夏おわる

かも渡り すぎ去りし夏の高野の山々も
青葉を忘れぬ 己が影に梓弓をひけ
数え矢の百番もよしと悟れば、
露も甕にこぼるる黄金となり、酒となり

鬼あらふ夕立が水の去りぬらば明日はと懐かしみ西国街道

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?