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ES(エントリーシート)を「手抜きしてはいけない理由」と「必要な力」

皆さんはESに対して、どのような比重を置いていますか?
私はとても重きを置くべきものだと思います。
多くの人は面接で頑張ればいいという考えを持っていますが、実際にはESの準備ができてこそ、面接が上手くいくのです。

ESを手抜きしてはいけない理由

提出したESは、選考が進むほどにじっくり読まれます。
一次面接では、人数が多くESに目を通す時間も限られてきます。
つまり、とりあえず通過するためのESでは面接で落とされるということです。

なぜなら、面接官はESから、「自己分析の完成度の高い人・低い人」「企業研究ができている人・そうでない人」を見分けることができるからです。
面接対策に多くの時間を割かねばならない!と考えている人は、一度自分のSEを見直し、自己分析や業界研究がきちんとできているか確認してみましょう。

実際にどういうESを書いた学生が内定に至っているのか・・・

ESで必要な力

ESで絶対に必要な力・・・それは「言語化能力」です!!
例えば「~をして、すごく頑張りました!」といった経験談をESに書いている学生がいますが、正直考えが浅いな、という印象です。
なぜなら、「なにを、どのように頑張ったのか」が明記されていないからです。

ESのなかで高く評価されるのは、
(1) 多様な人たちの中でも人間関係が構築できる人
(2) 志望動機が明確である人

(1) は自らの経験から、「何をしたか」の中身をしっかりと話せることが大事である。
もちろん、そのような経験がない人であっても、
自分が経験したことを自分の考えとともに言語化することができれば高評価につながります。

(2) は自己分析や企業分析がしっかりできているかが見られています。
志望動機に関しては、インターンの傘下によってかなり差が開きます。
参加した学生は企業研究が進み、明確な志望動機を読み取ることができます。
また、単に参加するだけでは不十分で「なにをどのように学んだのか」というところが大事です。

言語化能力を高める方法

ES(エントリーシート)を書くときに必要な力、言語化能力。
言語能力を高めるために日常で心がけることをお伝えします。

1. メモを取る
手書きのメモを取るようにしてください。
自分の考えを整理する訓練として有効なのは「書き出すこと」です。
メモを取ることで話の要約力がつきます。
人の話を聞きながら重要なポイントをメモすることは、頭の中で内容を整理して情報を取捨選択する能力を高めるトレーニングになります。
「相手の言葉の量が10なら、そのうち3をメモする」
「キーワードやキーセンテンスだけをメモする」ように意識しましょう。

2. 手書きで日記を書く。
日記はただの起きた出来事だけでなく、その出来事に関して、自分がどう思ったのかを書き出しましょう。
日記を書くことは「記憶を呼び覚ます」「文字を書く」「目で確認する」ことで脳がフル回転し、言語能力を上げるトレーニングになります。
手書きが面倒だという人はTwitterを利用しましょう。
SNSは人に見せることを前提としているので、正しい日本語や的確な語彙を意識することを心がけるようになります。
また、アウトプットを習慣づけるようにすると、人に読ませる文章を生み出すことへの苦手意識が克服されます。

以上の2点が言語能力を、高めるトレーニングです。
ぜひ、実践してみてはいかがでしょう。
また、書いた文章は時間を置いてから読むと、自身を振り返るいい機会になると思いますよ。

ESは、面接官にとっては学生の自己分析や企業分析を図るための指標です。
どれだけその会社に入りたいのか、自分はどのような人なのか、面接をする前にしっかりと企業側にぶつけましょう!

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