見出し画像

本好きへの入り口はあの世界の名作だった。3月21日。

こんばんは。さいさいです。
毎日note21日目。
先日ふと思ったことですが、
私は出版業界でなぜ働いているんだろう
という疑問が湧いてきました。
これまで、”本が好きだから”と
ずっと言ってきたのですが、
まだまだほかにも理由がありそうです。
そんななかで
本をいつから好きになったかといえば、
おそらく小学1年生のとき。
今日は、そのきっかけのお話を書きます。

◆はじまりは読み聞かせだった

本好きになったのには
母の影響なしには語れません。
というのも、
母がファンタジー好きで
ときたま夜、寝る前に本を読む姿を見ていたから。
そして、私が小学1年生のとき
『ハリー・ポッター』という名作が
世に出るべくして出てきたのです。
もちろん、母も予約して本をGET。
その日のうちに
徹夜で読んでいたのを
今でも覚えています。
そんな母の横で
「そんなに面白いの?」と
聞いた私。
「面白いよ。読んでみる?」と
返事が返ってきました。
ですが、小学1年生の私にとって
漢字のほとんどは読めません。
「これじゃあ、全然わからないよ」
と言った私に対して、
「しょうがないな。読んであげるよ」
と母が言ってくれたのです。
そこがファンタジーへの入り口。
そして本への入り口となりました。

◆自分でも読んでみたい

そんなわけで、
ハリー・ポッターの1冊目である
『ハリー・ポッターと賢者の石』J・K・ローリング
は最初から最後まで、
母が読み聞かせをしてくれました。
今思うと、相当な労力…苦笑
よくお願いを聞いてくれたなと
感謝しかありません。
1冊目が終わったころには、
本への興味も膨らんでいて、
自分でも読んでみたいと思うようになりました。
だから、
私が小学生のときに漢字を頑張って勉強し、
50問の漢字テストで100点を取り続けたのは、
完全にハリー・ポッターのおかげです笑
さすがに2冊目からは、自分で読むようになり、
読み聞かせをしてもらうことはなくなりましたが、
いい思い出としてしっかり残っています。

◆魔法が広がる

本への入り口がハリー・ポッターだったこともあり、
魔法や魔法使いへのあこがれが
すごくあったように思います。
時期は前後してしまうかもしれませんが、
アニメ「おジャ魔女どれみ」や映画「魔女の宅急便」、
児童書「わたしのママは魔女」シリーズなんかも
とても好きでした。
懐かしいな~と思いつつ、
とことん好きなことに一直線な
子ども時代だったなと思ったのでした。
入口は”魔法”というところでしたが、
それが徐々に広がっていき、
学校生活や家族を題材にした本も
たくさん読むようになりました。
自分では体験することのないことを
疑似体験できる。
夢が広がる。すごくワクワクする瞬間が
たくさんありました。
だからこそ、
本が好きになり、
今も本が好きで、
本を仕事にしているのです。
人生ってひょんなきっかけで
道が開かれ
広がっていくんだなと感じる今日この頃。
いろんなものとの出会い
さまざまな人の出会いを大事にして
きっかけを作っていけたらと思います。
それでは、また明日♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?