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食育コースの活動・収穫祭_20411

こんにちは。ファームインさぎ山の食育コースに参加しているのりひろです!小学2年生の息子(時々、年長の妹も)と食育コースに参加しています。ファームインさぎ山の食育コースの活動内容を参加者視点でレポートします。

目次

  1. ファームインさぎ山・食育コースとは?

  2. 11月の食育コース活動メニュー

  3. 里芋のおやきづくり

  4. 火おこしをしてかまどでご飯を炊く

ファームインさぎ山・食育コースとは?

3月からの1年間、毎月1回ファームインさぎ山の畑で、季節に応じた農業体験をするコースです。

https://www.sagiyama1997.com/shokuiku2024

10:00頃集合し、農作業と昼食を食べて13:00前に解散する半日のコースです。昼食で使用する食材は、農作業で植えた食材やファームインさぎ山の畑にあるものを使用します。四季を通して「食物を植える、収穫する、食べる」を体験できます。

11月の食育コース活動メニュー

11月は実りの秋ということで「収穫祭」です。4月に植えた里芋と9月に稲かりをしたお米を竈で炊いてみんなで食べました。

里芋のおやきづくり

最初に里芋のおやきづくりをしました。

まずは下茹で済みの柔らかくなっている里芋をスタッフから受け取り、皮をむいて手で潰して広げます。皮は里いもを指で挟んで皮を引っ張るとスルッとむけるものもあれば、むけないものもあります。加えて里芋特有の粘りで滑るので子どもにはむきにくかったようです。

むきおわった里芋はビニール袋に入れて手の甲で潰して薄く延ばし、スタッフの方に焼いていただきました。

焼き目がついてきて美味しそうな匂いがしているところに、ファームインさぎ山の母ちゃんの特製甘辛タレが登場!シンプルなおやつで、みんな美味しい!と言って食べていました。

その後は畑に入って里芋を収穫しました。

里芋には長い茎の先に大きな葉っぱがついています。葉っぱはアニメのトトロに出てきそうですね。茎の下の土を掘っていくと里芋が出てきました。

里芋は大きな親芋の周りに子芋がくっついています。子芋をとってカゴに入れました。子芋はスーパーで売っているようなサイズ、親指と人さし指で輪っかを作ったくらいの小さなサイズのものもありました。

里芋掘りをしているとスタッフのゆみこさんが「モグラの掘った穴があるよ!」と教えてくれました。

里芋は畑に土を盛ってその中に植えてあり、モグラにとってはトンネルのような形状をしていることになります。子どももたちはモグラの掘った穴に興味津々。あちこちにモグラのトンネルが見つかりました。実際のもぐらを見たことがある人は少ないのではないでしょうか。でも、子どもたちは絵本でよく見ていますよね。きっといろんなことを想像していたのではないでしょうか。

火おこしをしてかまどでご飯を炊く

さぁ、いよいよ今回のメインの体験、竈で炊くご飯です。まずは火起こしです。竈でご飯を炊く時のポイントは「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ、吹いたら初めて火を引いて、赤子泣いても蓋とるな」です。

「はじめちょろちょろ、なかぱっぱ」は火加減のことで、最初は小さな火からスタートし、水が沸騰してきたら火を強くするという意味です。ファームインさぎ山では藁炊きをするので、火の中に入れる藁の量を調整しながら火加減をコントロールします。

スタッフサポートのもと火を起こしからスタート。新聞紙と少量のわらで火をつけて、空気を送ります。火おこしができたら子どもたちが少しずつ藁を足していきました。

藁炊きは火加減コントロールは練度が必要なようで自称「かまどご飯修行中」のスタッフのゆみこさんと農家の息子てつやさんのだと、確かにてつやさんの竈の方が火加減コントロールが上手なようでした!

「中ぱっぱ」が進むと竈の淵から中の水が噴き出てきます。

「吹いたら初めて火を引いて」で、ここで火力を弱くします。ピチピチとした音がしてきたら、これが「赤子泣いても蓋とるな」の合図です。藁を入れるのを止め、火力を落として炊けたお米を蒸ます(10分くらい)。この時間でお米の粘りや甘さ、香りが増しておいしいご飯が出来上がります。

蓋を開けるといい香りが畑に漂い、みんなで炊きたてごはんを頂きました!
スタッフのゆみこさんからクイズが出されました。「今日は2つの竈でお米を炊きましたが、それぞれ違う種類のお米です。1つはファームインさぎ山のお米、もう1つはスーパーで買ってきた南魚沼のコシヒカリです。黄色とピンクのピンをさしたご飯をお渡しします。食べ比べて、おいしいと思ったお米に投票してください!」

結果はこちら。

一目瞭然ですね!黄色がファームインさぎ山のお米です。

食べてみても味の違いがはっきりしているのですが、実は我が家は今回の収穫祭は2回目ということもあり、見た目で答えがわかってしまいました(笑)。よ~く見ると黒い粒がついたお米がところどころにあります。実はこれ、虫がお米を食べた跡=ファームインさぎ山が無農薬栽の証拠でもあります。今年もおいしい新米をごちそうさまでした!

食事の後、持ち帰り用に収穫した里芋を袋に詰めました。

我が家の息子は「小さい里芋はおいしい」とうスタッフのてつやさんの言葉を聞いて小さい里芋を袋いっぱいに詰めていました。息子が持って帰って祖母に渡すと「小さすぎて料理が大変!!!」と言われていました(^-^;

全体が解散した後、子どもたちは里芋の畑で「もぐらの穴あるかな~」とショベルでずっと土を掘っていました☺

12月は餅つきとしめ縄づくりです。1年あっという間ですね。
それではまた次回!

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