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【番外編】「南アフリカと日本の農業起業家のビジネス交流プロジェクト」その②

さがみこファーム代表山川です。前回に引き続き南アレポート第2弾です。

今回のプロジェクトの日本チームの参加者は5名です。
皆、とてもユニークな活動をされているので、ひとりひとり紹介します。

1.内藤祥平さん(株式会社日本農業 代表取締役)
日本の農産品を海外に輸出すると共に、数百ha規模の自社農園でリンゴ栽培を手掛けるなど、大規模展開を図る気鋭の農業経営者。コンサル出身で流暢な英語を操り、ヒゲ面でワイルドな雰囲気が漂っていますが、会って話すとお茶目なところもあり、人懐っこくていい人です。最近、高校の同窓であることが発覚し、更に親近感。

2.平田尚晃さん(株式会社マイファーム)
全国で体験農園事業などを手掛ける農業ベンチャーで、「アグリイノベーション大学校」という教育事業を担当されています。大学で水稲栽培を学び、ナミビアに協力隊として赴任経験があるチャレンジャー。ニコニコ朗らかな雰囲気が印象的ですが、野球部出身で、心は熱くて曲がったことが嫌いな一面が、お酒を飲むと顔を出します。

3.小原祥嵩さん(株式会社このほし 代表取締役/ハバタク株式会社 共同代表)
秋田県の五城目に居を構え、ローカルとグローバル(東南アジア・アフリカ)の両面で、資源の地域循環事業、教育事業等を展開するソーシャルアントレプレナー。キノコの菌床を使った生分解性の梱包材を開発する等、事業構想・実現力と、対人関係構築力のバランスが絶妙です。最近、子どもが生まれて、娘Loveなよきパパの一面も。

小原さんも今回の南ア滞在のレポートをNoteで書いていたので、こちらもぜひご覧ください。

4.井上隆太朗さん(株式会社井上寅雄農園 代表取締役)

長野県でハウスのイチゴの観光農園事業を展開すると共に、ウェブ上で農業支援プラットフォームを手掛ける若き経営者。オランダで住み込みで施設園芸を学び、その経験とネットワークを自社事業に活かすなど、好奇心と学びの意欲が凄いです。独特の感性と、少年のような心を持っていて、飲むと踊りだすノリの良さも。


内藤さん井上さん平田さんが30歳、小原さんが40歳で、ぼくは46歳で最年長。農業分野は年配者が多いので、あまり自分の年を意識していなかったですが、一回り以上年下かと思うと、もうそんな年になったのかぁ、と軽いショックがあります苦笑

日本チームの参加者は純粋な農業者というより、独自の視点を持って、新しい農業のあり方を切り拓いていこうとチャレンジしている人たちばかり。
南アチームはもちろん、日本チームとも今までオンラインでしか会ったことがなかったので、これがリアルでの初顔合わせです。改めてみるとぼく以外はみんなメガネですね(@。@)

プログラムコーディネーターは国際教養大学の工藤尚悟准教授。サステナビリティ学が専門で、秋田とアフリカを行き来しながら、異なる風土にある人同士の交流から生まれる"通域的な学び(Translocal Learning)"というコミュニティ開発の方法論の構築に取り組んでいる今回のプロジェクトの仕掛け人です。10代でNZに留学した経験から、オールブラックス好きの一面も。

ロジ周りでは国際開発センターの研究員の宇津木絵さん、安田満希さんが随行します。
アフリカ開発の第一人者の長尾先生は、今回は随行しないことになりました。残念。。


今回このメンバーで現地11日間を過ごしましたが、南アチームはもちろん、日本チームのメンバーとより密な関係を築けたのはプロジェクトの大きな収穫です。農業分野でありながら、それぞれ得意とする領域やアプローチが異なるので、お互いから学ぶことが多かったです。今後新たな展開につながる予感がしています。(つづく)

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