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勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議の負けなし。

プロ野球の名選手、名監督の野村克也さんの言葉やね。

先日、懇意にしているバーテンダーのKさんから、このご時世でも流行っている店って何なんでしょうね?っていう質問があった(SNSのライブ配信にて。便利な世の中になったもんです)。

接客が悪くても流行っている店がある。
接客が良くても流行っていない店がある。
「〇〇さんに会いたいから」っていうヒト検索の時代なんて言われつつある昨今だけど・・・。何なんでしょうね?って・・・。

満太郎は時短営業中にも関わらず、多くのお客さんに毎日ご来店頂いている。ありがたい。

当然、満太郎よりも、もっと流行っている店はあるし、営業していても、流行っていない店もある。

ほんま、何なんやろうね。

飲食店が10店舗あれば10通りの勝ち方があると思っている。

お客さんは千差万別。
お店に行く理由も千差万別。

清潔感がない店で、料理も冷凍食品ばかりで、店主のおっさんが酔っ払いながらやっている店でも、、、
僕は行きたくないなぁって思う店でも、、、

そのお店が常連さんに支えられて30年も続けていたら、十分、成功っていうてもええんちゃうんかな。そんな店あるしね、実際(笑)

売上-経費=利益が成立してなかったら、30年も続けられへんもんね。


飲食店を12年間やってみて、繁盛する店、しない店のことを確率論で語ることはできるけど、「絶対」という言葉は無いと思うのが僕の私見。

まあ、繁盛する店よりも、繁盛しない店を言い当てるほうが確率は高いことが確実やけどね。
※ここでタイトルの言葉やね


ここからは僕の私見。

飲食店の成り立ちを分析してみると・・・

「何をどんな価格帯で売るお店」という<業態>があって、<どんな外観・内装・コンセプト>という<雰囲気>があって、「どこに店があるか」という<立地>があって、「誰がするか」という<人>

業態×雰囲気×立地×人っていう4つの条件から飲食店って成り立っている。

まず、業態の影響は大きいよね。

成立させやすいのは、認知度がある業態を選ぶこと。

牛焼肉屋さんと、サメ肉専門店なら、成功確率は大きく変わるよね。

まあ、サメ肉専門店も、立地と雰囲気と人によって補正はできるから、絶対失敗するとは言えないのが飲食店の面白いところ。

業態 =低価格で高品質で目玉商品もある日常使いができる焼肉屋さん
雰囲気=鳥貴族などのチェーン店によくあるような外観・内装
立地 =乗降客数がめっちゃ多い超駅前の1階路面店舗
人  =ホスピタリティ溢れるスタッフ勢ぞろい

これは限りなく100%に近い確率で繁盛すると思う。
※家賃がナンボ、利益がナンボの話は度外視。あくまで集客の話ね。


これが
業態 =低価格で高品質で目玉商品もある日常使いができる焼肉屋さん
雰囲気=高級ホテルのような外観・内装
立地 =車でしか行けない場所。道路沿いのお店だけど駐車場は無し
人  =ホスピタリティ溢れるスタッフ勢ぞろい

業態と人が良くても、雰囲気と立地が変わるだけで、繁盛する確率は大きく下がると思う。

これは分かりやすい例。
もっと細かい要素の掛け合わせなんよね、実際。

前にセミナーに参加したチェーン店専門のデザイナーさんによれば、入り口に3段の階段があることで集客数は変わるなんていうてはった。

うーん、まとまりがないし、まだまだ書き足りひんけど、、、

今日はこれくらいにしておこう(笑)

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