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まだ見ぬ大牟田市に思いをはせて... 民芸奥村展2022 に赤穂ギャベを数点出品。

赤穂ギャベは年間に何度か商品を直に触れていただく機会を設けている。

少し振り返ると、事業を始めたのが2019年の夏頃(だいたいこの辺りw)で、潤沢な資金も用意していないので、認知訴求は少しずつできれば良いかと考えており、販路にしても基本的にはオンラインショップと展示会の2つを軸にしていくことは当初から予定をしていた。が、その翌年コロナが状況を一変させる。

展示会は中止や予定変更となり、織り手とのコミュニケーションも慣れないリモートを軸とする環境となっていった。Zoomなどビデオ会議も選択肢であったが、結果的にはMessengerにグループを設けて、コメントが五月雨の状態でやりとりを続けていた。新たな織り手の中にはSNSを利用されていない方もいるので、どうにか続けてもらっている...(今はMessengerからDiscordに移行しているけれど♪)

コロナが猛威を振るう直前(2020年1月)に、岡山県の天満屋にて展示販売とワークショップを行っているんだけれど。綿糸を使って手織りの絨毯をつくる工程を見てもらったり、小さな機を用いて手織りの体験していただくなど、現品を直に手に触れていただく機会は当時から大切な体験なんだわ。

まぁ、この3年間はウィズコロナということから、感染症と向き合うことで、展示会を開催したり、合宿という形で対面で研修や情報交換ができる機会を少しずつ設けるなど、今できるコミュニケーションの場を模索しながらを続けており、そんな中で、展示販売の機会のお誘いを受けることも増えており、タイミングや条件などでお断りをすることも正直あって、周りの人には恵まれているのだと実感している。(あざっす!)

展示販売の機会は、主催が赤穂ギャベでなくても良いし、委託販売という条件で、商品をお預けして販売はお任せすることも過去にも何度かある。そして、今回ご紹介するのは、その一つになる。

民藝奥村展2022 青もの

この夏に「青もの」としたイベントを行うので、藍を用いた椅子敷きをご用意願えないかと、「みんげい おくむら」さんにお声がけいただいた。

おくむらさんは販路の軸をオンラインとされているので、てっきりオンラインイベントだろうかと思っていたら、リアルイベントであって、しかも会場 in the past がかなり洗練されている感じでもあったので、これまで赤穂ギャベが行っていた、古民家など和の空間とは違った様子は非常に興味深く、むしろ展示会関係なく普通に訪問したいような会場であった。…テーマ、会場とも申し分ない。後は赤穂ギャベとして条件に見合うものが提供できるかどうかとなる。

お声がけいただいた時は、岡山での作品展の最中で、有り難いことに期間中に展示品が次々を嫁いでいき、新たな受注も多くご依頼いただく機会となって、おくむらさん用に椅子敷きを準備することが難しい状態ではあったが、何とか藍を用いた椅子敷きとして、オンラインショップの在庫 2点、オンラインでは売り難い図案の 7点、これらをまとめてお任せすることになった。

お近くの方は是非!
(今回、僕は訪問予定がございません♪)

  • 会期:2022年 8月6日(土)から8月28日(日) 正午〜夕方6時まで
    期間中のお休み:毎週水曜日(10日、17日、24日)

  • 会場:in the past
    福岡県大牟田市本町1-2-19 中原ビル1F

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…ちょうどいい機会だったので、「藍」を用いた椅子敷き(赤穂ギャベ)をまとめておいた。


僕のnoteは自分自身の備忘録としての側面が強いですが、もしも誰かの役にたって、そのアクションの一つとしてサポートがあるなら、ただただ感謝です。