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自分を高く見積すぎない #2024/12/28日報

年末進行で詰めていた反動で、連休初日の昨日はぼーっと過ごすことをヨシとした一日だった。

11時50分、スイミングスクールに息子を送っていく。家でアンパンマンをみたい息子を連れだすのにはいつも苦労するのだけど、昨日夜「女性起業家が育児と仕事の両立をかなえる方法」というプレゼンを20代の女性たちにしたときに「パートナーに何かしてほしい時はまずビジョン共有から」という話を偉そうにした手前、「2歳の息子にもまずはビジョン共有が必要なのでは・・・」と考え、「早く行こう!!」の代わりに「ぽんちゃん(息子の呼び名)、スイミングいったらアンパンマンのおもちゃいーっぱい拾うやつできるよ。トンネルもあるよ。行く?」と声掛けした。すると息子「いーっぱい??」とその気になり(可愛い)玄関までスムーズに向かってくれて、歓喜。

まあ毎回うまくいくとは思えないんだけど、「早く行かないと遅れるよ」よりは成功率高まりそうな気がする。

声掛けで言えば、よくゆうちゃん(記事参考)に教えてもらって意識していることがあって、「人間の脳は否定形を認識しづらい」という話。「~するな」より「~しよう」を提案する方が理解しやすいので、子どもの声掛けにも有効らしい。

とはいっても「それやめて!」「触らないで!」とか日々めちゃくちゃ言っちゃうのだけど、昨日はこの作戦がうまくいったタイミングがあって、スイミングスクールで走り回る息子に「走らないで!」の代わりに、「ゆーーーっくり歩ける?」と大げさなくらいゆっくり歩く真似をしてみたら、楽しそうにゆーーーっくり歩いてくれた。可愛い。

スイミングスクールでは、夫が息子と一緒に親子スイミングをしている。私はいつも見学席でみてるのだけど、普段はすごく遠いのに昨日は近いところに場所がとれて「東京ドームの天井席からアリーナどセン」くらいに解像度が上がり、推しの丸いフォルムを見ながら時々「可愛い・・・」と声が漏れた。

見学しつつ、年末年始の過ごし方について紙に書きだしていた。まとまった時間があるからこそできること等やりたいことは沢山あるのだけど、書き出してみるとあっという間だ。

長期休暇って、なんで始まる前は「なんでもできる」と思うのに、いざ終わるころには「あっという間だった・・・」となってしまうのか。

30代ともなると、自分のそういう側面にもある程度見切りはつく。だから年末年始にやりたいことは厳選することにした。「どうせこの日は飲むから翌朝は早朝早起きは無理だろう」「この日は家族の休暇に集中したい」などを仮定して、余裕のある計画にした。心なしか、気持ちがほっとする。

こういう、自分とのうまい付き合い方みたいなものを身に着けられるようになったのは、年の功だな。


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