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スパイスと発酵食品で免疫力アップを〜鶏もも肉のオーブン焼き


このnoteでは、健康維持や病気の予防のために”免疫力アップ”を目指し、それに有効だと考える「Spice x 発酵」レシピをご紹介したいと思います。
この”免疫力アップ”のためには”腸内環境を整える”ことが最も効果的だと考えています。
そこで私は、腸内環境を整えるために「抗酸化」・「デトックス」・「冷え対策」をキーワードに、これに効果・効能のあるスパイスをとり入れることを意識することにしました。
また、腸内環境を整える効果が非常に大きい発酵食材を同時にとりいれたいと考え、スパイスと発酵食品を組み合わせたら最強なのではないか!、との思いで「Spice x 発酵」レシピを考えるに至りました。noteでご提案するレシピは、デイリーでカジュアルにとり入れることができるような料理をメインに考えています。
使用するスパイスは揃えやすく扱いやすいものを中心に心掛けています。
普段の食事にスパイス・発酵食品をカジュアルにとり入れ、美味しく楽しく食べることで免疫力がアップし健康維持・病気の予防につながることに貢献できれば嬉しい限りです。
そんな、心と体が喜ぶようなスパイス料理をぜひ!


こんにちは!

今回ご紹介の「Spice x 発酵」レシピは、ヨーグルト&スパイスに漬け込んだ鶏もも肉をオーブンで焼く、ちょっとお手軽な一品になります。
インド料理のタンドリーチキンやチキンティッカのようなイメージでしょうか。
多くみられるチキンティッカとは異なり、ココナッツ(ミルクパウダー)を使って南インド風に仕上げてみました。

遂に9月となりましたが、まだまだ暑い日々が続きそう。
そんな、まだまだ夏を感じる毎日に合うような、ココナッツの夏らしい爽やかな一品です。
スパイスはカルダモンとシナモンで、これまた爽やかさを増してみました。
しかし、ココナッツはミルクパウダーを使っているので、どことなくまろやかでクリーミーさも感じ、とても美味しいです!
ぜひお試しいただきたい一品です。

なお、ココナッツは滋養強壮に効果が高いので健康面からもオススメです。
そして、鶏肉はタンパク質源ですね。
鶏肉は良質なタンパク質が豊富に含まれていますし、タンパク質は免疫細胞に必須の材料ですのでしっかりと摂ってくださいね!


それではレシピをご紹介します。
レシピご紹介後に、今回使用のスパイスや発酵食品が免疫力アップ(腸内環境を整えること)に期待できることを簡単にご説明しますね。

==================================鶏もも肉のオーブン焼き

2020-08-28 23.10のイメージ

Ingredients
(2-3人分)
鶏もも肉・・・300g

A
- にんにく(すりおろし)・・・小1
- しょうが(すりおろし)・・・小1
- 青唐辛子・・・2本
- ココナッツミルクパウダー・・・大1
- ブラックペッパー・・・小 1/4
- ヨーグルト・・・大5
- レモン汁・・・小2くらい
- 塩・・・適量

B(パウダースパイス)
- カルダモン・・・小 2/3-小1
- シナモン・・・小 2/3-小1

Instructions
1. 鶏肉を一口大に切る。青唐辛子はみじん切りにする。
2. AおよびパウダースパイスBをボウルに入れてよく混ぜ、1の鶏肉も加えて混ぜ合わせる。3時間以上漬ける。
3. 200℃のオーブンで20分焼く。(フライパンでもよいと思います!)

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ココナッツやヨーグルトやレモンを活かそうと、使用するスパイスの種類を少なくすることを意識しました。
青唐辛子が地味に良い仕事をしてくれています! 
クリーミーさとの相性が良いんだと思います!


さて、今回使用のスパイスについて。
スパイスは多様な有効成分を含むものが多いですが、免疫力アップの視点から腸内環境を整えることに有効に働くところに言及しますね。
(各種スパイスの詳細はまた別途記事にしたいと思います。)
⚫︎青唐辛子:血行をよくするため体が温まり、免疫力をアップさせることに役立ちます。強い抗酸化作用をもつファイトケミカルであるカロテノイドの一種カプサンチンを含みます。
また、抗酸化作用に有効なビタミンAとビタミンCも豊富です。
⚫︎ブラックペッパー:ブラックペッパーに含まれる”ピペリン”という成分には、免疫力向上や抗酸化作用が期待できます。また、便秘解消効果やデトックス効果もあります。
⚫︎カルダモン:抗酸化作用や整腸作用があります。
⚫︎シナモン:抗酸化作用や整腸作用があります。血行をよくして体を温める効果もありますので、冷え対策に貢献します。

ちなみに、抗酸化作用とは、簡潔にいいますと、体を老化させたり、病気を引き起こしたりする「活性酸素」の働きを、予防したり防いだりする働きのことです。
なお、にんにく・しょうがも抗酸化作用をもっています。しょうがは体を温めることでも免疫力をアップさせます。私のレシピでは、にんにくとしょうがは基本的には毎回使うように意識しています。


それから今回使用の発酵食品、ヨーグルトについて。
ヨーグルトは、牛乳に乳酸菌を加えて発酵させた発酵食品で善玉菌の乳酸菌が豊富です。
善玉菌は健康に害を与える細菌を腸から追い出し、消化をよくして、健康を取り戻してくれる可能性があります。
乳酸菌は糖類を分解して乳酸を産生する菌で、その乳酸が腸内環境を弱酸性にすることで弱アルカリ性を好む悪玉菌を生息しにくくし、その結果、善玉菌の割合を増やし腸管の免疫力を高めてくれる、腸内環境を整えてくれるのです。

なお、ヨーグルトを選ぶ際は、プロバイオティクス・ヨーグルトを選ぶとより良いです。
(プロバイオティクスは、生きたまま腸に届いて腸内環境を整える微生物やそれを含んだ食品)
「生きたまま腸まで届く」、などと言われるアレです。
プロバイオティクスヨーグルトは大量の善玉菌を含んでいるのです!

また、ヨーグルトについてのちょっとお得な追加情報なのですが、ヨーグルトはそのものよりも、ホエイ(上澄み液)の方が痩せ菌優位の腸内環境になるらしいですよ!いつかホエイを活かした調理をしてみたいですね。
追々、自家製ヨーグルトを作って料理に活用していきたいとも計画しています!

ですが、、、ちなみに、私はヨーグルトをあまり多用しすぎないよう意識しています。
結論だけ申しますと、ヨーグルトは乳酸菌による効果も高いですが、誰の体にも合うわけではないですし、何より”カゼイン”という成分のマイナス効果も、個人的には懸念しているからです。
などなど、ヨーグルトについては色々あるのですが、、、これについてはまた別途記事にしてみたいと思います。

最後に、レモンも強い抗酸化作用をもつビタミンCが豊富!


普段あまりない出会うことのないタイプのチキンのオーブン焼きだと思います。
鶏肉料理の候補の一品にぜひ入れてみてくださ!
きっと新しい美味しさに出会えると思います、オススメです!

美味しく楽しく食べて健康をアップデートしていきましょう!


最後までお読みいただきありがとうございました。

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