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【味覚と音楽の広がりは似ている!?】

音楽の広がりは
味覚の広がりに
似ている。

子供のころは
ビールをとても
美味そうに飲む
親父をみて
思わず同じものを
欲しがったものです。

僕の親父は
その辺自由だったので
すぐに飲ませてくれました。
(多分小学校低学年
 くらいだったと思う。)

でも

勢いこんで
飲んでみたものの
苦くて臭くてまずい!

あの炭酸と言い
アルコールのニオいと言い
何より舌に絡みつく苦味といい
なんでこんなものを
好き好んで飲んでいるのか
全く理解できなかった!

でも

今では毎晩のように
飲みたくなるのだから
間違いなく僕は
親父の息子です!(笑)

そして

改めて考えてみると
まさに音楽の広がりと同じ。

僕自身
音楽の始まりはJポップ
特にチャゲ&飛鳥だったし
(もちろん今でも大好き!)

やはり

子供にとっての
ハンバーグみたいな
分かりやすい所から
音楽がスタートしています。

その後

ピーマンが食べられる
ようになって

納豆にからしを
入れるようになり

寿司がサビ抜きじゃ
なくなっていく。

この味覚の変遷の如く
チャゲアスに傾倒
していたかと思えば
次は一気に
スティービーレイボーン
を筆頭にブルースロック
に偏って行く。

もちろん

そのまま深く
ブルースに入れ込み
その延長線上で
ジャズに目覚める。

そこで

ラテンやボサノバをしり
そのまま民族音楽にまで
触手を伸ばす。

と同時に

フリージャズという
存在にも気付き
その自由さに憧れる一心で
そのまま現代音楽
にも毒される。(笑)

そして

現代音楽のルーツを
さかのぼる形で
クラシックにも
手を出し始める…。

まぁこんな感じで
どんどん音楽の守備範囲が
現在進行形で
広がっているのです。

ここで大事なのは

「一足飛びをしないこと!」

小学生がビールを飲み
いきなり「ぷはぁ!」
と親父くさいことを
いわないのと同じで

いきなり

フリージャズや
現代音楽を聞いても
普通の人には絶対に
面白さがわからない。

また

分からないからといって
自分の音楽センスに
疑問を持つ必要もない。

味覚と同じで
だんだん変化していきます。

と同時に!

逆側への配慮も大事。

つまり

自分の価値観を
押し付けるようになるのが
一番良くない!

よく見かけるのは
コアなジャズファンが
ジャズ初心者に自分の趣味
全開の音源を紹介
してしまう場面。

普段ポップスしか
聞いていない耳には
そんなの絶対
分からないから!

子供にいきなり
生でセロリ食わせる
ようなもんだから!(笑)

こうして

コアなジャズファンは
同志に成り得たかもしれない
仲間を1人失い
初心者はジャズコンプレックス
を深めてしまう…。

損ばかりだ!

もちろん

ジャズに限った事ではなく
ロックでもファンクでも
ブルースでもクラシックでも
何でも!

コアなファンに
なればなるほど
この傾向が強く出る。

「初心忘るべからず!」

言葉にすると簡単ですが
本当にとても大事なこと。

人間みんな
いきなり唐辛子を
貪れないのです!

しかし

逆に考えれば
大人になるに従って
刺激に慣れ
新しい世界に
足を踏み入れる
資格を手に入れられる!

とも考えられます。

気付けばビールを
喉で楽しんでいるように。

自分の趣味や価値観を
押し付けがちな人こそ
実は世界が止まって
しまっている。

本当に好奇心旺盛な大人は
常に自分の味覚の世界
そして音楽の世界を
広げ続けています!

そんな背中を見せると
他人は勝手に
真似したがるもの。

小学生の僕が
親父にビールを
ねだったように。

極論を言うと
みんな美味いもん食いたいし
美しい音楽が聞きたいのです!

味覚と音楽の広がりは似ている。

常に好奇心を持っていれば
自ずと今の自分に
理解できる美しいものが
向こうから寄ってくる!

そして世界が広がって行く。
これが原理原則のような
気がします。


以上

「 味覚と音楽の広がりは似ている!?」
でした。

ピンときた人はぜひ
参考にしてみてください。

本日もガツンと
グルーヴしていきましょう!

追伸

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