見出し画像

洞明寺の「初大師」大般若会。

画像1

寅さんが居そうな雰囲気が漂うこちらは・・・

佐伯市弥生の切畑地区「洞明寺」の参道入口です。

画像2

2020年1月19日、新年最初の縁日「初大師祭」がありました。

画像3

画像4

地域のみなさんが続々と集まってきます。

鏡割り」がされると、お酒が振舞われます。

画像5

まずは、みなさん参拝から。

画像6

画像7

しばらくすると、子ども神輿が到着します!

子どもたちはご祈祷で屋内へ。

大人は、「次のプログラム」の前に腹ごしらえです。

おしるこを食べ、うどんを食べ、「大般若会」を待ちます。

画像8

大般若経は、約500万字で600巻におよぶ仏教の経典とのこと。

たしかに、何冊も机に置かれています。

画像9

この経典をすべて読むのは、相当な時間がかかります。

しかし、パラパラとめくることで、

読んだこととする「転読」というものがあります。

和尚さんは気合いの入った声でお経を読みあげ、転読されます。

この風景を「大般若会(だいはんにゃえ)」というそうです。

画像10

転読で起きる「」にはご利益があるということで、

この日は地域のみなさんがこぞって、無病息災を祈念されます。

画像11

肩をポンポンと叩いてもらうことも、ご利益ありです。

この日はいい天気でしたので、多くの方がお見えになりました。

画像12

演芸コーナーもあったり。笑

画像13

演芸、おしるこ等々。

地域のみなさんが地元のお寺に集まる仕掛けがあり、

年の始めにお互いの顔を確かめ合う

そんな伝統行事があることは、豊かなことだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?