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【盲点】寝不足で太る!?~睡眠時間と糖尿病の関係性~

ぷよーー( ^ω^ )

汗かき薬剤師saitorioと申します。

前回に引き続き今回は、糖尿病、

血糖値関連について解説してみました。


睡眠や寝不足は血糖値と関連してるの知ってましたか?

意外と知られてない内容かと思います。


ちょっと夜に作業を頑張ったり、夜更かししてる人は要注意ってことで、

それでは・・レッツゴー( ゚Д゚)!!!

要点


先ずは、要点から( ^ω^ )

・疫学研究や臨床研究で睡眠と糖尿病には関連があると報告

・食欲増大傾向にある

・糖尿病発症リスクが上昇する

です。

では、詳しく見ていきましょう^^

グラフィックス1


睡眠時間の研究


長年の疫学研究や臨床研究では、睡眠不足や不眠などの睡眠障害が

2型糖尿病の発症リスクを高めるという報告があります。


睡眠と血糖値って一見、関係なさそうなことですよね?

なぜだか、わかりますか?


もしかすると、体験されてる方もいらっしゃるかもしれません(´ρ`)

グラフィックス2

機序


寝不足や不眠などの睡眠障害ではどのような体の状態かというと

コルチゾールの分泌促進や交換神経の感受性が高まってる状態です。


簡単に言えば、ストレスが掛かった状態です(´ρ`)

この状態は耐糖能の低下、いわゆる糖を取り込むインスリンの働きが

上手く機能してないことを意味しており、血糖値の下がりが良くないです。


また、食欲制御ホルモン分泌量変化による食欲増大します。

これは、経験があることではないでしょうか?


試験勉強やバイトで睡眠時間を削った結果、無性に食欲がわくあの現象です。

で、なんか知らんけど太るって結果になるんですよね( ゚Д゚)

グラフィックス3


実験


これは、睡眠不足が血糖値に影響を及ぼすかの実験結果です。


調査対象は、睡眠不足モデルの短期睡眠群の睡眠時間は0.6~3.4時間

健常人モデルの対照群は3.5から8.5時間で比較した結果

短期睡眠群では対照群に比べ、翌日に同じ食事内容でも食後の血糖値が上がり易い

という結果がだされた。


これは、睡眠不足によって血糖値が下がりにくいってことになり、

インスリン抵抗性の原因となる可能性が示唆された。

グラフィックス4


結果


良好な血糖コントロールは得る為のポイントは2つ

・睡眠時間の確保

・睡眠の質の向上

であり、良質な睡眠は糖尿病の状態が改善するという結果でした。

グラフィックス5


まとめ


まとめです。

・疫学研究や臨床研究で睡眠と糖尿病には関連があると報告

・食欲増大傾向にある

・糖尿病発症リスクが上昇する

グラフィックス6


以上です。

いかがだったでしょうか?

ダイエットにも繋がる話で、運動や食事はもちろんですが、

睡眠時間も体重増加には影響があったということなので、

作業はほどほどにして睡眠時間を確保するようにしましょうね( ^ω^ )


食後の血糖値の重要性は過去の記事で解説してますので

そちらも是非どうぞ(+o+)

皆さんの健康の第一歩になれば幸いです。

それでは、ばいばーい(@^^)/~~~

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参考文献:大阪青山大学紀要 2011 4 巻 63-70 J. Osaka Aoyama

University, 2011. vol.4, 63-70





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