龍の閃きにつきましての顛末書

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携帯からの更新失礼する。

昨日の図を詰ませることは出来ただろうか?

初手は▲21飛成しかないが△同玉の後の飛車の打ち場所がポイントだ。

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一間あけて打つ。玉を上がって逃げれば42金で一手詰みであるから合駒をするしかない。試しに△31金合とするが構わず▲32銀と捨てる。

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△11玉なら▲21金と追撃して数が足りているので詰みだ。△32同玉と取るしかないが…

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桂捨てでこじ開けていく。飛車を取れば▲52金、△21玉なら▲32角と繋いで詰みだ。この桂は取るよりないだろう。しかしそこで持ち駒の角が生きてくる。

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▲43角が素晴らしい一着で玉方は飛車を取るしかないが

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金を打って綺麗な詰みあがりとなった。四手目の31に打つ合駒は何でもほぼ同じ手順で詰むことを確認してほしい。桂合だけ少し違うぞ。

▲32捨て〜▲44桂捨て〜▲43角の味を是非とも覚えよう。

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もう一問、ほとんどやることは、変わらないのだが待ち駒を変えると、合駒によって少し難化する。

途中まではほぼ一緒だが31の合駒は角が長い。斜めに効かない駒では攻め方の持ち駒金2枚が強力で早く詰んでしまう。

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同じように32捨てから桂を打つ。

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1問目と違って今度は持ち駒に角がないので△同歩▲43金と打った時に△21玉がしぶとい。構わずベタベタと金を打っていく。

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一見は詰みそうに見えないが▲22金△同玉▲31飛成と精算し▲42角!

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なんだかますます詰みそうに見えないが△21玉に▲22銀がある(ちなみに▲32銀でも別手順で詰む)。

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△同玉に▲33角成でゴールが見える。

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ピヨも参っているようだ。後はどこに逃げても簡単だろう。

2問目は参考程度だが、1問目は暗記でも良いくらいだ。ポイントは初手の飛車切り、多くの囲いの急所は桂馬だ。その後の流れるような捨て駒、ぜひ覚えて使ってみよう!

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