動き出せば風を生む、「濃霞山」と進水式。
進水式の姿を見ると、「力が湧いてくる」・「感動で涙が出てくる」・「元気になる」など、前向きな声が聞こえてきます。だから、今回は存分に味わっていただきましょう!!
「クレーンの目線」の高台からの眺望。
ここは、JR佐伯駅からもほど近い「濃霞山」です。
濃霞山は、「造船所が見下ろせる公園」。
なかなか他にこういう場所はないですね。
進水のときを待つ様子は、遠目に見ても緊張感があります。
この場所から進水式を見るのは、わたしも何気に初めてでわくわく。
さあ、いよいよです!!
進水!!
美しい。
虹色の紙テープは、不死鳥のように揺れる。
船に吸い寄せられながら、風船が飛びます。
紙テープは船体の曲線から生まれる風の渦に、回転します。
そして、見る者の心にも、風が吹き抜けるような爽快感。
しかし、なんて大きいのか。
造船関係各社、それを支える商店、飲食店。
造船に関係するつながり、その裾野はほんとに広い。
まさに、基幹産業です。
*
この船ひとつが、この町の結晶のようにも見えます。
轟音とともに、錨(いかり)が落ちます。
無事に進水ですね。おめでとうございます!
高台から見下ろす進水式は、いかがでしたでしょうか。
佐伯市のスペシャルな場所、「濃霞山」です。
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