは、こうやるんですよ。。」って、優しく教えていただいてしまうっていうね…でもあの時はホント助かりました。。MAKUROさん、ありがとうございます…!!!
~ コンタクトが行方不明 ~
さらには、こんなことまで。。授業が終わってからのお話なんですけども、私のコンタクトが目の中で行方不明になってしまい、どれだけ探しても出てこない。。翌日お仕事だし、早く寝なきゃいけないのに、どれだけ指で瞼をいじってみても、おめめをあちこち動かしてみても、どうにもこうにも出てこない。。
最後にはあきらめて、もうこのまま寝ちゃえば、そのうち自然排出されるんじゃ…って投げ出しかけたとき、生徒さんから、「上瞼を指で開いてみたりすると、瞼の裏に隠れてたりすることもありますよ」ってアドバイスをいただいて、やってみたら、ポロッと出てくるではありませんか…!!!
もうVRChatとか関係なく、なんでも生徒さんから教えてもらう先生…(笑)たにゃとすさん、その節は、ありがとうございました…!!!
~ 選択授業のサポート ~
あっ、あとね。失敗エピソードは挙げてくとキリがないので、これで最後にしておきますね。。(笑)
実は今期、選択授業のコマ数が多すぎて、6クラスいる担任だけでは教室のワールド開いたり、維持したりする人が足りなくなっちゃうので、春風さんから私にお声がかかり、選択授業のサポートに入ることになったんですね。
私は、春風さんが困っているなら…と、二つ返事でオーケーしたものの、「いや、そういや自分のクラスの方はどうなっちゃうのこれ?」ってなって担任のNabyさんに事前にお伺い立てておかなくて良かったのかな…って心配になってたら、実はちゃーんと、春風さんが担任のNabyさんにもお話を通してくださっていて、気配りがスゴいんですよ、ホントもう。。
そしてね。実際の選択授業のときも、授業後に春風さんから「生徒さん達に連絡事項お願いできる?」って言われたのだけど、私、とっさのことで頭真っ白になっちゃって、連絡しなきゃいけない内容が出て来なくって、言葉に詰まっちゃったんです。。
結局、春風さんが生徒さん達に連絡事項をぜんぶ伝えてくれるっていうね…「はぁぁ。。またやっちゃった。。。」って思ってたのだけど、春風さんがスゴいのは、ここから…!!
次の選択授業のときには、授業が終わる前に、私のところまで来てくださって、事前に連絡内容を耳打ちしてくれ、私がみんなの前で恥かかないようにしてくれるっていう気の配りようね。。おかげで私は無事、連絡事項を生徒さん達に伝えることができて…ホントもう「この人は神か!?!??」って思ったよね。。正直。。
春風さん(自撮り)
あと後日のお話になるけども、OB会や部活動の説明会のときに、タロ学園長がお寝坊しちゃって来られない間の代理の資料説明やら、その間の場をつなぐトークやら、なんとか来てくださった寝起きのタロ学園長の配信がちょっとグダグダになってても、要所要所で伝え忘れや連絡し忘れが無いよう的確なフォローをして、とにかくもう、デキる秘書感がハンパないんですよ。。
そのキラリと光る素晴らしいサポートによって、無事、説明会を終えることができてて…これもひとえに春風さんのおかげだよねぇ…って、しみじみとね。ホント、しみじみと。尊敬の念を新たにしたわけですよ。。
冗談抜きで、春風さんって、リアルでもめっちゃくちゃお仕事できる人なんだろーなぁーって思いながら、見てました。。
あ、私の失敗談書くつもりが、春風さんのスゴさを伝えるコーナーになってしまってた…(笑)ま。いいや。ホントのことだし。。
・感動の(?)卒業式…
まぁそんな訳で、こんな頼りない先生がいるクラスでもですね、卒業というのはやってくるものでして。。
無事、卒業までたどり着いたのは、Nabyさんや、すがもかさんがいたからなんですけども…あと生徒さん達自身の力によるところも大きいです。。
もう本当に3-5は、ユーザーランク高めなつよつよ生徒さん達に支えられて、しかも皆さん本当に真面目で空気も読んで行動してくれて。。ぜんぜん手間がかからない、素晴らしい生徒さん達でした。
そんな中でも、私が心配してたのは、最初クラスになかなか馴染めていなかったひとりの生徒さん。いつも言葉少なで、教室の隅っこで静かにしてることが多かったり、ときどき寂しそうにしてる感じが、以前の私そっくりで、なんていうかもう、ほっておけない存在でした。
でもその子もね、卒業するときには、クラスのみんなに囲まれて、楽しそうにしてるのを見てね。私もなんだか、もらい泣きしそうになっちゃった。。
卒業式の後には、記念撮影と、写真部がつくってくださった、卒業アルバムのサプライズなんかもあって、本当に素晴らしい卒業式になったなぁって、心から思いました。。
最後に、クラス運営のために3-5の担任・副担の間だけで使われていたDiscordに書かせていただいたご挨拶を掲載して、副担についての記載部分の締めとさせていただきます。
◆ 選択授業講師 ~ 創作活動の楽しさを伝えたい ~
さて。私の中でもっとも大変だったのは副担任の役割だったのですが、選択授業の講師というのも、実はまぁまぁ地味に大変でございまして。。
なにせ、授業をするためには、がっつり資料を作成しなくちゃいけません(アドリブで全部話せるトークスキルがあるなら別ですが…)。ちなみに、私が今回やろうと考えた授業は、
「VRCでの体験をアウトプットしよう!」
というものだったのですが、みんなにアウトプットしよう!と言っといて、私のアウトプットがいい加減では、さすがに示しがつきません…(笑)
そんなわけで、こんな感じのパワポの資料を40ページほど作成しました。。
2期のとき実際にあった、noteの公開祭りというムーブメントを例にとり、個が集まって群となり、集団でアウトプットすることによる多角的視点の共有と対象への理解度の深まり方などについて、力説(?)させていただきました…(笑)
そもそも、私のことを全く知らない生徒さんがほとんどだと思いましたので、講師の紹介についても忘れていません。アウトプット事例なども含めて私なりに、しっかりとご紹介させていただきました。
上の資料は、ごく一部です。。
この後、具体的な文章や漫画の書き方についての説明へと続くのですが、長くなり過ぎてしまうので(もう充分長いけど)それらについては、ここでは省略させていただきたいと思います。
でもね。私の授業を聴いて、「自分でも創作活動してみたいな…」って思ってくれる子がひとりでもいたら、それは本当に嬉しいことだし。講師冥利に尽きるし。まさに本望です。。
もし、これを読んでる読者さんで、来期以降にVRC学園に入学する予定の方がいらっしゃいましたら、もしかしたらまた授業やるかもしれませんので、ご興味のある方は、ぜひ受けてみて欲しいと思います。
リハーサルのときは正直ガチガチだったのですが、学園長のタロタナカさんや、講師のFumaricAcidさん、めちゃさん、ゆーてるさんにも、良かったよ!と言っていただき、本当に嬉しかったです。。
でも、本番の授業では、熱が入りすぎて時間オーバーしそうになり、最後、めちゃめちゃあせるっていうね…(笑)でもなんとか、がんばって時間内に収めました…!!
~ 授業後にみんなでとった記念写真 ~
真ん中にいるのが、私です。。生徒さん達に囲まれて、みんなで写真撮れるなんて、なんて幸せ者なんだ、私わ。。
そして、授業を終えたほんの数時間後には、生徒さん達がTwitterで私の授業のことつぶやいてくれてて、あれは本当にうれしかったなぁ。。
しかも、授業後に学園Discord覗いてみたら、私のnoteを読んで私立VRC学園に入ったっていう方がたくさんいらして、これももう、本当にめちゃくちゃ嬉しかった!!!
あと、質問とかもいっぱい来て。。なんか、そういうのに答えたりするの、本当に先生になったみたい…!!!
そんなわけで、選択授業の講師は、本当に、本当に、やって良かったなって思ってます…!!!(喜)
3期の開講期間を終えて…
終わってみて思ったのは…なんていうのかな。いろいろ大変なこともあったのだけど、すべてのことは、振り返ってみれば、良い思い出っていうね。。
それと、本当に、心底思ったのは、こういう経験って、絶対リアルの生活においても役に立つっていうこと。特にお仕事方面においては、すごくプラスになってる気がするんですよね。。
ちなみに私が経験した範囲だと、具体的にはですね・・
・部活動の部長
一言で言うと、自律的な姿勢…ってことになるんでしょうか。周りの人達に自分から声をかけて、自らがやろうとしていることに巻き込んでいく能力。
もうひとつは、みんなの輪を崩さずに、和気あいあいと物事に取り組んでいくことができるよう環境を整えたり、フォローやサポートができる、縁の下の力持ち的な役回り。
自らがグイグイ引っ張っていくのも大事だけれど、みんなを盛り立てて、それを見守っていく姿勢も大事だと思うから、そういう資質を磨いていくのには、もってこいなのかなぁーと。。
・副担任
周りへの気遣いの仕方、同じチームでお仕事してる人達とのコミュニケーションの取り方や、率先して情報を共有、伝えていくことの大切さ、連絡事項などに抜け漏れが無いかのチェックや、組織内での動き方や立ち回り方等について、学びになること間違いなしです!
私はそういうの、本当に苦手だったから(今でも苦手)、ものすごく役に立ちました…!!(できるようになったとは言ってない…(笑))
・選択授業の講師
主に資料作成のスキルと、プレゼンテーション能力ですね。。そして、関連事項について質問されても、さっと答えられる臨機応変な対応力。
ポイントは何か、伝えたいことは何か、話を要約して、的確な言葉で伝えるためにはどうすれば良いか…そして、聴いてくださってる方達が、きちんと話についてきているか?理解できていない人がいないか?そういったことをそれとなく察する能力。。
私は、全然まだまだ出来てはないのだけど、少なくとも訓練する良い機会にはなったと思ってます…!!ほんとに。
どんな役割を担うのかは自分次第
人には、得意・不得意があって、その人に合った役割を担うのが、一番幸せなことなんじゃないかなぁ…って思います。
すべての特徴は、長所でもあり、短所にもなり得ると思ってて。。だから、何にフォーカスするかによって、その人の見え方も変わってくるし、それを踏まえた上で、どんなことを身に着けたいかを考えると、自ずと担う役割も見えてくると思うんだよね。
もちろん、苦手なことに挑戦して、人並みのレベルにまで成長させることも大事だとは思うけれど、私個人としては、むしろ得意なことをどんどん伸ばして、それを突き詰めていけば、欠点と言われるようなものは自然と目立たなくなってくんじゃないかな…って考えてる派です。
なので、これから学園に関わっていこうと考えていらっしゃる方には、自分にあった役割、ロールを見つけて欲しいなって思います。
ん?失敗したらどうしようって?…だいじょうぶ!そもそも、バーチャルの世界でボランティアベースで運営されてるんだから、失敗したって、リアルへの影響は一切なし!減給も降格もなし!クビになったりもしません!!
だから、伸び伸びやってみて、もし失敗したら「ごめんね、てへ。」で良いんだよ…気負う必要ないんだよね…(自分にも言い聞かせてる(笑))
春風さんへ感謝を込めて…
さて、記事も終盤に差し掛かってまいりました。せっかくなので、ここで、今まで私を育ててくれた、春風さんへの感謝の気持ちを、ちいさな女の子に戻ったつもりで、そっと、したためておこうかな…と、思います。
私のVRChatでのお母さん。春風ママへ。
いつも優しく接してくれて、本当にありがとうね。
春風ママが見守ってくれてると思うと、失敗したりして落ち込んでるときも、自然と元気になれるんだよ。
私は、春風ママの、いつも子どものこと想ってくれる、優しい目線や、愛情いっぱいの温かい笑顔が、大好きだよ。
そしてね。春風ママから「うちの娘」って呼んでもらうたび、キュンキュンしてる私がいるの。
今まで私が心の中で、ずっと想ってたことは、春風ママの気持ちと、きっとおんなじだったんだね。。
そう、気づいたとき。。
本当に。。本当に、嬉しかったんだよ。。
ママとのツーショット写真(どのアバターもママに似合ってて好き)
春風ママ、いつもありがとう。
そして、これからも、よろしくね。。
貴女の娘、Nagaより 愛をこめて
私のVRChat人生の原点
思えば、私が私立VRC学園への入学を決めたのは、タロ学園長による、2期生募集のこの動画を見たときでした。
2期のときの生徒募集動画。最後の「バイバイ」に注目!!
そして3期も、募集の告知動画を見て、私は自分が入学したときのことを、懐かしく思い出していました。
3期のときの生徒募集動画。タロ学園長の「バイバイ」は健在…!(笑)
次はまた、いつになるかは分からないけれど、4期の募集も、きっと、同じようにあるのでしょう。。
私立VRC学園は、いつでもそこに在る。私達、生徒が、卒業生が、担任が、副担が、講師が、部活動の部長が、生徒会役員が、そして学園長までもが、何かあれば、いえ、何もなくても、いつでも帰って来られる場所として。。
だからこそ、これだけたくさんの人達が、学園に惹きつけられて止まないんじゃないかなって。。そう、思います。。
だって、0期・1期・2期のときには、2、3クラスしかなかったのが、3期ではいきなり6クラスにもなって…ものすごい勢いで生徒数が増えていってるんだもの。。
本当に。学園に、魅力がある証拠だよね。。
そして、とりとめもないおしゃべりや、くだらない冗談から、真面目なお話まで、いつもみんなが集まって、楽しく、ときには熱く語り合える場所。
こんな場所、VRChat内のどこを探したって、なかなかないと思う。。
VRC学園を卒業することができて、そして今も関わり続けることができて、私は本当に、幸せです。。
最後に。。
おあとがよろしいようで。。
…いや、ちょっとまって。こんな変な謎かけで終わらせないで…!!(笑)最後に本音で思ってること、言わせて…!!!
いえ、あのね。。私、目を瞑って生徒さん達を抱きしめながら、
「あぁ…みんな…みんな、良い子たち…」
…って、やるのが夢だったんですけど(どんな夢やねん)、あれ?これVRC学園で副担やったことで、ある意味、夢、叶っちゃった感じ…?(笑)
って思ってるんですよね。。
でも、それだけで終わらせちゃいけない…とも、思ってて。。
それは、春風さんのような先輩たちに、たくさん、たくさん、愛情を注いでもらい、親切にしてもらい、いろいろなことを教えていただいて、育てていただいてきたご恩を、今度は私が、私達が、生徒さん達に渡していきたい…って、本気でそう思っているから。
これはきっと、生徒としてあの2週間を過ごしたみんななら、きっと共感し想いを共有できることなんじゃないかなって思う。。
どう?学園の授業は、級友たちとの親交は、楽しかった?
うんうん。。そうよね。。そうだよね。。
それなら。。
さぁ。。次は、アナタが、学園と関わって。。新しい生徒さん達のために、心を砕く番ですよ。。
そのための環境は、すでに用意されているのですから。。
TO BE CONTINUED ………
……… FOR NEXT TERM STUDENTS !
ご意見、ご感想いただけたら嬉しいです♪