斉藤ベース

【天才アレンジャーの頭の中!?】

たとえそれが
何のヒネりも変哲もない
普通の曲だったとしても。

凄腕のアレンジャー
にかかると
見る間に魅力的な
サウンドを放ち始める!

そんな魔法のような
芸当ができる
天才アレンジャー
の頭の中が
どうなっているか
知りたくないですか?


普通の曲を
劇的なアレンジで
名曲レベルに
変えてしまうのはもちろん。

名曲の元々の良さを
しっかり活かし、
かつ作曲者への
リスペクトを感じる
最高のアレンジができる
いわゆる天才アレンジャー。

こういう天才たちの
頭の中はアレンジ
している時どうなって
いるのでしょうか!?


答えからいきましょう!


【全ての可能性を並べて
 それらをさらに混ぜて
 アレンジしている!】


どういうことなのか?

例えば
普通のポップス曲が
あったとします。

それをアレンジしよう!
と思った時
素人や並みの
アレンジャーは

「この曲が一番
 カッコよくなる
 正解はなんだろう!?」

と自分の中で
しっくりくる
正解のみを探して
アレンジを開始します。

もちろん
それが大当たり!
ということも
確率的にあるでしょうが
なかなかそんな奇跡は
起こらないでしょう。

では天才アレンジャー
の頭の中は
普通のポップスを
アレンジする時
どうなっている
のでしょうか?

実は

【全ての可能性を
 一度出してみる!】

ということをやっています。


「このポップスは
 歌詞を大事にしているから
 静かなボサノバとか
 ジャズアレンジが
 合うだろな〜。」

と、まず直感的に
思ったとします。

そしたら
それをやった上でさらに

「でも逆に
 メタルアレンジで
 歌詞を全殺しして
 シャウトするような
 アレンジも考えてみよう!」

こういう逆転の発想も
持っているのです!


実際に仕事として
採用される
確率が高いのは
前者の方かもしれません。

ご本人もこれはダメだろ!
という感触を持っています。

だとしても


【全ての可能性を
 否定せずしっかり
 認識すること】


これを逃げずに
できることが
天才アレンジャー
の一つの資質です。


そして、
この境地に入った人は
次のレベルの世界にも
突入できます!


【出てきた選択肢を
 混ぜることができる!】


例えば
歌詞を大事にしたいから
基本はボサノバ風
アレンジに決めた。

でも、それだけだと
パンチがないので
極端なメタルアレンジも
取り入れてみよう!

エレキギターで
まんまやると
さすがにうるさすぎて
コンセプトずれするので
アコースティック楽器で
ロックのリズムだけ
取り入れて
サビに混ぜたら
ちょうどいいかもしれない!


こんな感じの
混合アイデアを
まさに一瞬で
考えています。

もちろん
その境地に至るまでに
全ての可能性を否定せず
全て時間をかけて
試しているので
一瞬で一番いいものを
割り出せるのです。


そして
全ての可能性を
引き出す際に
指針となるのが


<6ルーツ
 ミュージックメソッド>

だったりします。


天才アレンジャー
の頭の中がちょっと
見えてきたでしょうか?

ピンときた人は
ぜひ参考にしてみてください。


今日も1日ガツンと
グルーヴしていきましょう!

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