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「アウトプット大全」を読む

1日30分読書するようにしている。

現在書いているブログの記事を充実させるためにインプットを増やす必要性を感じたことと、双極性障害という病気を患っており、気分を安定させるために読書が良いと聞いたことが理由だ。

始めて10日ほど経つが、今のところ日々読書の時間は作れている。

しかし、読書をしていくうちに内容が記憶にあまり残っていないことに気づいた。

これでは読書の意味が無い気がすると思い、本書「アウトプット大全」を手に取った。

インプットとアウトプットの黄金比は、3:7。
インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすよう意識しましょう。

(アウトプット大全, 樺沢紫苑, 2018, p.29)

これは衝撃だった。

本書を読むまではインプットとアウトプットの割合は、せいぜい1:1で良いと思っていたからだ。

本1冊を3時間かけて読むなら、7時間かけて内容をアウトプットする必要があるということだ。

思っていたよりもアウトプットに必要な時間がずっと多い。

この本では9割がアウトプットの具体的な方法について書かれている。

その方法は「話す」「議論する」「書く」「時間管理する」など80項目から成っている。

これらの方法を使いこなすことが出来れば、なるほど、3:7の黄金比を成立させることは可能かもしれない。

1度読むだけでは内容を活かせる本ではない。

繰り返し読み、実践していく中で血肉になる本だろう。

インプットとアウトプットを効果的に行い、知識を吸収できるようになるためには、場数をこなすしかないのだ。

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