見出し画像

協力隊おすすめ書籍紹介4選【息抜き回】

今日は、超個人的な青年海外協力隊おすすめ書籍をご紹介します。派遣前の方はぜひ!

①小泉武夫のミラクル食文化論

協力隊員が暮らす地域には、虫を食べる文化を持つところが少なくありません。アフリカ隊の同期からは、蟻入りクッキーの話をよく聞きますね。他にも意図せず蟻入り食品を食べていることも(取り除くのが面倒になるようで)。ちなみに我が任地、貴州省も以前はトンボをタンパク源にしていたそうです。

こちらの本の序盤ではラオスやインドネシアをはじめ各国での昆虫食について述べられています。任地へ行って体当たりで挑むよりも、栄養や背景などを知ってから味わってみるのも良いかもしれません。私は読んだときに無性に無印良品のコウロギせんべいが食べたくなりました。

昆虫食の他に火、灰、酒、カビ、塩、茶について。

世界の納豆、ホンオ、キビヤック。

塩蔵、干物などの保存法。

どうです?もやしもん世代の方々、血が騒ぎませぬか?

隊員間の雑談でも、魚や蛇、猿などの真黒い干物はあるあるネタで、ハッとさせられました。また、『批判すべき食文化』という言葉にも考えさせられます。
任地の食生活と胃腸の調子について思うところがあったのですが、こちらの本を読んで腑に落ちました。

②世界の愛らしい子ども民族衣装

世界の伝統衣装の写真集です。中国の場合、ミャオ族に関して丁寧に説明されています。柄や模様に込められた想いなども。
これから派遣される方は、おそらくですが同期隊員がこれらの服を着て青空の下でたそがれている写真を拝む日が来ることでしょう(弦楽器を弾いている亜種も。総合的に青背景が異様に多いことが特徴)。来る……きっと来る……!カシオミニをかけてもいい。帰ってきてから読んでみるのもおもしろいですよ。

③仕掛学―人を動かすアイデアのつくり方

派遣前訓練でも紹介される本です。この本をヒントに、活動先のツールを整理したり、ゴミ問題に取り組む人も。訓練期間に読んでいる人が多い印象です。我が生活班(派遣前訓練では生活班という15人くらいのグループを組むのです)の中でも回覧されていました。個人的には、子どもを持つ人や、片付けが苦手な配偶者を持った人にも勧めたいです。鍵をなくしちゃう人とかにも良いかも。オフィスの共用デスクの整理整頓で活かされているのを見たことがあります。うまく運用されていましたよ。

④FACTFULNESS(ファクトフルネス)

言わずと知れた名著でしょうか。もうとっくに読んだよ、なんて声も聞こえてきそうです。こちらも訓練中に回覧されたり、どこからともなく現れて談話室(生活班の共有スペース)に置かれているような本です。地域の図書館では600人待ちのようです。古本でも全然安くなっていません。人気が高い本ですね。読みやすいと感じました。
最初にクイズがあるのですが、私はまんまと不正解ばかりでした(協力隊の同期たちはきっと高得点だとおもいます)。

画像1

予約受付中です(o^―^o)

よろしければサポートをお願いします。多くのとき、お腹を減らしています。