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SBGスタッフブログ【毎週土曜更新】

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SBGのスタッフ4人が毎週書いたブログをまとめています。
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#山川勇一郎

さがみこベリーガーデン、プレ会員募集中!!

さがみこベリーガーデンは相模原市で初となる農業と太陽光発電のハイブリッドによるソーラーシェアリング型のブルーベリー観光農園です。 現在養液ポット栽培で33種類・1000本以上のブルーベリーを育てています(今後は50種類まで拡大) 私たちは、中山間地の集落で耕作放棄地を借りて再生し、農園を営んでおります。地域に配慮しつつ、コロナ禍にあっても、密を避け、大切な人とゆっくり楽しんでいただくため、完全予約制・会員制農園としています。 現在、2022年6月OPENに向けて「プレ会

「未来の危機に対して、人間は行動を変えられるのか?」

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 今日は「未来の危機に対して、人間は行動を変えられるのか?」というテーマについて書いてみたいと思います。 結論から言えば、人間は未来の危機に対してなかなか行動を起こさないので、「楽しい」切り口で共感を広げ、事業を通じて社会変化を起こしていく必要があるのではないか?ということです。 ニュースでは連日、政治家の裏金問題が報道され、ウクライナもパレスチナの戦争も収まる気配がありません。一方、日本株は空前の株高で、NISAなどの個人投資は過

新年のご挨拶2024(さがみこファーム代表山川勇一郎)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 昨年は、相模原でソーラーシェアリングのプロジェクトを始めてから4年越しでさがみこベリーガーデン(SBG)をグランドオープンした記念すべき年で、ひと夏で延べ1,100名を超える方にご来園いただきました。 おじいちゃんおばあちゃんと3世代で来られたり、ペットと一緒に来られたり、ご夫婦だったり、お友達同士だったり、小学校の自由研究の題材にしたり、と思い思いに楽しみ、「楽しかった!」「来て良かった!」という声をたく

さがみはらSDGsアワード2023 市長賞受賞!!

こんにちは。さがみこファーム代表の山川です。 今回、「さがみはらSDGsアワード2023 市長賞」を受賞いたしました。 受賞式では緊張して言いたいことが言えなかったので苦笑、改めてここに書きたいと思います。 私たちは、相模原市の山間部・青野原前戸地区で、ソーラーシェアリングによる会員制ブルーベリー体験農園「さがみこベリーガーデン」を運営して4年余りになります。 ここは以前まで耕作放棄地でしたが、現在は36種類1,100本のブルーベリーの摘み取りが楽しめる体験農園として今

SDGsを叫ぶ「LOUD & PEACE」に弊社代表山川勇一郎が登壇!

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 9月17日に株式会社オオスミ主催でSDGsを声高に叫ぶロックなイベント『LOUD & PEACE』が横浜市のみどりアートパークで開催され、スピーカーの一人として参加してきました。 第1回目の今回のテーマは「食」。 映画「もったいないキッチン」の上映会にはじまり、基調講演にNPOアニマルライツセンター代表理事の岡田千尋さん、続いて8人のスピーカーが登壇し、それぞれの活動を発表、その後パネルディスカッションを行うという丸1日のもりだくさ

農業における「体験」の意味について

こんにちは。さがみこファーム代表の山川です。 さがみこベリーガーデン(SBG)は連日たくさんの会員で賑わっています。今年は梅雨明けが早かったからか果実の成熟も早く、摘み取り体験は8月21日が最終日。ぜひウェブサイトからご予約の上お越しくださいね!! さて、今回は農業における「体験」についてお話をしたいと思います。 SBGでは「体験」を重視しており、夏のブルーベリーの摘み取り体験を軸に、様々な体験の提供を行っています。 SBGの「体験」には大きく次の2つの意味(意義)があり

『諦めない』

さがみこファーム代表の山川です。 事業をしていれば、小さなものから大きなものまで、しばしばトラブルに見舞われることがありますよね。 事業とはトラブル対処の連続であり、トラブルのない事業などありません。 ただ、そうしたトラブルに見舞われた時こそ、その人の真価が問われる気がします。 言うべきことは言い、受け入れるところは受け入れること。 冷静に、粘り強く、自分と相手のことを考え、安易な妥結ではなく、建設的に落としどころを探ること。そして決して諦めないこと。 諦めなければ、

SBGはなぜ「会員制」なのか?

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 今は6月18日の観光農園オープンに向けて準備の真っ最中。スタッフたちが連日畑で作業をしています。 さて今日は、SBG(さがみこベリーガーデン)はなぜ「会員制」という形を取っているのかについて話をしてみたいと思います。 一つ目は、地域と自然への配慮です。私たちは3年余前にこの土地と人と偶然出会い、そこからこのプロジェクトをスタートさせました。以来、様々な形で地域の方に助けていただきながら事業を進めてきましたが、当然のことながら地域には

『さがみこベリーガーデン』公式ウェブサイトがオープン!~春のイベントを一挙ご紹介します!!

自然エネルギーと大地の恵みをシェアするブルーベリー農園『さがみこベリーガーデン』公式ウェブサイトが3/18にオープンしました。 『さがみこベリーガーデン』のウェブサイトでは ・各種体験イベントの告知・予約 ・夏の摘み取り体験の告知・予約 ・農園の最新情報 ・プレ会員と法人会員の申込 ・関連商品のオンラインショッピング(秋以降) などができます。農園情報はこちらをチェックしてください。 4月、5月も注目イベントが既にUPされています。ちょこっと情報を紹介します。 4月9

発電事業者である前に、農業者であること。

さがみこファーム代表の山川です。先日、農業関係者、経営者、研究者などからなるグループが視察に来られました。 その中で、長野県在住の方がいらして、「八ヶ岳山麓では太陽光関連のトラブルが頻発している。どのように地域と関係を築いているのか?」と質問を受けました。 「一言では答えられないのですが、」と前置きをした上で、いくつかのエピソードとポイントをお伝えしました。 私が特に重要だと思うのは、「発電事業者である前に、農業者であること。」です。 実はそれは当初から意図したもので

「ホンモノのSDGsを目指そう。」

「さがみはらSDGsパートナー」の一員になりました。 一昨日、相模原市が主催する「さがみはらSDGsパートナー」の授与式に出席させていただきました。 本村賢太郎相模原市長とも意見交換させていただきました。市長と並んで写真を撮ったり、一応それっぽいこともしました(^^)。さがみはらSDGsパートナーは既に500社以上が認定されているようで、SDGsに対する関心の高さが感じられました。 せっかくの機会なので、私たちのSDGs観について、少しお話したいと思います。 そもそも

新年のご挨拶~さがみこファーム代表山川勇一郎

新年あけましておめでとうございます。 オミクロン株のまん延の不安を抱えながらの2022年の年明けとなりました。 さがみこファームは、約3年の準備期間を経て、いよいよ今年6月に会員制の体験型農園「SAGAMICO BERRY GARDEN(さがみこベリーガーデン)」をオープンします。 ここまでの道のりは決して平たんではありませんでしたが、たくさんの人に応援いただきながら、事業を一歩一歩進めてまいりました。プレ会員も12月末で締め切り、実に348人、674口の応募をいただきま

農水省「みどり戦略」を自分なりにひも解いてみた

さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 農水省が今年5月に「みどりの食料システム戦略」(通称:みどり戦略)を発表しました。 大目標に「食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立をイノベーションで実現」とあります。全部読んでみましたが、なんだか難しい言葉が並んでいてすっと頭に入ってきません。農文協の解説本も読んでみました。ちょっと理解できました。 ぼくなりに解釈すると、気候変動問題を解決するために、「農業分野を脱炭素化しましょう」という戦略です。 現代社会の私たちの暮ら

エネルギー基本計画とソーラーシェアリングの可能性

こんにちは。さがみこファーム代表の山川勇一郎です。 今日は国のエネルギーの根幹を決める「エネルギー基本計画」についてのお話です。 私達は親会社のたまエンパワーで地方自治体や企業の脱炭素化の支援も手がけているので、そっちの観点から話をしてみたいと思います。 さて2021年10月22日、国の電源構成を決める第6次エネルギー基本計画が岸田内閣で閣議決定されました。 昨年、菅前総理大臣が2030年CO2マイナス46%、2050年CO2ニュートラルを宣言、遅ればせながら日本もよ