見出し画像

JA全農長野(全国農業協同組合長野県本部)の採用サイト。
農協などの公益団体も採用サイトを立ち上げるケースが増えてきている。それだけ人手不足・少子高齢化による採用難が現実化しているところだろう。農協に就職というと、たしかに安定感はイメージできるものの、仕事に対することにピンときにくいケースもあるかもしれない。そういうケースは仕事として魅力的にとらえられにくくなる。
これは私のあくまで想像の範囲内だが、そういった背景もあるのではないかと考える。いかに魅力的なお仕事であるか、求職者に振り向いてもらうために採用サイトの位置づけが重要となる。なお、ここで言う「振り向いてもらえる」は、一度訪問して、求職者が能動的に再訪する行為だ。

JA全農長野の採用サイトは「求職者に振り向いてもらえる」サイトになっているのではないかと考える。
なにより印象的なのはポップなインターフェース。「これが農協のサイトなの?」と思った方もいるかも知れない。訪問者=求職者にそのように思わせたら、これはこれでデザインの戦略勝ちだ。

もちろん、キャッチがすべてではない。どんな仕事があるか、どのような取り組みを行っているかについて丁寧に書かれている。加えて、各部署のプロジェクトストーリーでは、初めて挑戦したYouTubeでの取り組みからガス検針のペーパーレス化といった生活レベルまでの取り組みまで、地道ながらも端的ながらも臨場感が伝わる内容だ。
こういった大小の挑戦があり、その現場にいる職員たちの奮闘が読んで想像できる。一読の価値があるコンテンツだ。
求職者(特に当サイトは新卒メイン対象)は仕事をするからには何かしらのチャレンジをしたいと思っている人が大半なので、そういった求職者の心を掴むのであろう。良いコンテンツだ。

職員の紹介などまだ未完成のコンテンツもあるようなので、今後の追加に期待したいところ。


「採用サイトポータル」続々と更新中!

採用サイト制作・デザインの参考に!国内の良質な採用サイト事例を一覧化した「採用サイトの参考辞典」です。
デザインだけでなくコンテンツ・作り方・インタビュー内容等の参考にぜひお役立てください。

貴社の「採用サイト」を診断してみませんか?

・採用サイトを作っているのに応募が来ない
・入社辞退が多い
・入社しても離職率が高い
・求人広告だけではダメなのか

などでお困りの人事採用ご担当の方、
「採用サイト1on1診断」をやってみませんか?

詳しくはこちら▼


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?