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【一曲をより深く理解する練習法!?】

今回はいつもとちょっと
趣向を変えて。

僕が配信している
メールマガジン読者の方
から頂いた

きっと多くの方が
同じく持ちやすいお悩みに
答える回にしたいと思います!

こんなメールを頂きました。

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「私は高校2年
 軽音楽部で
 ギターをやっています。
 
 文化祭にむけ
 日々バンドで練習に励んでいます!

…と言いたいところなのですが、

バンドメンバーは
取り敢えずで
寄せ集めただけ
のような集まりで、
個々の技術は
向上しつつあるのですが
上手くまとまらず…

以前斉藤さんは

「バンドを組む前に
 ジャムセッションしてみよう!」

と言う内容のメールを
送ってくださいましたよね

深く感動、共感しました。

しかし

軽音楽部=バンド活動 という
方程式が成り立っている
集団の中で、今更一から
始めることも出来ず…

貴重な部活の練習時間も
グダグダになってしまい、
ただ時間を無駄にして
しまっています。(>_<)

個人と集団のバランスが
上手く調和した時、
最高のパフォーマンスが
できるのではないかと思います。

流石に高校でここまで行くのは
難しいかもしれませんが、
せめて悔いのないように
活動して行き、皆で
音楽の楽しみを分かち合いたいです

長々と失礼しました。汗

何かアドバイス
頂けないでしょうか?

ジャムセッションでも
生きているような
個人と集団の調和の秘訣
を教えてください!!」

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質問メール引用ここまで。

初回
「まずは個人が突き抜けよう!」

2回
「ウォーミングアップに
 セッションを取り入れよう!」

3回
「周りを見ながら
 演奏する練習をしよう!」

4回
「リズムアレンジをしよう!」

という答えで終了していました。

そしてこの返答シリーズも
いよいよ今回で最終回!

さらに具体的に
どうやって突き抜けるのか!?

について回答
していきたいと思います。

さらなる僕からの回答です。

【曲の一部のコード進行で
 ウォーミングアップ
 してみよう!】

シンプルな
セッション形式の
ウォーミングアップに
慣れてきたら

次はバンドの課題
になっている曲の
一部を使って
ウォーミングアップ
してみてください。

その時

コツとしては

・コード4つ以内の
 簡単な部分を選ぶこと。

・4小節や8小節で
 ぐるぐる循環できる
 部分を選ぶ事。

・難しいキメがある部分は
 最初は避ける事。

こんな基準で
選んでみて下さい。

実は

通しで練習すると
サラッと過ぎてしまう部分も
何度もリズムを止めずに
ずっとグルーヴし続けると

「なぜこういうアレンジ
 になっているのか?」

の大元の発想が見えてきます。

名作と呼ばれる
小説や映画は
味わえば味わうほど
その裏に隠れた
本当のメッセージが
理解できるようになります。

それと同じで

好きな曲の一部分を
何度も繰り返すと
そのセクションに込められた
作曲者やアレンジャーの意図が
よりつかみやすくなります!

また

その時に
ただ漫然と繰り返して
いたのではすぐに
飽きてしまいます。

なので

その部分を使って
簡単なアドリブを
してしまうのです!

アドリブで
メロディやコード進行や
リズムを崩すと

さらに

なぜその部分が
そうなっているのか?

の理由が見えやすくなります。

実は

一曲を深く理解するにも
アドリブセッションは
有効だったのです!!

でも

いきなり曲全体でアドリブだと
なかなか難しいと思いますので

まずは上記に上げた
シンプルな部分を使って
少しずつ
ウォーミングアップ程度に
試していってくださいね。

これにて回答シリーズは終了。

今日も一日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

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