知らない

記憶に残っている男達の眼差しは、
愛おしむような目ではなくて、
どうして皆哀しい目なんだろうか。

座り込んだ背中も、この花束も全部青い。

私のどうにもならないこと、iPhoneのメモ。
独りよがりで価値もないものに、価値を付けてくれるのはいつだって他人だな。
文書を読んでこっそり後で泣きましたと連絡が来たことについての話。

いとおしくて抱きしめて抱きしめて大切にしたいのにそういうものって壊れるから抱きしめる腕の強さが分からない
学校で教えてくれなかったな

どこかで生きていて素晴らしく尊い人らよ

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