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自分を大事に出来ない人は他人も大事に出来ない

こんにちは、さいとです。

普段はエンジニアをしながら、兼業でカウンセラーをしています。

あなたは自分に厳しいタイプですか?それとも優しいタイプでしょうか?

この前、こんなツイートをしました。

昔うつ病で会社を半年くらい休んだことがあるんですけど、その時の経験をもとにしたツイートでした。

当時の僕って、結構自分に厳しかったんですよ。

何でも自分で出来なきゃ駄目とか、言われたことは全部引き受けなきゃいけないとか。

その時は「自分もこれくらい頑張ってるんだから、他の人も頑張れよ!」とか、「なんでこんなことも出来ないんだよ!」とか、とにかく他人にイライラしてました。典型的な

自分の理想を他人に押し付ける

ような人間だったんですね。

それで会社を休んだ時に、色々と自分を振り返りました。なんでこんなに頑張ったのに、うつになんてなってしまったのかとか、この先どうやって生きていこうとか。

そこで心理学と出会ったわけなんですけど、気づいたことは「自分の基準を他人に押し付けてはいけないし、他人はコントロール出来ない」ということです。

僕の話はそれぞれの価値観の違いを大事にしようという考えを大事にしていますが、この話も価値観の違いが出てきます。

例えば仕事に関しても、人生の全てを仕事に捧げるような人もいれば、プライベートと仕事を分けて考えて、ほどほどに仕事すればそれでいいと考える人もいるんです。

しかし昔の僕は仕事さえ出来ればそれで良いという人間でした。なので典型的な

仕事が出来て昇進すれば全てが幸せになる


と考える社畜タイプで、その考え方を皆に押し付けていたんです。

その結果は悲惨です。自分の基準を他人に押し付けて、自分に出来ることが他人に出来ないとストレスが溜まる。こんな考え方で生きていたらどこかで限界が来ます。

そこで今回の話に繋がるんですが、「自分に厳しい人が他人にも厳しく接してしまう」ということは良くあります。

もちろん、会社員であればその会社の規約があるので、最低限守るべきルールはあると思いますが、自分の仕事に対しての考え方まで他人に押し付けてしまうと、逆に自分が苦しむことになります。

それに自分がどれだけストイックに頑張っていようとも、他の人はそこまでストイックになれるとは限りません。なので「自分がこれだけ頑張ってるのに、他の人は頑張っていない」という考え方は危険です。

そしてもう一つ大事なことは、

自分を甘やかすことは悪ではない

ということです。

自分に厳しくし過ぎると、他人にも同じような接し方しかできなくなってしまいます。適度に自分への優しさを持つことで、他人への優しさも生まれます。

普段の自分への接し方が、他人との関わり方にもそのまま出て来るからです。

それにずっと頑張っていると、休むタイミングを逃します。

頑張りすぎてもストレスが溜まる一方なので、努力と休息のバランスを適度に取らないといけません。

そして頑張りがちな人も、休みがちな人も、どちらも自分なりの基準を持って生きている訳なので、どちらが良い悪いということはありません。

その自分の考え方を他人に押し付けず、適度にバランスを取りながら、お互いの気持ちを理解していくのが大事です。

自分の事を大事に出来るからこそ、他人を理解して、大事に出来るようになります。まずは自分の事を大事に出来ているか、適度に甘やかせているか、一度振り返ってみると良いかもしれません。


最後まで見て頂いて、ありがとうございました。
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