クオリティー・オア・ライブ
Vtuberはこの先生きのこるか。
Vtuberは続けるのがキツい。動画編集、Twitter、ライブ配信。ゲーム実況者6年目の「しくじり学」を例に解説します。
(何分で読める?)3分(約1500字)
ゲーム実況やめました
動画投稿を始めて5年くらい経つのですが、一向にファンが増えません。
原因は毎日投稿しないからです。
毎日投稿しなければ認知されません。ファンが付きません。
でも、毎日投稿するのキツいです。
だからって無編集で投稿すると、出来るのはゴミクオリティのゴミ。
動画の編集は正直キツい。おもしろくない。
そのくせ、無編集の動画が1万再生したりするわけで……。
「やってられっか!!!」
その日、ゲーム実況やめました。
趣味か仕事か
でも、これはプロじゃないからできる選択なわけで。
細々とやってる執筆業でも、あまり考えずに書いた話がサインされる時もあるんですが、それはそれでラッキーと思うことができるんですね。
たぶん、趣味と仕事じゃ目標の立て方が違うんです。
仕事はすべて数字。お金に換算してナンボの世界。
それを趣味に持ち込むからおかしくなるんだと思います。
趣味は、自分ひとりで到達できない目標を掲げるべきじゃない。
他人に左右されるものは目標ではないのです。
例えば、このnote。もう二週間くらい書いています。
私にとって書くことは当たり前に出来るものなので、特に忍耐や踏ん張りは必要ないのです。だから、書くことを仕事にできる。
自分にとっての当たり前が人によって違うから社会が成り立つんです。
動画投稿かライブ配信か
ところが、転機が訪れます。
Vtuberの誕生とそれにまつわる一般ユーザーのVtuber化ブーム。
書き仕事をしているならこれは見逃せません。
Vtuberキャラクターをつくる仕事があるわけですから。
地方のマスコットキャラクターで物書きは無用でした。
ゆるキャラが喋らないからですね。
それにキャラクターデザイナーにウェイトがあったので入る余地なし。
Vtuberの全部が全部そうではありませんが、キャラクターの作成と運用で分業体制を取っているので、そこに入る余地はあるのです。
Vtuberの活動形式で物書きが活躍する場面
・動画制作
・ライブ配信
・Twitterの更新
私はコミュニティラジオ局の番組で台本を書いていました。
パーソナリティにアンケを取って、それを元にホンをつくるのです。
この点はVtuberもあまり変わりないように感じました。
ですが、私は動画編集が出来ません。
作業そのものが面白くないので続かなかったのです。
Vtuberの現場で求められるのは台本づくりと動画編集の両方でした。
動画編集はめちゃくちゃ時間が掛かります。
その割に当たり外れがあって、ファンを増やして維持するには最低3日に1回のペースで投稿を強いられるわけで、そんなの一人じゃ続かないです。
個人でやるならライブ配信一択だと思います。
「らしさ」か「らしくなさ」か
個人でライブ配信一択でやるとしても時には編集した動画も必要です。
過去動画がないと、ユーザの新規参入が難しくなります。
また、動画の数は活発さをユーザに伝える手段でもあります。
この動画の編集をテレビ番組や売れているYouTuber、企業系YouTube番組に寄せて作るのが勉強になるのでオススメです。
らしい番組を作ろうとすると、クオリティの問題が起きます。
クオリティを上げるには時間を掛けるか、技術を身につけるしかありません。これは長い目で見て技術を身につけるのが良いと思います。
やっと技術を手に入れても、それが当たり前の世界で戦うわけでして。
クオリティはブランド力には結びつきません。
重要なのは差別化です。
もちろんクオリティは大事ですが、誰でも出来る技術は強みじゃない。
個人でやるなら、自分の何がウケるのか研究しておきたいです。
いや、クオリティを上げるために勉強するくらいなら、それを自己研究する時間に回した方が良いくらいだと思っています。
らしくない番組で良い。
それは、より自分らしい番組になるということかもしれません。
Vtuberケリンさんの動画。β臭がする。すこ。
まとめ
・動画投稿を趣味でやるなら数字に左右されるな。
・自分ひとりで達成できる目標を掲げよう。
・個人でやるならライブ配信一択。
・自分の何がウケるのか研究し、ブランド力を高めよう。
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