へくそかずら

あらたまの 日光に照る 千本木下の内いらば
山くだし地蔵ならふ 長畑のぼれ ぬばたまの
黒岩しき あだにおかれし道の神の苫屋やぶり
神を神ともおかじ 唐草は宝となりもせざらむを

つぎのよと 千鳥のわかれ ささによひまし
秋風や まどかの月も 山にわかれぬ

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