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SBGスタッフブログ【隔週土曜更新】

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SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
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#SBG

さがみこベリーガーデン、プレ会員募集中!!

さがみこベリーガーデンは相模原市で初となる農業と太陽光発電のハイブリッドによるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園です。 現在養液ポット栽培で33種類・1000本以上のブルーベリーを育てています(今後は50種類まで拡大) 私たちは、中山間地の集落で耕作放棄地を借りて再生し、農園を営んでおります。地域に配慮しつつ、コロナ禍にあっても、密を避け、大切な人とゆっくり楽しんでいただくため、完全予約制・会員制農園としています。 現在、2022年6月OPENに向けて「プレ会

当たるも八卦、当たらぬも八卦

東京では3月14日に桜の開花宣言が発表されましたが、これは記録的な早さとなった2021年と並ぶ記録だそうです。この分ではブルーベリーも早く収穫できそうです。開園日をいつにするか?悩ましい問題です。 ところで、桜の開花には「600℃」の法則というものがあり、次のようなものです。 桜の花芽は、開花前年の夏にはできています。それが秋から冬にかけて、生長しないように休眠状態に入って年を越します。そして充分に低温刺激を受けた後に気温がぐっと高まった段階で休眠から目覚めます。これを「休

パタゴニアとさがみこファーム

みなさん、パタゴニアという会社ご存知ですか。アウトドア派なら一度は着てみたい、使ってみたいと思うアウトドアグッズのメーカーです。 と言っても、私はパタゴニア社の回し者でも何でもありません。 パタゴニアは、Columbia、The North Face、K2、mont-bell等々、数あるアウトドアブランドのひとつなのですが、いまここでわたしが敢えてパタゴニアを取り上げたいと思った理由は、パタゴニアの創業者であるイヴォン・シュイナード氏が先日「地球が私たちの唯一の株主」と題する

さがみこベリーガーデンのブルーベリーでお酢作り 前編

こんにちは、さがみこファームの小出です。 今日はさがみこベリーガーデンのブルーベリーを使ったお酢づくりを紹介します。 さがみこベリーガーデンでは今年400kg超のブルーベリーが収穫できました。スムージーや商品開発用に多少のストックをしています。 今日はそんなブルーベリーを使ったお酢づくりの様子をご紹介します。 来年からはブルーベリーの収量も大きく増える中で、何か面白いものが作れないかなということでの試作です。 現時点ではそれほど難しくはないと感じていますので、ぜひご自宅で

SDGsを叫ぶ「LOUD & PEACE」に弊社代表山川勇一郎が登壇!

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 9月17日に株式会社オオスミ主催でSDGsを声高に叫ぶロックなイベント『LOUD & PEACE』が横浜市のみどりアートパークで開催され、スピーカーの一人として参加してきました。 第1回目の今回のテーマは「食」。 映画「もったいないキッチン」の上映会にはじまり、基調講演にNPOアニマルライツセンター代表理事の岡田千尋さん、続いて8人のスピーカーが登壇し、それぞれの活動を発表、その後パネルディスカッションを行うという丸1日のもりだくさ

ソーラーシェアリング下での営農記録(2022シーズン)

こんにちは。さがみこファーム・マネージャーの小出です。 今日はソーラーシェアリング下での営農の記録を記載しようと思います。 ソーラーシェアリングについて調べてもらうと色々な事例や記事が出てきますが、ソーラーシェアリングの失敗例として「太陽光発電メインで、営農が疎かになってしまう」という事例が多いようです。 ソーラーシェアリングの第一人者である千葉エコ・エネルギー株式会社代表取締役の馬上さんによると、「ソーラーシェアリングを始めた農家のうちおよそ1割が3年間で自主的に撤退」

質問にお答えします

みなさん、こんにちは。 6月18日、はじめて迎えたオープン初日。いろいろ準備が間に合っていなかったり、慣れないお客様対応、ハラハラ・ドキドキでしたが、それからあっという間の2か月。その間、来園者のみなさま、地元自治体、地域の方々に支えられ、無事にブルーベリーシーズンを終えることができました。ありがとうございました。 来園者のみなさまからは、ご意見や質問をたくさんいただきましたので、今日はその中からいくつかお答えしたいと思います。 Q:33種類のブルーベリーを育てているそうで

自治体の脱炭素化計画にソーラーシェアリングを位置づけよう

こんにちは。さがみこファーム代表の山川です。 今、SAGAIGO BERRY GARNDENでは、ヌイ、アーリーブルー、レカ、デューク、レガシーといったノーザンハイブッシュ系の早い収穫期のブルーベリー達が収穫期を迎えています。100円玉大の大粒のものもあります。観光農園オープンは来年なので販売はしませんが、今来れば味見もできるかも!?基本的に土曜日はOPEN FARM DAYとして開放していますのでぜひ足をお運びください!(※要予約) さて、今日は農業ではなくエネルギーの

初めての収穫

ブルーベリーが初めて収穫できました。 それは2021年6月7日の午後のこと。農園を見廻っていると、ブルーベリーが色づいています。一粒つまんで口に入れると、さわやかな酸味と甘さが口に広がりました。うまい! 実は、不安でした。こんな育て方で美味しいブルーベリーはできるのだろうか?何しろ経験も知識も何もない所から始めたので、自信などあろうはずもありません。でも、これで一安心です。親ばかというか親の欲目かもしれませんが、色、形、味共いいと思います 改めて見回すと、いくつかの品種で

耕作放棄地を耕作放輝地に!わたしたちのチャレンジ

農水省発表のデータによれば、日本の農業従事者は1985年552万人だったものが2017年には181.6万人まで落ち込み、平均年齢も66.7歳となっています。 また、日本全体の農地面積は約450万ヘクタール、そのうち1割弱の42万ヘクタールが耕作放棄地だそうです。相模原市も似たようなもので市内の農地740ヘクタール中、津久井地域を中心に約60ヘクタールが耕作放棄地だと言われており、市でも耕作放棄地対策協議会を設置して対策に取り組んでいます。 なんだかこんな現実を見せつけられる