【職種研究】人事の仕事についてまとめてみた
人事の仕事とは
人事といえば、採用のイメージが強いですが、「事業企画」・「採用」・「人事労務」・「研修」といった人と組織に関するすべての仕事が人事の仕事です。
HRBPとは?人材が流動化し、人事も攻めの時代に
最近生まれてきた用語が、HRBP(HRビジネスパートナー)という単語です。日本の人事部という人事関連の情報がまとまったサイトがあるのですが、そこではこう定義されています。
企業の経営層や事業部門の責任者に対し、ビジネスのパートナーあるいはアドバイザーとして、人と組織の面から働きかけやサポートを行い、成果・実績を創出する人事のプロフェッショナルのことです。
もともと人事の仕事と言えば、定型的な仕事が多かったんですが、昨今は市場も人も非常に流動的になったので、人事にも戦略が求められるようになりました。各部門と連携がより求められるようになり、人事の経営に対する価値が認められてきたんですね。
IPAが公開しているIT人材白書2019にでも以下のように語られています。
人材を生かす企業文化と、流動化するIT人材の獲得が、デジタル変革の成否を分ける。
そのため、これまでの人事部長に加えて戦略的な要素をもったポジションはCHROと呼ばれるようになり注目されています。(もちろんこれまでの人事部長も経営を意識した賢い方たちがなっているイメージです。。。)役割の重要性が増したときに新しい言葉ができるのはアルアルですよね。
結局どんな仕事なの?
HRBPやCHROがどんな業務なのか、どんな例があるかはまだまだ日本では事例が少ないと思いますが、以下の記事が参考になりそうです。
・日本の人事部 HRビジネスパートナー(HRBP)
・メルカリは課題解決遊園地。成長を支えるCHROの機能と役割【セミナーレポート】
人事のキャリアパス
Linkedinで人事(HR)のキャリアを歩んでいる人を分析してみました。採用や労務の仕事を中心にキャリアを形成していくパターンが多そうですね。
1.大手企業の中で社内異動
2.キャリアエージェント(CA)から人事職へ異動
3.教育・研修・人事コンサル系職務から人事職へ異動
4.専門職(エンジニアなど)から専門職採用ポジションの人事職へ転職
人事キャリアで気をつけたいこと
小さい会社の人事担当になると、大規模な採用を経験できず、結果として同じ規模の会社の人事としてぐるぐる回ることになってしまい、キャリアチェンジや年収アップが中々難しくなるそうです。ご注意を。
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