11月4回目オケ練:リハ中にゆで卵。
チェロ発表会と同日の夕方から、オーケストラのリハーサルが入っていた。
自分の出番を終えて着替えたら、そのままオケリハ会場のコンサートホールへ向かった。
クタクタなので、リハじゃなければ帰りたかった。
チェロ隊は、私が発表会に出ていた時間にパート練習をしていた。なので私は欠席したが、リハには出ます、と伝えていた。
チェロ隊の皆さん、待っていてくださった。
「夜さん、今日はまた奇抜な格好しているねぇ!ちょっと、みんな来てー。」
流石にドレスは着替えたが、寒いので、発表会の羽織は着ていた。
イメージ的には新撰組が着ている羽織のだんだら模様がなく真っ黒で、くるぶし丈のもの。背中に家紋を模した目の刺繍が入っていて、両脇に蛇を掴んでいるシュールな女の子のプリントが入っている(前回の「発表会」投稿と同じ説明で恐縮です)。
羽織の中は、ダブダブのパンツ。長い裾を折って、ワークブーツを履いた。
女性陣には「かわいい、カッコいい」とモテモテ?だ。
チェロトップMさんには特攻服に見えたらしく「それ系の人みたいにちょっとしゃがんでみて」と言われる。
私も悪ノリするので「こんな感じですかねー♪」とハスに構えてしゃがんで見せたら似合っていたようで、ウケた。
「夜さん、来週の本番衣装はソレで!背中に四露死苦の刺繍入れてきてね。黒マスクにバッテン描いてくるんだよ。トップサイド空けておくから!」
華やかなモーツァルト演奏なのに…。
「楽団始めた頃は、チェロは1プルトしかなかったんだよ。それが、こんなに賑やかになるなんて…。」
感慨深そうに言うご高齢のNさん。
私がみんなに揉みくちゃにされているところに通りかかったヴィオラのIさん。
「チェロは相変わらずわちゃわちゃにぎやかだねー。また夜さん捕まえて遊んでるの?あと10分でリハ始まるよ。」
はーい。
★★★★✴︎
前回同様、ピアコンからスタート。
リハーサルなので、ソリストはもちろん、エキストラの方々も全員参加。
木管金管が入ると迫力が増して本当に豪華だ。
大学オケの頃を思い出して感慨深い。
前回落ちたので、発表会練習と並行して(先生にはナイショ)さらってきた。
拍もキチンと数えて気をつけた。
ピアコン終えて15分間の休憩。
前回の定演本番で昼に食べすぎた反省から、今日の発表会本番前にはおにぎり一個しか食べていない。さすがにお腹が空いた。
私がゆで卵の殻を剥いていると、隣で29番をさらっていたKさん、
「夜さん…何してるの?」と訝しげに聞いてきた。
「お腹空いたから、ゆで卵食べるんです。」
「オケリハ中にゆで卵食べる人、初めて見た…。」
呆れられてしまった。
★★★★✴︎
「では、次に『にく』やりまーす。」
と指揮のH先生。
モーツァルト交響曲第29番…略すと『もつにく』?
焼肉屋さんのメニュー?
私はこの29番の最終楽章が仕上がっていない。
通してみて、改めて出来ていないことを実感。
残り一週間で頑張らないとな。
メインの40番を一通り合わせてリハは終了。
40番は全体練習でかなりやりこんだから、今夜の練習はそんなに時間はかけなかった。
私は最後の1時間はさすがに疲れ果てて、先生の指示が頭に入ってこなかった…。
時計は21時30分を回っている。
明日も早くから仕事なのに、大丈夫かなぁ。
帰宅したらすぐにお風呂に入って寝ることにしよう。