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#12【斬られた漢がアンサー!】意味付けには他者理解

みなさん、こんにちわ!
私が投稿するのは今回が2回目となります。

改めて、私のブログの目的をご紹介すると、
インターン生の荒武さんが指摘した課題に対してお答えしていくことです。
 ・社内で行われること一つ一つに対する意味付け
 ・家族経営から派生する様々な問題
 ・役職や立場を越えた互いの理解
 ・自発的に意味や目的を見つける会社風土
 ・プライベートvs仕事。社内コミュニティの形成
本日のブログでは「意味付け/役職や立場を越えた互いの理解」についてです。

ちなみにインターン生の荒武さんよりブログに対するスキが少なかったってのは・・・どうゆうことでしょう。その理由も考えながら2回目を書いていきますね。

1. わかるよねって前提が間違い


荒武さんが言う意味付けは、参照:#3【インターン生が斬る】やらなくてもいいミーティングはやる必要があるのか?

<荒武の考える意味づけ>
目の前の事象に対して、意味を考え、定義すること。
例えば、全従業員が「何故このミーティングに自分が参加しなければならないのか」を考えてみる。これに答えを見つけ出せて、納得できたら、それを自分事として捉えて、仕事をこなせると思う。

私の答えは、「やらなくていいミーティングはやる必要がありません!」
会社の中で行われるミーティングや社内取り組みは目的設定をきちんとして、それについて十二分の説明と共有をしなければいけないと荒武さんが言うのはその通り。
例えば、ミーティングなどを企画したり始める人は業務経験が長い人が多いわけで、その人は自分の知識や立場から、ミーティングの必要性を感じて開くんだと思います。その時に「他のメンバーも当然に必要性を感じてる」って思い込んでしまっていることってあるんですよね。
特に参加者の一人一人にこのミーティングでの役割を伝えられていない気がします。「このミーティングを通じて他の工程でどんな課題があるかを知って、自分の担当する工程に生かせることがないか考えてほしい。」「技術においてわからないことを積極的に質問する場にしてほしい。」そんな一言が加えられるだけで、当社のミーティングも価値があるものに変化するはずです。

少し話は変わるけど、目的は議論だったのに、気づいたらただの情報共有の場になっているミーティングもよくあるんですよね。今の世の中情報共有のツールはなんでもあるし、せっかく顔を合わせたミーティングなんだったら、同じ場に集まるからこそできることに注力すべきなんです。一つの議題に対してそれぞれの考えをぶつけて議論したり、自分の考えが相手にどう伝わっているかはその場の空気感からもわかります。
情報共有ばかりのミーティング増えれば増えるほど、そこに参加する人はミーティングに対する意味付けをできず、必要なはずのミーティングでも抜け殻のようになってしまうと思います。
斉藤光学製作所では、情報共有はITツールにシフトして、集まる場では議論に特化できるような仕組みに変えていく予定です。

2. お互いに対する共感を!

意味付けの話もコミュニケーションがベースだと思います。まず最初に大切なのはしっかりと相手を理解しようとすることです。10人別々の人に同じことを同じ伝え方で伝えても十人十色。
相手はどのようなタイプの人なのか、その人が目指しているものは何なのか、しっかりと共感をしてみれば、どのような文脈で伝えるのが良いのか、どのような言葉を使うのがよいのか、少しはわかるのではないでしょうか。
経営においても、経営目線、従業員目線それぞれあるでしょう。会社の方針や取り組みを伝えるときに、いくら論理だてて必要性を説明しても従業員からは理解してもらうのは難しいのだと思います。自分が従業員の目線で、「〇〇な考えで働いているとするならば・・・▲▲の伝え方をしなければいけない。」と考えるようにしています。
なかなか伝えてもわかってくれないんだって声をよく耳にしますが、相手に対する共感がまず足りないんでしょう。みんな考えていることや考えの前提になっている価値観が大きく違うということを、自分が思ってる以上に理解できていないんだと思います。

3. 斉藤光学製作所ではどうするのか

なぜこのようなことが当社で起きるのか考えてみると、根本的に信頼関係が構築できていないことが原因ではないでしょうか。課内のメンバーを信頼できていますか?上司を信頼できていますか?自信を持って信頼できていると答える人は少ないと思います。
 だからといってその信頼関係の構築をどうぞやってくださいと任せるのも不可能。そこの間を取り持つのが自分の役割だと思っています。会社の仲間一人一人をまずは私が理解をすること。そして、信頼関係構築のための手助けを自分がしていきたいと思います。
 荒武さんの指摘を踏まえて、社内において相互理解を深めるワークショップ等を行い他者理解の必要性を考えたり、社内情報共有ツールを導入し言葉では補えきれていないコミュニケーションを補完できる仕組みを構築していきたいと思います。

(文責 齊藤大樹)

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