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書店バイトで知った本屋さんのアレコレ。3月26日。

こんばんは。さいさいです。
毎日note26日目。
3月も終わりに近づいてきていますね。
私の人生のお休みも
あと少しといったところです。
さて、
今日は書店の裏側を少し覗いてみたいと
思います。
というのも、読書会で
書店でのバイトの話が出たから。
ちょこっと懐かしかったです♪

◆今がわかる本屋

私は、学生時代に約1年半
大型書店でアルバイトをしていました。
高校生のころから
本屋さんで働くことがあこがれでした。
だから、初めてレジに立ったときには
なんとも言えない高揚感がありました。
本屋さんのアルバイトは
覚えることが結構あります。
レジのオペレーションもそうですが、
一番のポイントは
話題の本や、本の場所を覚えること。
分野ごとにフロアが分かれていますし、
入れ替わりが激しいので、
常にアップデートしなくては…。
でも、見方を変えれば
トレンドが反映されているのが本屋。
平積みされている本を見るだけで
流行の最先端の人になれるのです!!
今話題の人、今話題のニュース、
今話題のファッションに、今話題の店。
なかなか面白いです♪

◆ラッピングが得意になる本屋

本屋さんの繁忙期っていつだと思います?
夕方、週末なんかがそうなんですが、
一番はクリスマスの前。
絵本が飛ぶように売れるんです。
それに付随してやらねばならないのが
ラッピングです。
可愛い包装紙で本をラッピングし、
子どもたちを喜ばそうとするお父さんたち。
その願いを引き受けるのが書店員です(笑)
この包装紙のラッピングがなかなか難しいのです。
デパ地下の菓子店のお姉さんがやっているアレ。
お菓子だったら箱の大きさが決まっているけれど
本のサイズはバラバラ。
おまけに、子どもにたくさんプレゼントするお父さんの
おかげでサイズの違う本を3冊ラッピングするという
試練もよくあるのです苦笑
そんな試練を乗り越えて、
いつのまにかにラッピングができるようになっている。
家でも無駄に包装紙でラッピングするようになっちゃったりします笑


◆雨の日の本屋

これまで、本屋バイトのいいところを書いてきましたが
今度は、意外なところを。
雨の日の本屋ほど時間が経過しない店はないと思います。
お客さんがなかなか現れない。
そして現れたとしても
本は重いから、
買うのはまたの機会と言わんばかりに
手ぶらで帰ってしまうのです。
だから、店内に流れるBGMのクラシックが
すごくよく聴こえる。
あ、モーツァルト流れてる!ってわかるぐらいに。
そんなとき、
私たちバイトは何をするか。
そう、“ブックカバーの生産工場”と化すのです。
本屋さんに行ったときのことを思い出してください。
「カバーおかけしますか?」
「おねがいします」サッ。←コレです。
レジの裏側にはブックカバーのストックが入っているんです。
それも、6種類くらい。
あのブックカバー、当たり前のことかもしれないけど
人手を使って作っているんです。
1枚の紙を本のサイズに合わせて事前に折っておくんです。
忙しいときには、そんなことをしている時間はありません。
だから雨の日、お客さんが少ないときに
せっせと作業員となるのです。
梅雨のときなんて、生産量がすごい笑
本屋さんのバイトをしているはずなのにな~~と
なんとも言えない気持ちになるのが雨の日なのでした。

本屋バイトに関して話し始めたら
きりがないです。
また、別の機会に第2弾を書いていきます。
それでは。また明日♪

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