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"花澤香菜(ゾクガミ)"が…!? すぐ帰国する

"幻想(ユメ)"じゃねえよな!?

新曲が聴けるヤッターというのはもちろんですが、

・フェードアウトの懸念すらあった音楽活動の再始動
・4年越しとなる北川勝利さんプロデュースの再開
・「末永く音楽をお届けしていきたい」発言

の3点による喜びが大きいです。

いつしか目立ち始めた中国での活動、ご結婚によるライフステージの変化、今年に入ってからの凄まじいテレビ出演。本業の次ぐらいに大きかったはずの音楽活動、もしかしてかなり優先度下がってる…?
そんな不安の中、待望の新曲『magical mode』リリース(嬉しい動きではあったが中国デビュー曲の日本語版なので単発企画の色が強い)の翌日4月1日=新年度を迎えたタイミングで、所属していたレーベル・SACRA MUSICのアーティスト一覧からお名前が消える大事件が発生。大元のソニー・ミュージックのサイトには存在を確認できたので心停止は免れたものの、いよいよもって音楽活動そのものが軟着陸に向かっている予感が生まれつつあり、気が気でない日々を過ごしていました。もう少なくともかつてほどのペースで新曲やアルバムやライブツアーは望めないのではないか。
…そういった背景もあり、今回の朗報はまさしく救いでした。

プロデュースが北川勝利さん(a.k.a.ROUND TABLE)というのも、特にデビュー以来のファンにとっては大きな朗報であると思います。この方の手腕と人脈でもって作り上げられたアーティスト・花澤香菜の音楽なので。
もともとは2017年のANIPLEX→SACRA MUSICの移籍に伴って解消されたプロデュースでしたが、中国のライブや配信番組で再び共演することが増え、昨年の「かなめぐり」ツアーで正式(?)にタッグが復活。機運が高まっていたところに、満を持しての『Moonlight Magic』ということで、期待が高まります。歴の浅い自分にとっては北川プロデュース時代はすべてが過去だったので、「作詞:花澤香菜・作曲:北川勝利」の文字列をリアルタイムで拝める日が来たことへの感動が大きいです。

そして何より嬉しかったのが、花澤香菜さん直筆のお手紙。オタクが突然死しないための配慮が!の数にあらわれています。思えば「花澤香菜のひとりでできるかな」500回に合わせて「ポジティブな告知をする」という告知の告知がかねてより出されていたのでした。

””積極的に末永く音楽をお届けしていきたいという、前向きな理由””

フェードアウトなんてとんでもない、音楽活動に対するご本人の強い意志を、花澤香菜さん自身の言葉で、文字で教えてくれたこと。ここ2年ぐらい渦巻いていた靄が晴れたような気がします。アーティストとしての活動をコンスタントに継続する30代女性声優がどれだけいるのでしょう。マイクを置いたり、距離をとったり、たまに拾いに来たり、いろんな距離感が選択肢として存在する中で、変わらず握り続ける選択をしてくれた。ならば1リスナーとして応えねばなりません。いつも心に光る棒。夢を見せてくれるうちに夢を見にいこう。幻想(ユメ)じゃない方の夢。


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