解くだけでトレードが上達するローソク足クイズ8選
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解くだけでトレードが上達するローソク足クイズ8選

サイキックス

FX取引でエントリー前に値動きの予測をするためには、必ずといっていいほどチャート分析を行う必要が出てきます。そして90%以上の投資家がチャート分析に使うのが、「ローソク足チャート」です。

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しかし、私たちは本当にローソク足のことを理解できているのでしょうか?
ローソク足パターンの名前や買いか売りくらいはわかっていても、そのローソク足が本質的にどのような売買を表しているのか「ローソク足1本1本の意味」までは理解できていないのではないでしょうか?

【ローソク足に関するよくある悩み】
名前のついていないローソク足をどう分析すればいいのか?
ローソク足は何を基準にみたらいいのか?
ヒゲと実体はどっちのほうが重要なのか?

インジケーターや、テクニカル指標を勉強するよりも
はるかに重要で、先に学ぶ必要があるのが「ローソク足の見方」です。

今から8題のローソク足にまつわるクイズを出題します。
これらのクイズを解くだけでFX初心者の方であっても、「ローソク足への理解」がかなり良いレベルまで深まると確信しています。

この記事は以下のような方に向けて書きました
・ローソク足がさっぱりわからない
・ローソク足パターンについて知りたい
・地に足ついたローソク足分析ができるようになりたい

Q1. ローソク足の「定義」

A〜Dに当てはまる言葉を選択肢から選べ

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【選択肢欄】
①高値 ②安値 ③始値 ④終値

まずは肩慣らし程度に練習問題です。
緑が上昇を示す陽線(ようせん)、赤が下落を示す陰線(いんせん)です。

7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「A 終値」「B 始値」「C 高値」「D 安値」

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【解説】

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始値...ローソク足が始まって一番最初についた価格
終値...ローソク足が始まって一番最後についた価格
高値...ローソク足(一定期間)の中で最も高かった価格
安値...ローソク足(一定期間)の中で最も低かった価格

ローソク足には、「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの情報が必ず含まれています。

ローソク足を時系列に並べばれているローソク足チャートを使うだけで、過去の値動きに比べて現在の価格が高いのか安いのかの「チャートの強弱」、また一定期間でどのような値動きをしてきたのか「値動きの推移」という情報をひとめで理解することができます。


Q2. ローソク足の「中身」

以下のローソク足は正しいか?それとも誤りか?

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7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「正しい」

【解説】

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ローソク足では、秒単位〜月単位まで自由に期間を区切って1本のローソクとして値動きを表すことができます。

区切る期間によってローソク足の名称が異なります。

主にFXで使われるローソク足の期間は、1分足(いちふんあし)、5分足(ごふんあし)、15分足(じゅうごふんあし)、30分足(さんじゅっふんあし)、1時間足(いちじかんあし)日足(ひあし)、週足(しゅうあし)、月足(つきあし)です。

そして今回のように、15分間の値動きを見たい場合、15分足「1本」で表すことができ、1分足「15本」で表すこともできます。

つまり同じ期間のローソク足を見る場合でも、ローソク足はわけたりてたくさんの本数で表示させたり、、囲って少ない本数で表示することができます。

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【ローソク足の期間と使われ方】
1分足
...数秒〜数分単位でエントリーから決済まで行うスキャルピング取引、バイナリーオプションで主に使用される足
5分足...数十分単位のトレード、デイトレでの短期的な値動き確認 1/12本分
15分足...デイトレードで主に使用される足
1時間足...デイトレードで主に使用される足。1番見ている市場参加者が多い
4時間足...スイングトレード、1日の方向感を見るために使われる
日足...スイングトレード、数日間の中の位置、多くのトレーダーがトレードを始めて1番最初に確認する足
週足...数ヶ月間単位の中期トレード、年間高値更新、コロナショックなどの大きい値動きがあった時に見られやすい
月足...超長期取引、ほとんどの場合、方向感を確認するためのみ使われる

Q3. ローソク足の「実体」

以下の3本のローソク足の中から最も強い買いが発生したことを表すローソク足を選べ

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7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、1番目

【解説】

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ローソク足は、ヒゲと実体にわけることができます。

実体とは、始値から終値までの部分(長方形の部分)
ヒゲとは、陽線であれば始値〜高値、終値〜安値、陰線であれば、始値〜安値、終値〜高値(実体からはみ出ている線の部分)になります。

実体よりも上についているヒゲを上ヒゲ、実体よりも下についているヒゲを下ヒゲと呼びます。

この実体部分が大きければ大きいほど、強い買いがあったことを表します(※陽線の場合。陰線の場合には強い売り)。

ここで注意しなければいけないのは必ずしも「強い買いがあった=強い買いサイン」ではないということです。強い買いが発生したからといって、将来も価格が上昇するとは限りません。強い買いが発生しても買い疲れによって逆に下落することは十分にありえます。

ローソク足というのは、過去あったことを読み解くツールであって、すべてが将来の価格を予測に役立てられるツールではないのです。この部分を混同してしまうと、痛い目をみてしまうので気をつけましょう。


Q4. ローソク足の「ヒゲ」

A〜Dに当てはまる言葉を選択肢から選べ

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【選択肢欄】
①強い ②弱い ③ニュートラル(中立) 

7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「A 強い」「B ニュートラル」「C ニュートラル」「D 弱い」

【解説】

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上ヒゲが長ければ長いほど「潜在的な売り」が強い、下ヒゲが長ければ長いほど「潜在的な買い」が強いことを表します。

なぜヒゲが長いほど潜在的な力が働いていることを表すかは、ローソク足を「分解」することで理解することができます。ここで次の問題です。


Q5. ローソク足の「分解」

以下のローソク足を2つにわけると、どんなローソク足が考えられるか答えよ

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【ヒント】いろんなパターンが考えられますが、「ヒゲなし」のローソク足で考えてみるとわかりやすいと思います。

7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、以下のようになります。

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(※今回の画像は一例であり、ヒゲがあるローソク足同士など正解は複数あります。)

【解説】

仮に下ヒゲが長くて実体が小さい陽線をローソク足2本にすると、陰線と陽線に分けることができます。

ここで「ローソク足の内部でどんな売買が行われているか?」を考えてみましょう。

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一度下落した後に下げた分をすべて否定して、それ以上に上昇していることがわかります。つまり、下ヒゲが長いというのは強い買いが発生したことを表すローソク足なのです。

上ヒゲが長い=上昇をすべて否定して、更に下落している=売りサイン
下ヒゲが長い=下落をすべて否定して、更に上昇している=買いサイン

なぜ上ヒゲが長ければ長いほど「潜在的な売り」が強い、下ヒゲが長ければ長いほど「潜在的な買い」が強いことを表すかご理解いただけましたか?


Q6. ローソク足の「組み合わせ」

以下の2つのローソク足パターンのうち、どちらが強い買いシグナルを表すか?

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7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「1番」

【解説】

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2つ以上ローソク足からなるローソク足の組み合わせを「ローソク足パターン」と呼びます。

今回出題したのは①次足が前足の高値安値を包んでいる「包み足」というパターンと、②前足が次足の高値安値を包んでいるローソク足のパターンのこと「はらみ足」というパターンです。

では、なぜ包み足の方が、はらみ足と比べて強い買いシグナルのローソク足パターンと言えるのか?

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はらみ足というのは、前足が次足を完全にはらんでいる状態にあります。前足の値動きから高値も安値も脱することができずに硬直状態になっていることを表しています。

一方、包み足というのは、次足が前足の値動きを包んでいます。つまり、前足の値動きを次足が完全に否定している状態となっています。

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あれ、この包み足という形、どこかで見覚えありませんか?

そうなんです。これは、下ヒゲが長くて実体が短いローソク足を分解した時と形がそっくりですよね。

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ローソク足というのは、見た目が違ったとしても「わける」「まとめる」の2つを行うことで蓋をあけてみたら「同じような売買が行われていた」というのが非常に多いんですね。

ローソク足を見るときには、「わける」「まとめる」の視点(分解と合成)を持って考えてみると、これまで無機質なローソク足の羅列に見えていたチャートが意味のあるまとまりとして捉えられるようになります。

他にもローソク足パターンにはたくさんの種類が存在します。

【ローソク足パターンの例】
包み足、はらみ足、かぶせ足、たくり足、三空、三兵、三法
エンゴルフィンバー、シュリンキングステア

有用なローソク足の組み合わせ(パターン)については、こちらで詳しく解説しています。

参考|FXで勝つためのローソク足パターン22選


Q7. ローソク足の「売買シグナル」

以下のローソク足は買いサインか、売りサインのどちらだろうか?

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7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「買いサイン」

【解説】

Q3(ヒゲの問題)でやった知識があれば、こちらも解けたはずです。

買いサインの理由としては、4つの中ですべてのローソク足が長い下ヒゲを伴うローソク足であり、下ヒゲが長ければ長いほど、潜在的な買い圧力を表すからです。

おそらく今回、一番こんがらがってしまったポイントとして「陰線なのに買いサイン?」という部分だと思います。

実体ベースで下がっていた(陰線)であったとしても、長い下ヒゲが一度下がってから、最終的に上がったという売買の軌跡を表しているので、買いサインとなります。

ヒゲが実体に比べて明らかに長いローソク足の場合、実体よりもヒゲの方がより大きな意味を持つサインとなります。ローソク足をみるときは実体よりもヒゲを先にみてあげるようにしましょう。


Q8. ローソク足の「中身」

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今回も過去の問題が理解できていれば、解ける問題です。

7...

6...

5...

4...

3...

2......

1............

正解は、「間違い」

【解説】

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先ほどのチャートでは、5分足の3本目のローソク足(画像ピンク丸部分)が間違っていて、間違いのままのチャートだと、15分足では、上ヒゲは存在しない状態になってしまいます。

ここで間違えてしまった方はローソク足を「わける」と「まとめる」がまだまだ足りません。チャートで短期足と長期足を何度も切り替えて、「この長期足は、どんな短期足はどんな中身になっているか?」のローソク足を分解して中身を追っていく練習を繰り返しましょう。


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以上、ローソク足クイズ8選でした。
今日学んだローソク足の知識が少しでもお役に立てれば幸いです。

無料でライントレード講座(全3回)も公開しています。よければそちらもご覧ください。

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専業投資家、MQL4のプログラマーとして活動しています。 (BO歴3年 先物、為替歴7年半) バイナリーについて書いたブログ https://ameblo.jp/joop-0/entrylist.html