「チョコレートとユーモア」

こんにちは。
株式会社イコム、採用Gです。

週の始まりはバレンタインデーでしたね。
こんなところにもコロナが影響しているものかと思わずため息だったのですが、娘がチョコレートをつくるので材料を買って欲しいとせがむのに付き合い、買い物に出かけました。
まだ小学生にも上がらない小さな娘なので、材料といっても用意できたのは溶かしたチョコレートを型直しするプレートのような道具と、そもそもの素材となる板チョコです。
どんなチョコレートをつくるのかと楽しみにしておりましたが、はじめてのチョコレートづくりはコロナに撃沈されるのでした。
手作りのチョコレートを配ってはいけません。
ここで気付く私もどうか?と思いますが、いまはこの時期...当然そうなりますよね。
お家の人と食べる分には問題ないよねと一気に気分を方向転換する娘を見て、肩を撫でおろす父なのでありました。

さて、本日のテーマは「ユーモア」です。
ビジネスシーンにおいても意外に大事なのが、この「ユーモア」というもの。
パッと心を掴むように、人と人の隙間を埋めるようなものがあってそれをお金で購入することができるのであれば、欲しいとは思いませんか?
ビジネスマンの多くは、これを「ゴルフ」というツールに置き換えて対話をするという話をよく聞きますね。
なぜ、経営者になると皆ゴルフをはじめるのか?
想像するに、仕事以外の話題で間を埋める作業を行いたいという心理が働いているのではないでしょうか。
パッと心を掴むように、人と人の隙間を埋めるようなものがあるのだとしたら...それは、本田宗一郎氏のいう「ユーモア」なのかもしれません。
センスはお金では買えないという話があります。
ユーモアも同じく、お金では買えるものではないから、皆欲しがるのでしょう。

「面白い話が苦手だ」というビジネスマンに会うことがしばしばあります。
しかし、勤勉でまじめな雰囲気のある方ならば、ユーモアは直ぐに発揮できるのに...と羨ましくなることがあります。
ユーモア≒ギャップ
ギャップがあればあるほど、面白く笑いが止まらなくなるものです。
逆に、「この人はきっと面白いことが言えるのだろう」と期待をされるような状態にあり、実際にはそう面白いことは言えないという方が辛いですよね。
ユーモアについて少し考えるきっかけとなりました。

「お家の人と食べる分には問題ないよね?」という娘の切り替えにホッと肩を撫でおろしたのは、なにも娘がぐずるのを回避できたからだけではありません。
自分で買ったチョコレートをただ貰うだけなので別に嬉しいことはないのですが、当然ながら私のところにも届くのだろうなと内心喜んで待っているのでした。

娘:はい、お兄ちゃんチョコレート!
息子:おぉ、ありがとう。
娘:はい、お母さんチョコレート!いつもありがとう。
母:ありがとう。手作りなのね。えっ、お手紙付きなのうれしいー。
父:あれ?お父さんには....?
娘:ない。
父:え?どうして?
娘:お父さん甘いの好きじゃないから私が食べてあげたの。
父:そうだね...トホホ。


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