
稲刈りイベント_202409
こんにちは。ファーム・インさぎ山の食育コースに参加しているのりひろです!小学2年生の息子(時々、年長の妹も)と食育コースに参加しています。
目次
ファームインさぎ山・食育コースとは?
稲刈りイベントはこんなことをしました!
おまけ
ファームインさぎ山・食育コースとは?
3月からの1年間、毎月1回ファームインさぎ山の畑で、季節に応じた農業体験をするコースです。
食育コースはお休みした時、スポット開催しているイベントに振替ができます。9月は食育コースはお休みしたので、振替で稲刈りイベントに参加してきました!
スポット開催しているイベントは「じゃらん」やファームインさぎ山のLINEで情報発信しています。
稲刈りイベントはこんなことをしました!
さて、稲刈りといえば、青い空に金色になった稲穂の畑!をイメージすると思います。きっと↓のような感じかなとおもいます。(ファーム・インさぎ山の田んぼの写真;晴れた日)

が!今回の稲刈りは今にも雨が振り出しそうな曇り空。「腕がチクチクしないように着てきてください」と言われた長袖が体温調節にちょうどいいくらいの気温でした。
稲刈りのやり方については事前に動画が共有されます。参加者は事前学習をしてから参加します。
当日はさぎ山ファームの畑に集合し、スタッフのゆみこさんから稲刈りの大事なポイントについて改めて説明がありました。
・稲を刈るカマの取り扱い方
・刈った稲を結ぶひもの結び方

説明を受けたら、田んぼに移動しました。田んぼまでの道も草木が多いのですが、柿が実り始めていたり、春に植えたさつまいもの畑が収穫できそうになっていたりと季節の変化を感じられました。
畑に着いたらカマと稲を結ぶひもを持って畑に入ります。畑の中にロープが張ってあり、1グループあたりどのくらいの面積を担当するかの説明を受けます。3人家族で1週間分のお米の量を、グループごとに刈り取ります。当日は50名ほどの方が参加しており、順番に畑に入っていき、みなさん稲刈り作業を開始しました。

うちの息子はファーム・インさぎ山の稲刈りの参加は3回目。
初回は年長の時。体験的にカマを使わせましたが、親が収穫作業をして、刈った稲を運ぶ作業を頑張りました。
2回目は1年生になったので息子がカマで稲刈りをし、親が刈った稲を結びました。
3回目になる今年は手順も手つきも理解し、ハイペースで稲刈りをし、自分のエリアの稲を刈ったあとは他のエリアにお手伝いに行っていました。

子どもは稲を刈るのが楽しいので、あっという間に収穫した稲の山が出来上がります。これを紐で縛る作業は親の仕事です(笑)。
大人の親ゆびとひとさし指で輪っかを作るくらいの太さで稲を束ねます。稲は収穫したあと天日干しをする過程で水分が抜けて細くなっていきます。干している間に稲が束から落ちてしまわないよう二重に紐を回し、硬結びをします。

稲刈りをしているとポツポツと雨が降り出し、次第に雨粒が大きくなってきたのでスタッフのゆみこさんから「早めに切り上げましょう」という声がかかり、刈った稲を軽トラに乗せ、徒歩で畑に戻りました。

ちなみに、一つの稲穂には約100粒のお米がついているそうです。(下の写真の左側)そして、稲を刈るときに手でつかむ1束(下の写真の右側)には約1500粒のお米=お茶碗1/2杯分のお米に相当するそうです。

有機栽培でお米を育てているファーム・インさぎ山の田んぼは、農薬を使わないので大量のお米を作ることはできません。一粒一粒のお米が貴重なので、稲刈りをした後は畑をよく見まわして、刈りそびれている稲や、紐で結んだ稲の束からこぼれ落ちた稲も残さず収穫することが大事です!
さて、雨自体はザーザーぶりになることなく程なくして止みました。
畑に戻ったら収穫した稲を棒状の「のろし」に逆さまにしてかけます。これを「はさかけ」と言います。はさかけをして、2週間ほど稲を天日干しします。逆さまにして稲を干すことで稲の茎にある栄養分が稲穂の方に移動し、甘くて美味しいお米が出来上がります。

のろしに稲をかけるときは、稲を2つに割って少しねじってから、棒に稲をかけます。子どもたちは説明を受けて「これでいいのかな」という顔で慎重に作業をしていましたが、1回やってみると慣れたようで「もう1回やる!」と積極的にチャレンジしていました。

はさかけは2段になっていたので、上段にかける時は大人がサポートに入ります。

子ども達が積極的に稲を干してくれたので軽トラいっぱいにあった稲はあっという間になくなってしまいました!

今回の稲刈りイベントの作業はここまでです。この日は事前に申し込み(有料)をしておくと、さぎ山ファーム特製のカレーライスを昼食で持ち帰ることができました。

息子はこのカレーライスが大好きです。カレーを受け取った時点で「もしかすると彼は私の分もカレーを食べるのではないか」という嫌な予感がしたのですが見事に的中しました…。私もカレーを食べたいので次回から3個頼もうと思います!
おまけ
田んぼでは秋の虫に出会うこともできます。この日はカエル、コオロギ、バッタを見つけましたよ。
