
食育コースの活動・秋といえば!さつま芋ほり_202410
こんにちは。ファームインさぎ山の食育コースに参加しているのりひろです!小学2年生の息子(時々、年長の妹も)と食育コースに参加しています。ファームインさぎ山の食育コースの活動内容を参加者視点でレポートします。
目次
ファーム・インさぎ山・食育コースとは?
10月の食育コース活動メニュー
おまけ
ファームインさぎ山・食育コースとは?
3月からの1年間、毎月1回ファーム・インさぎ山の畑で、季節に応じた農業体験をするコースです。
10:00頃集合し、農作業と昼食を食べて13:00前に解散する半日のコースです。昼食で使用する食材は、農作業で植えた食材やファーム・インさぎ山の畑にあるものを使用します。四季を通して「食物を植える、収穫する、食べる」を体験できます。
10月の食育コース活動メニュー
10月は農業体験の定番!さつま芋ほりです!!
当日は爽やかな秋晴れに恵まれ、絶好の芋ほり日和でした。まずはファーム・インさぎ山の畑に集合し、この日の活動についてスタッフのてつやさん、ゆみこさんから説明を受けます。

「みなさん、今日は汚れてもいい洋服を着ていますか?さつま芋から出てくる汁は洋服につくととれません!私は何度服をダメにしたことか…!!」というゆみこさんの体験談にもとづく注意にちょっとビクビクしながら、軍手と長靴を身につけて畑に出発です。

芋ほり前の畑はこんな感じで、つると葉っぱが生い茂ってます。

葉っぱは、虫に食い散らかされていました。農薬を使っていないので、いも虫さんがおいしくて食べちゃったかな。

芋ほりの前にスタップのゆみこさんから芋ほりの実演をしていただきました。

・つるを切って、ひっぱり畑の土が見える状態を作ります。つるを切る作業は稲刈りのかまを使うので危ないです。大人がやってください。
・つるを切ったところを目印に土を掘っていくと、さつま芋が見えます。
・さつま芋は力で引き抜かず、周りの土を掘っていき、最後に優しく土から引き出します。
・さつま芋を見つけた周辺の土も掘って、芋を取り切りましょう!
さぁ、畑に入って芋ほり開始です。

我が家は私がつるを切り、子どもたちがつるを引っ張りました。つるは絡まっているので簡単に引っ張れないです。絵本「大きなかぶ」のようにうんとこしょ、どっこいしょ並みに引っ張ります。

つるを取り除くと土が見えます。いも虫や毛虫?がチョロチョロ。息子は虫を観察しつつどんどん土を掘っていきますが、娘は「芋ほりしたいけど、虫いやだぁ~」となり、芋ほりを眺めているだけでした….。

息子はさつま芋を見つけ、周りの土を掘り、最後は優しくさつま芋を土から出してあげていました。コツを掴んだらどんどん土を掘っていました。
掘ったさつま芋はかごに入れました。みんなで収穫すると、あっという間にかごいっぱいになりました。

ちなみに、一箱で20キロくらいの量になるそうです。この日はかご5つ分の量くらい=100キログラム適度の芋を収穫しました!

畑に戻ったら、1人キロ持ち帰り用のさつま芋を選びました。選んだらはかりで重さを測ります。1キロを大幅にオーバーすると、スタッフから「あ~それはオーバーしすぎですね。選びなおしましょう!」と言われます(笑)息子はさつま芋を4つ選んで一発でほぼ1キログラムだったので喜んでいました。

ファーム・インさぎ山では収穫した野菜を余すことなく使うことを大事にしています。「さつま芋の茎をきんぴらにしましょう」ということで、それぞれ茎の皮むをむき、集まった茎をファーム・インさぎ山の母ちゃんがその場で「きんぴら」にしてくださいました。

その後、さつま芋のつるでリース作りをしました。リース作りはさつま芋の太くて紫色のつるを円形にクルクル巻いていくだけ!大きさも巻く回数も自由で簡単です。

そんなことをしているうちに、お楽しみのお昼ご飯になりました。
この日のメニューは
・さつま芋ご飯
・さつま汁(ファーム・インさぎ山特製みそ味)
・さつま芋の茎のきんぴら

天気も良く、作業後のご飯はおいしいのでおかわりする人続出でしたが、だんだん「芋はお腹にたまる!お腹いっぱい!」という声がちらほら聞こえていました(笑)
お昼ご飯の後は、食器を各自洗い、片付けが終わった方から先月稲刈りしたお米を持ち帰り用の袋に入れました。こちらも自分たちで計量カップを使ってお米を持ち帰り用の袋に入れていき、重さをはかりました。

以上で10月の食育コースの活動メニューは終了です。「お時間がある方は野菜の植え付け作業もできます!」とのことでしたが、快晴でまぁまぁ暑い中での活動だったこともあり、我が家の子どもたちはお疲れモード。最初は「植え付けもやる!」と張り切っていましたが、この日はそのまま帰りました。暑さが落ち着いて秋モードの中で強めの日光を浴びると疲れますね…。
11月は収穫したお米をかまどで炊いて食べる収穫祭です。収穫祭には以前参加したことがありますが、かまどで食べる新米は格別ですよ!次回のレポートもお楽しみに~。
おまけ
9月の稲刈りイベントでご紹介した「はさかけ」した稲はすっかり麦色になっていました。
https://note.com/sagiyama_1997/n/n4eb448e3ce84
はさかけの上にある柿もオレンジに色づいて、すっかり秋の景色でした。

持ち帰りでいただいたお米は、さっそく自宅の土鍋で炊いてみました。新米ならではの、ご飯だけで何杯も食べられそうな甘くておいしい味でした。息子が「味がぜんぜん違う」と言っていました(^^)

最後にゆみこさんが「服につくと取れない!」と言っていた汁の正体は「ヤラピン」という成分です。最初は白く、時間が経過すると黒に変化していきます。自然ならではということで、新鮮な(?)ヤラピンの画像を最後に載せておきます。
