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【選手名鑑】礎世代(現役4年)

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立教大学男子ラクロス部4年生の特集記事。「一人一人を勝因に」というスローガンの下、学生日本一を目指す。礎世代と呼ばれる彼らの舞台裏のストーリーに迫る。
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【選手名鑑 Vol.11 小泉真.貞弘海】
ー引き継がれ、引き継いでいく。彼らが語る立教FOの未来とはー

【選手名鑑 Vol.11 小泉真.貞弘海】 ー引き継がれ、引き継いでいく。彼らが語る立教FOの未来とはー

今回対談するのは、3年FO小泉と、同じく3年FO貞弘。
高校時代から同じ部活動に所属していた二人に迫った。
彼らが語るFOの未来とは。

1.なぜ、SAINTSに

「もう、剣道にはケジメを付けたいと思った。」
と、彼らは言う。

貞弘は12年間、小泉は11年間と、学生時代の大半を剣道に注いできた彼ら。
両者とも県大会出場や全国大会入賞など、華々しい結果を残している。

10年間以上の年月をかけて

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【選手名鑑Vol.10 後藤駿太】ーFOリーダーを担う彼が、自身の原点であるフェイスオフについて語ること。その先にある未来とはー

【選手名鑑Vol.10 後藤駿太】ーFOリーダーを担う彼が、自身の原点であるフェイスオフについて語ること。その先にある未来とはー


「部員のモチベーションの源泉になりたい」

自粛期間のいつかのzoomミーティングで、後藤はこう言っていた。
現在ではチーム内に留まらず、ラクロス界全体にも影響を与える後藤。学連委員長や副将として度々脚光を浴びてきた彼だったが、彼の原点は今までも、そしてこれからもフェイスオフ(FO)というポジションにある。今回は、FOとしての後藤の素顔に迫る。

ラクロスの試合はこのフェイスオフ(FO)をもって

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【選手名鑑Vol.8 津金澤拓】 ーDFに捧げた10年間
。その裏には、彼の徹底した「準備思考」があったー

【選手名鑑Vol.8 津金澤拓】 ーDFに捧げた10年間 。その裏には、彼の徹底した「準備思考」があったー

【ディフェンス(Defense)】:スポーツ競技において、得点されるのを防ぐ目的でオフェンス(攻撃側)の意図を読み、これを邪魔することである。あるいは、守備側のサイドや守備にあたる選手そのものを指す。 (ウィキペディア引用)

『立教DFの礎』 誕生。

今年、立教のディフェンスに新たな規範が誕生した。これまで曖昧だったDFの戦い方を纏めたもので名付けて『立教DFの礎』。

今年のDFコンセプトで

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【選手名鑑Vol.7 星一生】 ー学生コーチとエース。前代未聞の二足草鞋に挑戦する彼の野望に迫るー

【選手名鑑Vol.7 星一生】 ー学生コーチとエース。前代未聞の二足草鞋に挑戦する彼の野望に迫るー

自粛期間、SAINTSで最も大きな決断をした一人の男がいた。

今回の主役、星一生。

ATとして活躍し、昨年はBチームをFinal4に導いた。

そんな彼がした大きな決断とは。
またそれに秘めた想いとは。
現在の胸の内を、赤裸々に語ってもらった。

1、勝因になった実感
昨年、Bチームは全国準優勝という功績を収めた。

Bチーム史上初のFinal4進出に、チームは最高潮の盛り上がりを見せたことは

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【選手名鑑Vol.3 丸田篤幸】 ー学生コーチへ転身した裏側にはー

【選手名鑑Vol.3 丸田篤幸】 ー学生コーチへ転身した裏側にはー

立教男子ラクロス部には150名を超える部員が所属しており、それぞれが様々な方法で部に貢献している。フィールドプレーヤーからゴーリーへの転身、治りづらいとされる怪我など色々な経験をしてきた4年丸田。そんな彼は学生最後の一年間、部に貢献する方法として「学生コーチ」という道を選んだ。彼の秘めた想いに迫る。

悔しい経験中学・高校と一生懸命に部活をやり切ったとは言えなかった丸田。
入学してすぐの4月の新歓

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【選手名鑑Vol.1 高島遊】 Bチームから世界へ ー躍進を支えた職人並みの愚直な努力ー

【選手名鑑Vol.1 高島遊】 Bチームから世界へ ー躍進を支えた職人並みの愚直な努力ー

2020年1月初旬、一人の男がアメリカでの世界トッププレイヤーとの激闘を終えてSAINTSへと帰ってきた。彼は今回のブログの主役である高島遊。新4年AT(アタック)で背番号は6番。今年からチームのATリーダーを務める。U25日本代表のメンバーに選ばれた彼は元旦から7日間、アメリカ・カナダのナショナルチームと激戦を繰り広げた。

ー最初の挫折ー現在では日本代表に選ばれるまでに成長し、順風満帆なラクロ

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